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【エブリワンブラック】
圧倒的1番人気に応えて転入2連勝

エブリワンブラック 高知6R・C3-13 1着

2024/8/4 高知6R・C3-13 1着

エブリワンブラックが接戦を制しました。果敢に飛び出した逃げ馬を積極的に追いかけると、1コーナーでは早くもマッチレースの様相に。徹底したマークから直線で抜け出すと、相手の差し返しに遭ったものの頭差で抑え込みました。

宮川実騎手は「展開は見えていたので、逃げる馬に楽をさせないようにびっしり乗りました。その分しまいがしんどかったのと、外からかぶせていくのはいいのですが、外から来られるのは嫌なようで、外ばかりを気にしていました。何度も内にしか目標はいないよと伝えたのですが、しんどくなる瞬間に逃げ道を探しているようにも思いました」と振り返っていました。

打越勇児調教師は「自分のリズムだと前回のようにきっちり脚を使えますが、今回のような形になると最後は少し甘くなってしまいます。ここから1か月開催が空くので、ケアをしてまた次に向けて進めていきたいです。この2回の競馬がいい経験になって、次はより良いパフォーマンスを出せたらと考えています」と話していました。

4馬身差で快勝した高知転入初戦ほどの鮮やかさはなかったものの、苦しみながら単勝1.1倍の断然人気に応えました。精神面の課題をのぞかせながらも勝ち切った点は評価していいでしょう。これから高知のスターに成長していけるかは、一にも二にも本馬のやる気次第と言えそうです。

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