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【タイムトゥヘヴン】
重賞制覇は成らずも、成長と新たな可能性を感じさせ、いざ大舞台へ

タイムトゥヘヴン 2021/4/10 ニュージーランドトロフィー 2着

2021/4/10 ニュージーランドトロフィー 2着

デビュー以来初めて距離を詰め、初めてマイル戦に臨んだタイムトゥヘヴンが、見事に新境地を切り開きました。スタートこそ少し出遅れましたが、すんなりと6、7番手を確保して手応え良く直線へ。快調に逃げた勝ち馬には離されたものの、しっかりとした末脚で2着に入り、NHKマイルカップの優先出走権をつかみました。

M.デムーロ騎手は「京成杯より馬がすごく良くなっていました。前回は落ち着きがあればもっといいなと思いましたが、今日はすごく落ち着いていました。落ち着き過ぎてゲートで少し遅れてしまいましたが、すぐにリカバリーできました。引っかかる感じもなかったですし、馬が冷静にやるべきことを理解している気がしました。すごく楽にレースを運ぶことができたので、本番も楽しみです」と成長に目を細めました。

次はいよいよGIとなりますが、レースごとの成長が著しいタイムトゥヘヴンにもチャンスはあるでしょう。1600mでビッグタイトル奪取となれば、桜花賞馬の母も大いに喜んでくれるはずです。

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