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【タイムトゥヘヴン】
重賞初挑戦で好走! 悔しい2着に見えた豊かな将来性

タイムトゥヘヴン 2021/1/17 京成杯 2着

2021/1/17 京成杯 2着

3歳初戦、初重賞にして、1枠1番。年明けから縁起のいい並びとなったタイムトゥヘヴンは、運を逃してなるものかと果敢に先頭に立ちました。前半1000mが63.7秒のマイペースに持ち込み、直線は馬場のいい外を選択して押し切り態勢に入りましたが、インをズバッと突いたグラティアスにかわされてしまいました。

M.デムーロ騎手は「乗り難しいところがありましたが、ハナに行ったらリズム良く走れました。思っていた通りゆっくりとしたペースで運べたので、自信を持って馬場のいいところを選択しました。ルメール騎手に内からうまく乗られてしまいましたが、僕の馬もしっかり走ってくれています。1頭になって直線でフワフワしていましたが、前に馬が見えてからはまたファイトしてくれました」と振り返っていました。

戸田博文調教師は「前走の時計で走れれば勝てていたので力負けだとは思っていません。クラシックに出すだけでなく勝ちたいと思っているので、あまりレースで消耗戦させずにクラシックへ向かいたいと思っています」と先を見据えました。

2着に敗れたとはいえ、未勝利勝ち直後の一戦であることを考えれば、十分に素質は示しました。まだまだ幼く、今後の伸びしろは計り知れません。賞金を加算したことで、夢と期待を持ってクラシック戦線へ向かっていけそうです。

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