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【ラヴズオンリーユー】
これぞ死闘!実力馬3頭の叩き合いに、深夜の日本列島が沸いた

ラヴズオンリーユー 2021/3/27 ドバイシーマクラシック 3着

2021/3/27 ドバイシーマクラシック 3着

悔しい、けれど誇らしい、そんなラヴズオンリーユーの走りでした。前半は後方3番手を追走し、3コーナーから馬群を縫って追い上げを開始すると、クロノジェネシスと併せ馬の形で最後の直線へ入りました。大外からはミシュリフ。3頭の激しい叩き合いの中、先頭に立って押し切りを図りましたが、目標にされた不利もあったのでしょう、残り100mからわずかに脚が鈍ってしまいました。クロノジェネシスに競り落とされ、さらに外のミシュリフにまとめてかわされ、無念の3着でのゴールとなりました。

敗れはしましたが、「クビ+クビ」差の激戦。実力馬が力を出し尽くした、見応え十分の叩き合いでした。O,マーフィー騎手は「素晴らしい走りをしてくれました。道中すごくリラックスして走れたので、自信を持って直線に向かえました。クロノジェネシスの内側に入れた時には勝てると思いましたし、実際に抜け出せましたが、最後の100mで止まってしまいました。2200mがベストだと思います」と声を振り絞りました。

「世界のトップホースの1頭です。ラヴズオンリーユーに乗れば、世界中の騎手がこの馬を大好きになります」。英国の名手は続けました。海外GI制覇は成りませんでしたが、世界レベルの実力を示せたのですから悲観することはありません。次は香港・クイーンエリザベス2世カップを視野に入れています。完全復活を遂げたオークス馬は、更なる高みを目指して走り続けます。

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