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【ハーツシンフォニー】
豪快にまくって2年5か月ぶりの歓喜

ハーツシンフォニー 新潟4R・障害3歳以上オープン 1着

2024/10/19 新潟4R・障害3歳以上オープン 1着

ハーツシンフォニーが待望のオープン初勝利をつかみました。序盤は行き脚がつかず後方に置かれましたが、徐々に追い上げて隊列に取り付き、2周目の向こう正面で一気に前へ。4コーナーで先頭に立って後続を突き放すと、2着馬の追撃を抑えて2馬身差で完勝しました。

石神深一騎手は「レース前からとても雰囲気が良く、厩務員さんともいいねと話していました。ゲートは五分に出たのですが二の脚が遅くなってしまったので、スイッチが切れないよう前から離れないようにして進めました。その後はペースが落ち着きましたし、スタミナがある馬なのでハミを取っているうちに前に行かせました。飛越は最後の障害で少し詰まりましたが、それ以外はほぼパーフェクトでした」と会心の勝利を喜びました。

辻哲英調教師は「背腰の状態はギリギリと感じていましたが、調教での行きっぷりが良く、走る気持ちはあるんだろうなとも感じていました。序盤はいつも通り後ろからになりましたが、差を詰めて馬群に取り付くことができましたし、新潟で初勝利を挙げた時のように早めに抜け出して押し切ってくれました。手の内に入れている石神騎手がうまくスタミナを生かしてくれました」と目尻を下げました。

2年5か月ぶりの勝利をつかみ、賞金を加算することもできました。今後は得意な条件をターゲットにしつつ、重賞への出走も視野に入れることになりそうです。辻調教師は「体調や気持ちが整えば強いメンバーが相手でもやれる手応えをつかめました。これからも頑張ってくれそうです」と期待を込めました。7歳秋を迎えた本馬が、障害馬として充実期を迎えるのはこれからかもしれません。

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