所属馬ニュース

【グランデスフィーダ】
着実に成長を重ねて初勝利をゲット

グランデスフィーダ 2歳未勝利 1着

2022/12/3 2歳未勝利 1着

グランデスフィーダが1番人気に応え初勝利を挙げました。外枠13番からの発走となりましたが、鞍上に促されるとスムーズに3番手を確保。離して先行した2頭のペースが緩んだところで一気に差を詰め、直線半ばで先頭に躍り出ると、外から迫る2着馬の追撃を首差で退けました。

初騎乗で勝利に導いた鮫島克駿騎手は「調教で乗った際に非常にいい動きをしていましたし、折り合いもつきそうだったので積極的に運びました。メンバー的にも差されたら仕方ないと強気に乗りました。勝てはしましたが、まだまだ緩く完成はかなり先だと思います。それでも競馬はスムーズだったので、これからの伸びしろは大きいと思います」とうなずきました。

池江泰寿調教師は「今回は帰厩した時から馬が変わった手応えがあり、調教も良かったので負けられない気持ちでした。過去2戦よりも前進気勢が出ましたし、調教でもしっかり動けていたので勝てて何よりです。ただ、それでもまだまだ馬体が幼く子供っぽいですし、馬も緩いです。これからどんどん良くなって出世しそうな馬です」と前を見据えました。

兄は2021年の3冠レース皆勤を果たしたディープモンスター。大きな期待を背負い、1歳10月に本州に移動するなどエリート教育を施されてきました。新馬戦7着、初ダートの未勝利戦3着を経ての初勝利と着実にステップアップを続けていますが、本領を発揮するのはこれからでしょう。兄に追い付き追い越す活躍を願わずにはいられません。

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