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ミスティックロアが連勝でオープン入り!《会報2024-19号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
5月25日 京都競馬 第10レース 桃山ステークス(4歳以上3勝クラス・ダート1900m)において、ミスティックロアが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
横綱相撲で未完の大器が遂にオープン入り!次は重賞獲りへ!
昨年末から2勝クラスでは連続で2着と惜敗した後、三度目の正直で勝利し同クラスを突破したミスティックロア(牡4・栗東・矢作芳人厩舎)。休養明けで迎える一戦となる今回ですが、帰厩後の追い切りでは併せ馬の予定にもかかわらず暴走してしまう等、相変わらず難しい面をのぞかせていました。それでも直前の追い切りで臨戦態勢が整ったことをアピールする動きを披露し、これまでスケールの大きな走りとポテンシャルを見せてきた同馬は単勝2.1倍と抜けた1番人気に推されます。しかしながら、JRAのダート3勝クラスはレベルが高いと言われ、昇級戦では壁にぶつかり苦戦を強いられるケースも多いもの。期待と不安が入り混じる中、ゲートに収まりました。
無難なスタートを切った後、少し促されながらもマイペースで進む同馬は、先行争いを演じる他馬を先に行かせ、11番手程の位置で1コーナーをカーブします。やや縦長の展開となる中、向こう正面では砂を被らず気分良く進んでいきます。3コーナーの途中で満を持してアウトコースから進出を開始すると、勝負所ということもあってムチが入る馬もいましたが、涼しい顔で大多数の馬を捲り、どんどん位置取りを上げていきます。最後の直線を5番手で迎えますが、勢いがついたミスティックロアはこの時点で逃げ馬を射程圏内に捉えていました。さらに加速すると残り200mで先頭に並びかけ、後は交わすだけと思われましたが、なんと内から一緒に上がってきた1頭が食らいつくように脚を伸ばしてきました。距離をロスしながら勝負所で自ら動いたミスティックロアに対し、インコースでじっと脚を溜めてきた同馬の差し脚には余裕が見えましたが、地力と勝負根性で勝るミスティックロアはこれを許さず、もうひと伸びを見せると、クビ差を最後まで守り切って1着でゴール。見事4勝目を挙げ、オープン馬の仲間入りを果たしました。
レース後、騎乗した坂井瑠星騎手は「前回より出来は良かったですが、休み明けの分明らかに緩さがありました。ただ、パドックで少し歩けましたし、返し馬が終わってからも少し歩けました。気性面の成長をすごく感じることができて収穫のあるレースでした。大外を回し過ぎだと先生に怒られるかもしれませんが、かぶされる危険もあったのでねじ伏せる方がいいと思いました。早めに先頭に立つのが嫌でしたし、休み明けの反応の悪さもあってモタモタしましたが、抜かれる感じはありませんでした。良くなっていますし、使ってさらに良くなるのは間違いないと思います」と振り返っていました。
また、矢作調教師は「うまくいきました。登録が出た時にメンバー的に負けられないと思っていましたし、上がっていった時に大丈夫だなと思いました。スタッフは使い詰めは良くないので大事にいってフレッシュな状態で育てたいと言っていますし、その通りだと思います。ただ、今日のように休み明けの緩さがありながらぶん回して勝てるほどオープンは甘くないので、いい緊張感を持ちながら牧場と連携を取り、間隔を長く空けずに競馬を使っていくのが理想だと考えています。3勝クラスは普通は壁がありますが、この馬には通過点です」と話していました。
着差こそ小さかったものの、力の差を見せつけた強い競馬を見せて3勝クラスの突破に成功しました。この後は脚元や馬体の状態にもよりますが、矢作調教師は7月のプロキオンステークス(GⅢ)への挑戦を考えているようです。相手関係は一気に強化されますが、ポテンシャルでは同馬も引けをとらないはず。まずは無事に、というところですが成長曲線が緩やかであることも考慮すると今後が楽しみでなりません。今後もミスティックロアに温かいご声援をお願いいたします。
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