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所属馬ニュース
【マーズエクレール】
若さを見せながらも輝きを放ったダイヤの原石
2026/10/4 京都1R・2歳未勝利(ダート1800m) 1着
マーズエクレールがうれしい初勝利を挙げました。五分のスタートから、道中は6番手を追走。ホームストレッチでは枠なりに内に入って気の悪さを見せていましたが、鮫島克駿騎手に導かれてポジションを上げていくと、勝負所では抜群の手応えで先行勢を射程圏に捉えました。直線に向くと猛然と脚を伸ばし、残り約200m地点で一気に先頭へ。そのまま後続の追い上げも退け、先頭でゴールを駆け抜けました。気性面からムチを入れることはできませんでしたが、2着馬に2馬身半差をつける完勝でした。
鮫島克駿騎手は「前回の札幌の時とは全く違い、パドックから入れ込みがきつく、返し馬も良くなかったです。全く平常心ではありませんでした。レースは脚力の違いで勝てると思っていましたし、スローだったのでロスをしても外に出してスムーズな競馬を考えていましたが、抜け出すのが早すぎて直線の入り口で止まりそうになりました。ムチを打つと横に飛んでいきそうだったので、ハンドリングで何とか前に促して、重心を後ろにして声を出して、とにかく落馬しないように乗りました」と苦労しながらもつかんだ初勝利を振り返りました。
佐藤悠太調教師は「騎手がうまく導いてくれましたし、怖さがあった中で勝たせてくれて感謝しています。未勝利戦とはいえ、ムチを打たずしっかり追わないで勝つあたりにかなりの能力を感じます。ただ、レースに向かうまでの動線やレースでの所作は、考えて対処しないといけないなと改めて感じました。栗東のウッドチップコースでラスト1ハロン(約200m)11秒を切るくらいのパワーと脚力があるので、能力は間違いないですが、導き方と育て方次第で大きく変わるので気を引き締めていきます」と今後を見据えました。
気難しさを残しながらも4戦目で挙げたうれしい初勝利。次走は選出されれば11月3日に門別競馬場で行われるJBC2歳優駿(ダート1800m)に向かう予定です。鮫島騎手は「いい方向に進んでいけば今後の伸びしろはかなりあります。ただ、怪しさも満載なので厩舎とうまく作っていきたいです。とてもとても怖かったですが、この馬はこれからも僕が乗りたいです」と決意を新たにしました。ダイヤの原石をチーム一丸で磨き上げていく物語は始まったばかりです。










