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【ラヴズオンリーユー】
復活のオークス馬、次は世界へ

ラヴズオンリーユー 2021/2/14 京都記念 1着

2021/2/14 京都記念 1着

ラヴズオンリーユーが2021年初戦を飾りました。スタートを決めて4番手を確保すると、先頭から10馬身ほどの位置を折り合って追走。4コーナー手前から満を持して進出を開始すると、直線で力強く脚を伸ばしてラスト100mで勝負を決めました。無敗で制した2019年オークス以来、1年9か月ぶりとなる復活のゴールでした。

4歳時の昨年は未勝利に終わりました。巻き返しを期す今年、ノーザンファームしがらきでの再調整を経て京都記念参戦が決まると、新たにコンビを組むことになった川田将雅騎手を背に3週連続で追い切りを行いました。鞍上の進言により、ハミを換えて口向きを整え、好調時のバランスを取り戻そうと厩舎全体で取り組んできましたが、高い要求に一発回答で応えてくれました。川田騎手は「調教で求めたものが多かったのでレースでは好きに走らせましたが、教えたバランスに自ら整えようとしてきました」とうなずきました。

「直線では真剣に走っておらず、まだ伸びる雰囲気がありながらスパッとは伸びませんでした。力を出し切る走りができるようになった時には、今まで勝てなかった時期は何だったのかという圧倒的なパフォーマンスをすると思います」と川田騎手。ドバイシーマクラシックの招待状は既に届いています。長いトンネルを抜けた先に、世界制覇の夢も大きく広がっているようです。

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