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【エンジェルマーク】
非凡な才能を発揮して競り合いを制す

エンジェルマーク 新潟5R・2歳新馬 1着

2024/9/1 新潟5R・2歳新馬 1着

エンジェルマークが新馬勝ちを決めました。スタートを決めて3番手を確保すると、1000m通過1分6秒8のスローペースをじっくりと追走。直線は逃げる1番人気馬との激しい叩き合いになりましたが、外から脚を伸ばして先頭に立つと、ゴール前で盛り返してきた相手の反撃を首差で退けました。

川田将雅騎手は「返し馬はバランス良く行うことができました。レースでは右に張るところがありましたが、若さによるもので体が出来上がってくれば問題ないと思います。性格は穏やかで人に対して従順でした。既に出来上がっているわけではなく、成長の余地を残してこれだけの競馬ができたので今後が楽しみです。いいものを持っている馬だと思います」と素質を評価しました。

宮田敬介調教師は「まだ体質が弱い現状で、いい勝ち方をしてくれたので本当に良かったです。レース後の息の入りも良かったので今後が楽しみです。今回勝っても負けても、次は早くて10月後半から11月と思っていたのですが、勝ってくれたので改めてゆっくり考えたいと思います。目標は定めず、状態に合わせて次のレースを決めるつもりです」と先を見据えました。

流れが遅かったとはいえ、ラスト3ハロン(約600m)は32秒9の末脚を繰り出し、評判馬を競り落としました。次走は未定ですが、一つ勝ったことで余裕を持ったローテーションを組むことができます。夢と期待が大きく膨らむ、夏の終わりのメイクデビューとなりました。

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