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【タイムトゥヘヴン】
秋2戦目で復活の狼煙

タイムトゥヘヴン 2021/10/23 富士ステークス(GII) 3着

2021/10/23 富士ステークス(GII) 3着

タイムトゥヘヴンが休み明け2戦目で変わり身を見せてくれました。スタートで出遅れて後方からの競馬となりましたが、4コーナー手前から外を回って進出を開始。鞍上に追われて上がり2位の末脚を繰り出すと、ソングライン、サトノウィザードに続く3着に食い込みました。

柴田善臣騎手は「道中は折り合いを心配していましたが、長い距離を走ってきたためかむしろ進んでいきませんでした。直線は長くいい脚を使っているのですが、2着馬が来た時には一瞬の脚がなくて抵抗できませんでした。ただ、全体の内容は良かったですし、これくらいの距離は合っていると思いました」と悔しさをにじませながらも、笑みを浮かべました。

戸田博文調教師は「出遅れて心配しましたが、直線で伸びてくれて良かったです。ジョッキーも直線の脚は評価してくれましたし、距離も合っていると言ってくれました。今後ですが、来年大きい舞台を目指したい馬なので、なるべく間隔を空けて成長を促したいですし、賞金も加算しておきたいです」と先を見据えました。

次走にはGIのマイルチャンピオンシップも候補に挙がりましたが、11月27日のキャピタルステークスに向かうことになりました。今回と同じ東京芝1600mできっちりと勝利をものにできれば、来年はいよいよ大きな舞台での飛躍が見えてきます。

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