弥永が見た!椎名が聞いた!

2021年1歳馬
激アツ馬体診断

弥永 明郎「馬サブロー」トラックマン
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椎名 竜大DMMドリームクラブ

BANUSY1歳馬のとっておき情報をお届けすべく、ホームページに特設コーナーを設置いたしました。
今年は競馬専門紙「馬サブロー」の弥永明郎トラックマンに馬体診断をお願いしました。
業界屈指の相馬眼を持つ「競馬界のゴルゴ13」から、ドリームクラブの椎名が本音を引き出します。
切れ味鋭いコメントがマイホース選びのヒントを与えてくれるはずです。

年齢表記は2021年時点でのものです。

弥永 明郎(やなが・あきお)

デイリースポーツ「馬サブロー」トラックマン。グリーンチャンネル中央競馬中継のパドック解説、トラックマンTV、MONDO TV 最強馬券師決定戦!競馬バトルロイヤルシリーズなど、各媒体への出演多数。狙った穴馬は決して逃さない「競馬界のゴルゴ13」で、卓越した相馬眼(馬の能力・資質を見抜く能力)の持ち主として知られる。業界歴は長く、騎手から調教師、馬主に至るまで人脈は幅広い。

椎名 竜大(しいな・たつひろ)

DMMドリームクラブ代表代行、DMMバヌーシー情報管理担当。某スポーツ紙の元記者で予想のウンチクはお手の物だが、馬券は詰めが甘い。現在はコロナ禍でトレセンに入れなくなったが、牧場には毎週足を運んでおり、所属馬の状態チェックはもちろん、ライバル陣営(&馬券)の情報収集にも余念がない。

  • 関東馬
  • 関西馬
  • 雄大な馬格にダービーの夢を託す Majestic Quality 2020

    マジェスティッククオリティ2020

    2021年7月14日撮影

    社台ファーム・吉田浩敏氏

    現在は厩舎の廊下で人を乗せて、手綱を引かれなくても騎乗者の指示で動けるところまで来ています。来週には調教厩舎に移動して、ロンギ場に入れてハッキング等を教え込んでいきます。ここまでは順調で、特に問題はありません。気性はかなり前向きですが、悪いことをする感じはありません。男馬でなおかつ馬格もあり、攻めていけそうな馬体をしているのは強みかなと思っています。自分の意志を持った馬ですが、我が強すぎることはないですし、国枝厩舎に決まったのも心強いです。クラシックを狙っていきたいですね。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    今年は念願かなって弥永さんに馬体診断をしてもらうことになりました。美浦トレセンに行った時は所属馬の動きなどを評価してもらっていましたが、今はコロナ禍でそれも難しく…。リモートという形ではありますがお受けいただき、ありがとうございます。

    弥永

    昔から知ってる椎名の頼みならしょうがないな。ギャラは取っ払いの300万でいいぞ。

    椎名

    さすが、弥永さん、通貨単位を言わないのが優しさですね。安い通貨で300万、お支払いしますよ。

    弥永

    わかった、わかった(笑)。早速いくか。これはいつの映像? 7月14日か。すごく重厚感があるね。パッと見で500kgくらいありそうだね。1歳の7月だったら、今の数字が競馬での体重になりそうだね。

    椎名

    この時点で486kgです。映像だけで見抜くとはさすがですね。いい馬でしょう? 馬っぷりの良さには自信があるんですよ。今をときめくエピファネイア産駒です。

    弥永

    エピファネイアは種馬として絶対当たると思ってたんだけど、意外とボリューム系よりシャープ系の方が走ってるんだよね。皐月賞を勝ったエフフォーリアはボリュームとシャープのいいところを兼ね備えているんだけど、この馬は形を見ると距離はマイルくらいの感じかな。

    椎名

    個人的には第二のエフフォーリア!って、思ったんですけど(笑)。より重厚感がある体形ってことですね。

    弥永

    歩き方を見ると左のトモが内に入っているけど、これはよくあるケースだし、特に欠陥ではない。さばきも硬くないし、背中は短いけどお腹が長いから距離もある程度は持つ。全体感は悪くないし、ある程度の数は勝てると思う。悪くない馬だよ。

    椎名

    クラブとしては、国枝先生でダービーをと思っているんで、もう一声ないですか?(笑) セリで高値がつきましたし、牧場の評価も高いんですよ。

    弥永

    いいって言う人は多いかもしれない。ただ正直、この馬は評価が難しい。相当いいのか、なかなか良くなってこないのか、どっちとも取れるんだよ。だから、成長したらまた見てみたい馬だね。大物感はないことはないし、ひょっとしたら相当な馬かもしれない。走ったらやっぱりなと思うけど、走らなくてもやっぱりなと思うんだよ(笑)。ただ、もし芝で結果が出なくてもダートに行けば問題ないと思う。首差しも太いしな。でも、そこまで頭は重たくないし、体幹もしっかりしてる。うーん、やっぱり評価が難しい。

    椎名

    弥永さんがそんなに悩むのは初めて見ました。それだけ可能性を秘めた奥のある馬と解釈しておきます。いい方に変わってきて、「やっぱりな」と言ってもらえるのを楽しみにしています。

    弥永

    そうだな。まあ、走らなくても「やっぱりな」って言うんだけどな(笑)。

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    噂の2億円ホースの半姉の評価は!? Lovely Bernadette 2020

    ラブリーベルナデット2020

    2021年7月15日撮影

    社台ファーム・吉田浩敏氏

    先週からトレッドミルでの運動を開始しました。体重は460kgくらいあったんですが、今は放牧地での運動を制限しているので少し減ってしぼんで、また戻ってきている段階です。馬体の水っぽさが徐々に抜けてきていますし、余計な肉が落ちた今の方が動きやすそうです。騎乗馴致はこれからになりますが、洗い場の練習などは問題なくこなしていますし、全体的に賢い印象を受けます。初仔だと、どうしても馬体を見ながらちょっとずつ進めていくことになるんですが、この馬は初仔でも馬格の不安がないのがいいですね。弟はセリで高く評価されましたし、この馬にかかる期待も大きいです。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    弥永

    この馬を馬主さんと牧場で見たら、買うのを勧めるかもしれない。もちろん、値段の折り合いがつけばってことになるけど、悪くないキズナだよ。

    椎名

    いきなりパワーワードが出ました(笑)。この馬は1歳下に父ハーツクライの牡馬がいまして、今年のセレクトセールで2億円の値を付けたんですよ。落札したのは、今をときめく藤田晋さんでした。この診断は全頭、父名と写真、歩様動画だけで見てもらっているんですけど、さすがの眼力を見せてくれますね。

    弥永

    随分と上から目線じゃないか(笑)。まあ、そういう予備知識はなかったけど、このキズナの仔はいい部類だと思う。こうやって背中が短いんだけど、結構お腹にゆとりがあるし、少し外向気味だけど気にするほどではない。皮膚も薄いしね。

    椎名

    キズナはいろんな条件であらゆる馬が活躍していますが、どのあたりに特徴があるんでしょうか。母の父のストームキャットが出ているという話はよく聞きますし、僕もそうなんじゃないかと思っていますが。

    弥永

    特徴は硬さなんだよね。この硬さが苦しくない程度に出れば可動域が広がるからいい。歩き方はすごくいいね。それから背中から腰にかけて膨らみがある。もっとボリュームが出てくるね。トモの面積も悪くない。

    椎名

    弟も高く評価されましたから、お母さんはいい子供を出す繁殖だと言えそうですね。この馬はセレクトセールの時点で購入が決まっていましたから、弟が競り上がる度に「おっ、おっ」と声が出ました(笑)。

    弥永

    キズナの産駒は初年度から注意して見てきたけど、いいなと思った馬は結構、結果が出てる。全般に瞬発力勝負に弱いのが弱点だけど、個体が良ければある程度までは行くよ。

    椎名

    お墨付きをいただきました。いやー、楽しみになっちゃいますね。

    弥永

    念のため言っておくけど、馬は走ってみないとわからないよ。それだけは釘を刺しておく(笑)。

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    募集は終了しました

    堅実無比のスピードスターとなれ Eraclea 2020

    エラクレーア2020

    2021年7月14日撮影

    ノーザンファームYearling・山花幹也厩舎長補佐

    夜間放牧を継続して行っており、加えてウォーキングマシンと鞍つけ馴致を行い、いつでも育成厩舎に移動できるようにしています。すごく聞き分けが良くて頭のいい馬で、非常に順調に進められています。セリが終わって疲れが出るかと思ったのですが、そういうこともなく引き続きいい状態をキープしていますし、馬体を維持する心配はしなくていいかなと思っています。イヤリング厩舎ではロンギ場での運動までになってしまいますが、できることはやって育成厩舎に引き渡したいと思っています。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    こちらは当クラブ初めてのリアルインパクト産駒になります。

    弥永

    まとまってるね。リアルインパクトは競馬に行っていいよね。こういうタイプは大物感より、最初から競馬で楽しめるタイプで、その点は魅力だろうね。

    椎名

    馬体的な特徴はどうですか? 個人的には体がパンと張りつめていて、結構好きなタイプなんですけど。

    弥永

    まず、すごくまとまりがあるね。お腹がポッコリしてるけど、それはこれから乗り込んでいけば変わってくるだろうから全然気にならない。体を半分に分けると、どちらかというと後より前の方が強いか。見た目はズバリ短距離のダート。距離は1400mくらいまでというイメージがするけどね。

    椎名

    パワフルな印象がありますし、ダート適性が高いというのは納得ですね。とはいえ、アウトラインがきれいな感じもしますし、芝でもやれるんじゃないかという思いもあるんですが。

    弥永

    リアルインパクト産駒は瞬発力がそんなにないけど、ワンペースで持続力のある走りをする。急加速を求められない芝1400mなんかはいいだろうし、洋芝の適性もあるだろうね。ある程度条件は選ぶだろうけど、馬体的な欠点はないよ。見ていて嫌なところは一つもない。

    椎名

    長打を期待できるかはこれからの成長次第でしょうけど、現状ではかなりコンスタントに走ってくれそうなイメージがわきますね。堅実に走ってくれる馬って、それだけで価値がありますからね。

    弥永

    将来性は別にして、稼ぐって観点からすると稼いでくれる気がするけどね。首の長さも短いし、長いところは遠慮してもらおうって馬だけど、これはこれでいいんじゃないの?

    椎名

    異論はございません(笑)。ヒットの延長がホームランとなる期待もかけつつ、成長を見守ります。

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    サトノクラウンの初年度産駒の評価は!? Perfect Match 2020

    パーフェクトマッチ2020

    2021年7月14日撮影

    ノーザンファームYearling・長野之祐厩舎長

    現状、大きな問題はなく、いい感じで来ています。現在は育成厩舎への移動に向けて、鞍つけや洗い馴致、トレッドミルでのキャンター(駈歩)などを行っています。鞍つけもおとなしいですし、トレッドミルでも問題なく、いつでも移動できる状態が整っています。いい状態で育成厩舎に送れるように進めていきます。体重は460kgあります。お父さんのサトノクラウンもうちにいたのですが、当時はこの馬のように幼児体形っぽい感じでした。非常に共通点があるなと思って見ており、今後の成長が楽しみです。 (2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    弥永

    パーフェクトマッチの仔は何頭も見てきたんだ。サトノクラウンに替わってどうかな…

    椎名

    サンデーサイレンスの入らないヨーロッパ血統の種牡馬ですから、その辺がどう出るかですね。

    弥永

    結構クラウンが出てるのかね。歩様に余裕がある歩き方をするし、腰は強いけどまだ前がついていっていない感じがする、現時点で緩いのは当たり前なんだけど、これが仕上がってくれば面白いかもしれない。

    椎名

    サトノクラウン自体は2歳から活躍しましたけど、本格化したのは古馬になってからでしたもんね。基本的には産駒も奥手と考えていいんでしょうかね?

    弥永

    これから育成のピッチを上げていくんだろうけど、今の段階だと調整がうまくいってすぐデビューするって感触は受けないね。現状の仕上がりという点では一枚落ちるけど、どんどんこれから良くなっていけばね。ただ、どうなんだろうな、その辺の成長曲線は産駒がデビューしていないし、つかみづらいところはあるよね。

    椎名

    距離適性はどうですか? 体にゆとりがあるし、長めの距離が合いそうですかね?

    弥永

    そうね、タイプからするとお父さんのように中長距離なのかな。ただ、体を見るとなんでもこなせそうな感じもある。短距離ではないのはわかるけど、芝のマイラーでもないかな。もうちょっと長くなりそうかな。

    椎名

    長めの距離を走る本格派ということで、成長が伴えばクラシックの期待もかけたいですね。

    弥永

    サトノクラウンもそうだったけど、パッと見の格好はいいんだけど意外とトモが薄いんだよな。長いところを走らせるんだったら、これくらいのトモでもいいけどね。

    椎名

    いずれにしても大器晩成型ですね。菊花賞か天皇賞か。お父さんも勝った香港ヴァーズなんて行けたら最高ですね。

    弥永

    その辺の妄想には付き合ってられないよ。健闘を祈る(笑)。

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    桜花賞2着馬の仔だけどオークスでも!? Red Oval 2020

    レッドオーヴァル2020

    2021年7月14日撮影

    社台ファーム・吉田浩敏氏

    スピード色が濃いシルエットをしています。勝ち気な性格をしていますが、お母さんも乗り役とケンカをしながら走るような気性の荒い馬だったので、そこは武器になるのではないかと思います。体が小さいので体重面でご心配をおかけするかもしれませんが、肉が付いて良さが出るというタイプでもないと思いますし、実際に走らせたら体重は関係ないという馬になるかもしれないという思いもあります。飼葉食いは悪くないですし、肩周りから首筋に関しては完成度が高い馬だと思います。人をよく見ていて、人によって態度を変えるようなところもあり、なかなか賢い面も持っています。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    こちらは桜花賞2着、スプリンターズステークス3着のレッドオーヴァルの子供になります。

    弥永

    ハービンジャーにディープの肌か、ああ、これは間違いなくディープインパクトが出てるね。

    椎名

    となると、活躍したお母さんの血が遺伝していそうですね。

    弥永

    ハービンジャー産駒の欠点は一目でわかる。飛節が中に入ってくるんだよね。それでも走るんだけど。意外と勘違いされてるけど、背中が短くて本当は長距離には向かない体形なんだよね。それでも長いところを走るのは心肺機能が高いんだろうね。

    椎名

    確かに2500mの有馬記念を勝ったブラストワンピースもいますけど、ペルシアンナイトやノームコアなど、マイルGIの勝ち馬もいますね。イメージほどスタミナタイプではないんですね。

    弥永

    歩かせてみると、やっぱりハービンジャーなのかな。バネは感じないけど、ブラストワンピースもこんな感じだった。まあ、あそこまで走れば大したもんだけど(笑)。だから大物になっちゃうケースもあるんだろうけど、バランス的にはあんまり格好良くはない。右の方が少しまだ弱いのかなという気がするし、左は少し軸がぶれている。それでも総合点としては悪くないんじゃないかな。

    椎名

    歩かせて見立てが変わりましたね。

    弥永

    見た目の感触はディープだったけど、歩かせてみると違う。瞬発力で勝負する感じではないな。パワフルに押し切るという感じを受ける。今のところはだけどね。ハービンジャー産駒はあまり遊びがない馬体で、すごい爆発力があって距離が短いか、いい脚を長く使うかどちらかになるね。

    椎名

    話を総合すると、いい脚を長く使ってくる可能性もありそうですね。母系から桜花賞向きのタイプと思っていましたが、オークスへの期待もかけることにします。

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    初のセレクションセール出身馬の評価はいかに!? Molto Felice 2020

    モルトフェリーチェ2020

    2021年8月5日撮影

    木村牧場・川嶋秀人場長

    脚が長くて、これからどんどん変わっていくんだろうなというのが第一印象です。身のこなしがすごくいいですね。トモにもうちょっと力が欲しい感じはありますが、形はいいですし背中の線もきれいです。モーリス産駒は最初から筋肉質でガチガチとした感じで、ダート寄りの印象になっていく馬も多いのですが、この馬はひょろっとした感じでいい意味で緩さがあります。伸びたり縮んだりしながら成長していきそうですし、こういったタイプは芝適性があるんじゃないかなと思っています。(2021年8月13日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    こちらはセレクションセールで落札したモーリス産駒です。

    弥永

    パッと見は芝向きで、ある程度距離が持ちそうな馬だね。脚が長いし、体は薄いけど柔らかいしね。バランスが非常にいい。セレクションセールなら上位にランクされる馬だと思うね。

    椎名

    後肢の長さは目につきますよね。それもあってか、しなやかな脚の運びをする印象です。

    弥永

    飛節の折りが入る、いわゆる曲飛(きょくひ)になりそうなイメージはあるね。あまり深くなり過ぎると距離は持たなくなるだろうけど、これくらいなら現状は問題ないと思うね。

    椎名

    モーリスは現3歳が初年度産駒。重賞勝ち馬も出て、少しずつ傾向が出てきています。基本的にはスピードタイプが多いんでしょうけど、中距離で出世してきている馬もいますね。

    弥永

    モーリスの仔はどちらかというと短距離がいいんだけど、予想以上に距離が持つ馬も出ている。この馬はその手の距離が持つタイプかもしれないね。体重はそんなに重くないようだけど、あまり体が大きくなって体重が増えていかない方がむしろいいと思う。

    椎名

    体重が重くなると良さが出ない体形ということでしょうか?

    弥永

    そう。体重が増えていくと、体全体が沈んできて脚が伸びていかない傾向があるからね。脚の長さを生かすにはあまり増え過ぎない方がいい。

    椎名

    少し小さめくらいでいいということですね。しかし、あまり小さいと馬体の維持に苦労しますし、大きければ大きいで脚元の心配が増えるし、馬って難しいですね。

    弥永

    全部が思い通りにいったら、みんなダービー馬だからな(笑)。まあ、どんな馬になるかを思い描くのが楽しいんだろうし、この馬も今後の成長に期待を持てる馬だと思うよ。

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    次世代のアイドル候補は実力も十分!? (旧アイワナシーユー2020) I Wanna Idol

    アイワナアイドル

    2021年7月24日撮影

    パカパカファーム・北名純也獣医師

    今年に入ってからの体の成長には著しいものがあります。お母さんは大きい馬ではなかったですし、初仔ということで少し小さめに出たと思うんですが、ここに来て大きくなっていますし、筋肉が均等に付いてバランスも取れてきました。もう初仔という感じはありません。現在は昼夜放牧をしています。放牧地では動きが活発ですし、ほかの馬とコミュニケーションも取れています。人が放牧地に入ると近寄ってくる人懐っこいところもあります。しっかり運動して、しっかり食べて、いい成長をしていると思います。(2021年8月9日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    既に満口になった馬なんですが、クラブゆかりの血統でもあり、ぜひ見ていただければと思います。まずは1歳春の写真から。

    弥永

    ああ、これはいかにも1歳の春先という感じだね。体が小さい。正直、この時点ではわからないな。

    椎名

    続いてこちらが1歳6月25日の映像です。だいぶ冬毛が抜けて馬体のラインがくっきりしてきました。

    弥永

    春先とは違って馬の形が格好良くなったね。体高も伸びてるし、成長してるね。背中の長さとお腹の長さの比率が3:2くらいかな。バランスがいいし、結構いいんじゃないか。

    椎名

    この時期なのでどんどん変わっていくんでしょうけど、バゴ産駒ということもあって、成長力があるのかなという感触はあります。

    弥永

    前脚の運びがいいし、トモ脚もしっかりしていて、ぶれが全くない。距離も持つだろうし、いい馬だね。前につんのめり気味に歩くけど、これはこれから良くなるので心配ない。顔もそんなに大きくなくて重たさもない。

    椎名

    ステイゴールド肌のバゴ産駒は活躍馬が目立ちますが、この馬も期待して良さそうですね。距離適性はどれくらいですか?

    弥永

    芝の長めのところ。中距離はまず走れるだろうね。決め手という点ではちょっと劣りそうだけど、長めの距離ならそんなに気にすることはない。走ってきておかしくない馬だよ。

    椎名

    クラブ出身馬の子供は初めてですから、評価していただけるとうれしいですね。アイドル級の活躍をしてくれることを願っています。

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    募集は終了しました

  • 兄を超えるポテンシャルの持ち主!? Sisterly Love 2020

    シスタリーラヴ2020

    2021年7月16日撮影

    矢野牧場・矢野亨憲場長

    ここに来て充実してきましたね。春先までは、冬場に馬体が崩れた感じが残って頼りないところがありましたけど、5、6月くらいから徐々にしっかりしてきて、セレクトセールに上場しても恥ずかしくないくらいの馬になりました。お兄さんのディープモンスターはディープインパクト産駒らしいコンパクトな感じで脚長でしたけど、弟は体に伸びがありますし、雄大さもありますね。最近は雰囲気が変わって荒っぽさも出てきましたし、その辺はお父さんのドゥラメンテ譲りというところでしょうか。まだ腰が高い体形ですが、前の方が伸びてきたらもっとバランスが整ってくると思います。これからどう成長していくか楽しみです。(2021年8月5日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    弥永

    これはドゥラメンテか。ドゥラメンテ産駒の欠点ははっきりしてる。緩いんだ。でも、この馬は立派だね。平行にトモ脚が上がっていくけど、ここ10年はこういうタイプが走るんだよな。つまり今の競馬に適している。つなぎも長くしなやかって感じじゃないが、これも今の時代にはいいことなんだ。

    椎名

    クッションが利き過ぎた馬よりも、スピードに乗りやすい体形ってことですかね。今の競馬はスピードがないことには勝ち上がれないですもんね。

    弥永

    後ろのつなぎが沈むよりも、こういう硬めで上に行く方が、持久力というか耐久力のある馬が出てくる。単体で見れば素晴らしい馬だと思うよ。あか抜けて非常にいい馬。ただ、ドゥラメンテ産駒は芯が入ってくるのに時間がかかるんでね。その辺はここからの成長ってことになるだろうね。

    椎名

    ドゥラメンテ自身も3歳春になってグッと成長したイメージがあるので、今後の成長に期待したいですね。

    弥永

    歩かせるとトモの飛節の下が左右にぶれる。相当腰が甘い。古馬になってしっかりしてくればいいんだけど、ぶれたままだとなかなか出世ができない。ドゥラメンテはこういう馬が多いと思っている。ただ、馬そのものはいいよね。首も長いし、背中も悪くないし、腰もしっかり上がってるしね。動かさなかったら相当セリで手が上がっちゃうんじゃないかなという感じだよね。

    椎名

    素質は十分ということですね。上にディープモンスターがいる血統なんですよ。

    弥永

    お兄さんも格好いい馬だよね。ディープインパクトの男馬は格好いいのがあんまり出ないんだけど、あれはいい馬だった。これも馬としては素晴らしい。

    椎名

    皐月賞、ダービーに出走しましたが、同等かそれ以上の期待をかけてもいいですかね?

    弥永

    力が付いてくればだね。ドゥラメンテの仔は、なかなか初戦からポンポンと結果が出ないんだよな。気になるのはそこだけ。繰り返しになるけど、馬体のパーツに悪いところはない。素晴らしい馬だよ。

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    父ドレフォン譲りのスピードあり Strathspey 2020

    ストラスペイ2020

    2021年7月15日撮影

    ノーザンファームYearling・藤春淳厩舎長

    セレクトセールの時は体重が400kgほどだったんですが、セリを終えて20kgくらい増えてきました。ドレフォン産駒らしいトモ周りの筋肉の張りやトモの容量があり、ややスピード色が強いのかトモ高な体形になってきました。普段はピリピリしたところはないですが、放牧地をビューっと走っていくのを見ると、父の影響を受けているのかなと感じます。動きを見ていると1200m~1600mくらいが合うんじゃないかという印象です。馴致は鞍つけを終えましたが、受け入れが良くて順調に進めることができました。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    こちらは初年度産駒が大活躍中のドレフォンの仔になります。

    弥永

    ドレフォンか。芝で走りそうな雰囲気を持っている馬が多いし、実際に結果も出てるよね。この馬もちょっと脚が長いね。それに後ろから見ると少し薄い。でも、牝馬だからこれくらいでいい。歩いている感じから見ると歩幅が小さくてチャカチャカしている。脚は長いけど、意外とピッチ走法の短距離馬というところかな。

    椎名

    芝のスピードタイプと見ていいでしょうか。母の半兄がポップロック、母の父がシンボリクリスエスなので、マイルくらいまではこなせるんじゃないかと思っているんですが。

    弥永

    これからの成長と気性によっては、マイルくらいまでは持つかもしれないね。ドレフォン産駒は、ボリュームがあるタイプだったらダートの短いところで活躍するんだろうけど、いかにもダートって馬は意外と少ない。芝で走りそうな軽さがあるよね。だから結構芝でデビューしてる馬がいるでしょ。

    椎名

    早い時期に次々と勝ち上がってますね。この馬も早くデビューして勝ち上がる、典型的なドレフォン産駒のイメージで買った馬です。早く勝ち上がってくれると、その後の期待も持てますしね。

    弥永

    見る限り、現時点で仕上がりが早そうなイメージはあるね。そういう意味では狙い通りだろうし、合格点を与えられるだろうね。ひとつ間違いないのはダートでつぶしが利くということ。最初に言ったように芝が駄目ってことはないけど、歩き方や血統を見るとダートでも走れそうだからね。もし芝で走れなくてもダートがあるから、悲観することはないよ。

    椎名

    芝とダート、流行りの二刀流ですね(笑)。どんな条件でも勝てればうれしいものですし、活躍の幅は広いに越したことはないですからね。どう成長していくか、ぜひ見守ってください。

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    これは○○なロードカナロア産駒だね Roberta 2020

    ロベルタ2020

    2021年7月14日撮影

    ノーザンファームYearling・藤春淳厩舎長

    セレクトセールを終えて1か月ほどが経過して体重が10kgほど増えて、体もひと回り成長しました。セリのストレスが抜けて成長したので、より見やすい体になったと思います。鞍つけ馴致は至って順調に、人の手を煩わせることなくスムーズに進めることができました。育成厩舎から声がかかればいつでも移動できる状態になっています。今までピリッとしたところを一切見せたことがなく、ロンギ場で個別に運動しても人間の指示をしっかり聞いて動けています。反抗もすることがないですし、本当に扱いやすい馬です。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    こちらはロードカナロア産駒。オープンで活躍中のフランツの半妹になります。

    弥永

    ロードカナロアの仔はね、面白いんだ。欠点があっても走る。これはディープインパクトと一緒。

    椎名

    具体的に教えてもらえますか?

    弥永

    この馬は脚が長いよね。脚が長いカナロア産駒は、まず距離が持つんだ。背中が短くて、お腹もそんなに余裕がないし、左右のバランスも後ろから見るとあまりすっきりはしていないんだけど、こういう形で距離が持つのがカナロア産駒の特色なんだよね。全体のバランスからするとお尻が小さいんだけど、これで走る。見栄えはしなくても走るんだ。

    椎名

    確かにロードカナロア産駒はトモがキュッとしたタイプが多い気がします。コンパクトにまとまっているけど、筋肉の質がいいんでしょうね。

    弥永

    わかったようなことを言うね(笑)。この馬は芝のマイルくらいで走らせたいね。もう少し距離は持つかもしれない。まあ、ダートを走らせてもいくつか勝てる馬だと思うよ。

    椎名

    距離が持つカナロア。いい響きですね(笑)。桜花賞からオークスへと進んでもらいましょうか。

    弥永

    カナロアは悪くない限りはたいがい結果が出る。この馬も全体感が窮屈じゃないから、いいと思うよ。あんまり褒めてばっかりじゃ俺のキャラじゃないから、これくらいにしておく(笑)。

    椎名

    そうですね。気に入ってくれたのはよくわかりましたよ(笑)。

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    世代屈指の荒くれ者の将来性はいかに!? Tanino Highclere 2020

    タニノハイクレア2020

    2021年7月16日撮影

    木村牧場・川嶋秀人場長

    気性が難しいところがあると聞いていましたが、普段はすごく落ち着いていますね。ただ、人から指示されるなど、自分のペースに合わないとイライラしてきてしまう。悪さをするというより、お行儀が悪い感じです。人間や馬との距離感がわかっていない感じですが、馴致に入っていろいろと理解すれば意外と苦労しないタイプかもしれません。ゴールドシップ産駒はちょっと重そうに見えますが、実際に走らせると軽くて距離をこなせそうな仔が多い。この仔もそんなタイプですね。体重は500kgを超えてきそうですが、関節の大きさから550kgまでいく超大型馬にはならないと思います。(2021年8月13日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    当クラブでは初めてのゴールドシップ産駒になります。ユーバーレーベンがオークスを制覇して評価が高まっていますし、ゴールドシップ自体、すごく人気がありますね。

    弥永

    ウマ娘のブームに乗ったのかい?(笑) ゴールドシップにクロフネの肌ってことで、だいたいみんなも想像つくと思うけど、ポッコリと分厚いんだろうなというイメージで、実際そんな感じだよな。

    椎名

    ゴールドシップがそうだったように、現代型のスピードと切れ味というタイプではないんでしょうけど、洋芝とか道悪、長距離ではこの手のタイプはしぶといですよね。底力があるから大一番での期待もかけたくなる。

    弥永

    歩く姿は悪くないよ。トモはそうだな、もう少し飛節が伸びればいいけどな。飛端から下が沈まないで、そのまま曲がりっぱなしで伸びない点が個人的には好きじゃないんだけど、瞬発力を目指さなかったらこれで十分だよね。

    椎名

    となると、ダート適性もありそうですね。

    弥永

    基本的にはダートだろうな。芝だと上がり33秒を使えっていうのは厳しいけど、36秒の競馬だったら強いぞと、そういう馬になる。いずれにしても基本的にはダートでしょ。あとは好みの問題(笑)。

    椎名

    上がりのかかる競馬ってことになれば洋芝ですよね。僕は洋芝で走る血統って大好きなんですよ。最近だとゴールドシップはその典型でしょうし、函館や札幌の芝重賞を取ってくれないかなと。

    弥永

    まあ、芝が駄目でもダートがあるし、ダートで化ける可能性もある。スタミナはあるんだろうし、持ち味をうまく生かせるようなら、面白い存在になるかもしれないね。

    椎名

    北海道シリーズに出てきたら、パドックで高い評価をしてくださいね(笑)。

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    バランスの取れた現代型サラブレッド Cursora 2020

    クルソラ2020

    2021年7月14日撮影

    ノーザンファームYearling・藤春淳厩舎長

    セリのストレスが抜けて体重が10kg近く増え、体高も1cm、2cmと大きくなりました。セレクトセールの前は子供っぽいなという感じだったんですが、セリという大舞台を1回経験して自信を持ったのか、体がひと回り大きくなりましたね。セリの前は歩様にやや硬さもあったのですが、帰ってきてからは硬さも緩和されて大きく歩けるようになりました。鞍つけの馴致を終えたのですが、人の手を煩わせることなく順調に終えることができました。体重はまだ400kg前半なので、育成厩舎へは8月末くらいの移動を予定しています。 (2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    お父さんのサトノアラジンはディープインパクトの仔で、母クルソラは南米系。リファールのクロスもあり、いいところのある配合だと思っています。

    弥永

    サトノアラジンは皮膚が薄かったんだけど、これもきれいな馬だね。脚はパッと見は全然大丈夫だけど、よく見ると後ろの繋(つなぎ)が立ち気味で、前も立ち気味だね。これが怖いと言えば怖いのかもしれないけど、今はこれくらい立ってないと逆に駄目。

    椎名

    繋が寝ていると、構造的にクッションが利くけど、瞬時には加速しづらいですよね。立っていた方がスピードの乗りがいいということですね。

    弥永

    そういうこと。しかし、これはいいね。バランスは最高。アラジンの仔の出来は全般にいいのかな? あんまり産駒は見てはいないんだけどね。バランスは今回見た中では一番いいんじゃないかな。

    椎名

    個人的にこの馬はセレクトセールで一番欲しかった馬なので、高く評価してもらえるとうれしいです。

    弥永

    サトノアラジンはもっとボリュームがあったけどね。この馬は牝馬ってこともあってまだ薄いけど、これから全体に幅が出てくると思う。バランスはいいし、いかにも切れる馬っていうイメージだね。

    椎名

    切れる牝馬、いい響きです(笑)。

    弥永

    距離も持つかもしれない。でも、まず評価したいのは瞬発力とバネ。マイルくらいで切れるなっていうイメージがある。歩き方もいいよね。軸は未完成だけど。骨は細いのかな? 全体の線も細いけど、切れ味を生かすタイプだからあまり体が大きくならない方がいいね。いい馬だよ。

    椎名

    マイルで切れて、距離もこなしたら、春の2冠は確定じゃないですか(笑)。サトノアラジン産駒から活躍馬が出てくる気がしているので、この馬がそうなってくれたら言うことはないですね。

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    キンシャサノキセキ大好き弥永のジャッジは!? Galway 2020

    ゴールウェイ2020

    2021年7月14日撮影

    ノーザンファームYearling・前之園將博厩舎長補佐

    馬体的には胸周りあたりの発達が著しいですね。性格はどちらかというと我が強い方で、自分の主張をしっかり通そうとしてきますが、人間が白黒をはっきりつければ、それに従順に従ってくる頭の良さもあります。現在はロンギ場でのグランドワークから、腹帯を締めるところまで進めています。今後は育成厩舎の空き次第になりますが、こちらとしてはいつ送ってもいい体をしているという認識です。雨が降ってしまったこともあり、セレクトセールでは馬体が見栄えしなかったですが、今はいい状態になっていると思います。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    弥永

    おっ、来たね。俺の大好きなキンシャサノキセキ産駒。キンシャサはね、歩かしてくれりゃ、すぐわかるんだ。どれどれ…。

    椎名

    キンシャサノキセキ産駒が好きとは意外でした。歩様はこんな感じですが、いかがですか?

    弥永

    うん、上質だ。キンシャサノキセキは面白いんだ。緩かったら距離が持つって特徴があるんだ。だいたいは短距離で走るんだけど、中には距離が持つ馬も出てくる。この馬はそのタイプだね。

    椎名

    お父さんはスプリントGI馬なんですけど、産駒はローカルの2600mを勝つ馬がいたりするのが、不思議なところですよね。南半球産のフジキセキ産駒ということもあってか、つかみどころがない印象です。

    弥永

    キンシャサノキセキは大好きで、子供もあちこち見に行ってるんだけど、これはもし牧場で出てきたとして、値段が折り合えば買うね。人にも勧められる、いい部類だね。まだ緩いけど、胴にも背中にも遊びがある。距離もダートの1200mとか芝の1400mとかじゃなくて、意外と持っちゃいそうな感じがある。

    椎名

    母系がいわゆるメジロ血統ですから、うまくスタミナが入ってバランスが取れたのかもしれません。

    弥永

    そうかもしれないね。キンシャサノキセキ産駒は胴が詰まって可動域が狭くても走るんだけど、少し緩いくらいの方が崩れなくて走る。繰り返しになるけど、これは上質のキンシャサだと思うよ。

    椎名

    それは楽しみが増しました。上質、いい響きですね。僕もこれから使わせていただきます。

    弥永

    何とかの一つ覚えみたいに連発するんじゃないよ(笑)。

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    早くて速い即戦力候補 Ninnananna 2020

    ニンナナンナ2020

    2021年5月10日撮影

    辻牧場・東雄吾厩舎長

    現在は昼夜放牧を行っています。途中ちょっと体ができ過ぎる傾向にあったので、飼葉を抑え、馬体のバランスを整えながら調整してきました。馬体重は現時点で438kgですが、まだまだ大きくなると思います。体に伸びがあり、ちょっと腰高で脚が長いですし、470~480kgくらいで走る馬になるんじゃないかと思っています。こちらに来て3か月ほど経過しましたが、ここまでは順調ですね。脚が腫れたり、蹄のトラブルがあったりということもなかったです。洗い場やウォーキングマシンをしっかりこなせるようにして、育成場に引き渡したいと思っています。(2021年8月6日)

    -弥永×椎名の馬体診断 ここだけのハ・ナ・シ

    椎名

    満口になった馬ですが、診断をお願いします。今年の春の写真と最近の写真、動画を見比べてどうでしょうか。

    弥永

    春先から比べると良くなってるね。だいぶ成長しているのが感じられる。形的には寸が詰まっている印象で、今の時点では背中が引いているというか下がり過ぎている感じがする。とはいえ、まだ成長途上の時期だからね。これから変わってくる余地もあるだろう。

    椎名

    距離適性はどうでしょう? お父さんのリアルスティールは全4勝が芝1800mという中距離タイプで、3000mの菊花賞でも2着に入った馬でしたが。

    弥永

    馬の形そのものは、せったれ(せったるとも言う=背中の線がたるんでいる馬のこと)っぽくなりそうな雰囲気がある。せったれは距離が持つと言う人が多いんだけど、そんなことはなくて本当は短距離指向が強いんだよね。それと後肢が現時点では入り過ぎてるように見えるので、なおさら距離は短くなるかもしれない。

    椎名

    お母さんはメイショウボーラーの半姉ですし、配合的にもストームキャットの3×3と、スピードを強調する材料は多いですね。スピードタイプという評価も納得がいきます。

    弥永

    前が強くて後ろが薄い。確かにリアルスティールっていうよりも、母方が出てるのかなという気がするね。腰からお尻にかけてのラインが出っ張っていないというか下がっている。パワーという点では少し足りないのかもしれない。イメージとしては、距離は間違いなく短いところ。芝でも速いかもしれないけど、ダートの方がいいかもしれない。

    椎名

    平坦コースでスピードを生かすとなると、夏のローカルでのデビューなど良さそうですね。

    弥永

    早くから使えるタイプだと思うし、それがセールスポイントになるんじゃないかな。早い時期に短いところで稼いでもらおうっていうタイプだと思うよ。

    椎名

    早くてうまい。悪くないじゃないですか(笑)。

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