ジャストイマジニング2023

ヨーロッパ屈指の名血がやってきた 想像してみよう、輝かしい未来を

■ピックアップコメント
愛1000ギニー、英オークスを制した名牝イマジンの直系を手に入れることができました。自身の競走成績に加え、半兄に英ダービー馬ジェネラスを持つ血統背景は強烈で、一族はディーマジェスティ、タワーオブロンドンなど日本でも十分な実績を残しています。

母は未出走ながら、その半弟は仏GIのクリテリウムアンテルナシオナルを制して日本で種牡馬入りしたヴァンゴッホ。繁殖牝馬としての資質の高さに疑いの余地はありません。

父から黒鹿毛を引き継いだ本馬は、牝馬らしからぬボリューム感に満ちた馬体が目を引きます。粗削りながら迫力を感じさせる立ち姿と、何事にも動じない悠然とした振る舞いは大物感を漂わせ、大舞台での活躍を想起させてくれます。

血統ファンなら垂涎ものの超良血馬と、果てしない夢を見ることができそうです。

■配合診断
父はスプリントGIを2勝したTen Sovereigns、マイル以下のGIを4勝したAlcohol Freeを送り出し、2023年の種付け料17万5000ユーロはアイルランドのクールモアスタッドで供用された種牡馬の最高額でした。日本に輸入された競走馬は多くないものの、ユニコーンライオンが重賞2勝、宝塚記念2着と活躍して適性を示しています。

祖母Imagineは愛1000ギニー、英オークスの覇者で、半兄に英ダービー馬ジェネラス、オースミタイクーン(マイラーズCなど重賞2勝)。祖母の半姉シンコウエルメスからはディーマジェスティ(皐月賞)、タワーオブロンドン(スプリンターズS)が出ています。

父No Nay Never、母の父War Frontの配合はアンドアイラヴハーが5戦オール連対と活躍中。外国産馬ながら未知の要素は少なく、ハイレベルの活躍が期待できます。

(最終更新日：2024年7月25日)