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BANUSY
激アツ募集馬情報
募集中のBANUSY2歳馬のとっておき情報をお届けすべく、ホームページに特設コーナーを設置いたしました。
順調に仕上がっている2歳馬、豊かな素質を見せている2歳馬の「今」をドリームクラブスタッフの粟津と椎名の対談形式でお届けします。
かけがえのないマイホースに出会うための一助となれば幸いです。
評価は個人の感想として、S(大物かも!?)、A(上を目指せる)、B(見どころ十分)、C(標準)の4段階で表しています。
年齢表記は2019年時点でのものです。
エブリワンブラック(旧シュガーハート2017)Everyone Black
2019年4月11日撮影
吉澤ステーブル北海道本場・鷲尾健一マネージャー
正直、冬場の雰囲気はあまり良くなかったのですが、問題はなかったので乗り込みを進めてきました。順調には来ていたので、入厩に向けて進めて時計を詰めていったところ、グンと変わってきましたね。速い調教をしても体がぶれないですし、タイムが速くなっても息の入りが変わらないんです。そのあたりを見て、これは…と評価が変わってきました。ここに来ての良化は顕著ですので、これからさらにどう変わってくるのか本当に楽しみです。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
木曜(4/11)、吉澤ステーブルEASTで久々に見たけど、いやー、びっくりしたわ。良くなってるね。イメージがガラッと変わっていた。
馬房でやたらと話しかけていて、近寄りがたかったですよ(笑)。それはともかく、雰囲気は本当に変わりましたよね。僕が初めて見たのは当歳のセレクトセール(2017年7月)の後からですけど、当初は正直どうかな?という印象だったんです。腹袋が大きくて、全体にもっさりとした印象で、体形も詰まっていて。母の父のサクラバクシンオーの雰囲気が強かった。放牧地での動きもゆっくりで気持ちが抜けているような印象でした。でも、ここに来て父のブラックタイドの血が出てきた感じですね。気性的にもいい意味でうるさくなってきました。
毛づやはいいし、馬体はスラッとしてきたし、すっかり垢抜けた感じだよね。どっしりとしながらも柔軟性のある歩様を見せている。
吉澤本場の鷲尾マネージャーもおっしゃっているように、育成当初はあまり目立つ馬ではなかったんですよ。扱いやすかったですし、良血馬らしい品の良さはあったんですけど、ガツンと来るような動きではなかった。でも、1ハロン(約200m)14秒くらいのペースに上げてからピリッとしてきたんですよね。15秒だろうが、13秒だろうが、息の入りが変わらないので、あれ、血統が出てきたのかな?と。暖かくなって代謝が良くなってきたのもあるんでしょうけど、それにしても見違えました。
この名前を出すのは禁じ手かなと思ってたんだけど、首が伸びて脚も長く見せる印象で、キタサンブラックに似た雰囲気が出てきたように感じるんだよね。もちろん、あそこまでの活躍を願うのは酷なんだろうけど…。
それで頑張れ、頑張れと言ってたんですね。
何と言っても顔がいい。品がある坊ちゃん顔でね。吉澤ステーブルEASTの奥場長も『いい顔をしてますね』と褒めていた。これぞ、グッドルッキングだなーと。
グッドルッキング、言いたいだけでしょ。完全に池江先生のパクリですやん(笑)。
想定デビュー時期:6月
募集は終了しました
ダブルアンコール(旧ドナブリーニ2017)W Encore
2019年8月13日撮影
ノーザンファーム・野崎孝仁厩舎長
メニューはこの馬が気持ち良く走れそうな内容を考えながら、いろいろと変えています。鍛えれば体が強くなるとか、速い調教を何本も重ねたから良くなるというイメージではなく、いかに我慢しながら走れるか、気持ちを走る方向に向けられるかが重要になってくると思います。能力の絶対値や体のバネなどは、他馬とは比べられないくらいのものを持っています。良くも悪くも、当たり外れの振り幅がすごいタイプなのではないかと思います。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
いい馬だよね。近況映像の体の弾み方なんかを見ると、ちょっとスケールが違う気がする。
ですね。ただ、正直、紙一重のところはあります。馬任せじゃないとリズム良く走れない。引っかかると抑えるのが大変みたいです。
野崎厩舎長のコメントにあるように、能力をいかにコントロールできるかがポイントになるのかな。
跳びが大きくて、430㎏台の馬のストライドじゃないんです。一完歩、一完歩まるで飛んでるみたい。走るのが好きになれば、すごい馬になると思います。だから走るのが嫌いにならないようにじっくり育てたいですね。本州への移動のタイミングは馬の雰囲気と相談しながら、慎重に進めたいところです。
一刻もレースで走るのを見たいところだけど、グッと我慢した方が良さそうだね。去年のラヴズオンリーユーも秋まで待って大きく成長したもんね。
まさに今、体が成長しているところですし、性格的にも場所をコロコロ変えず、1か所に長く置いた方がいいタイプだと思うんです。じっくりと育てて、満を持して…のタイミングでノーザンファームから移動したいですね。
入厩は秋くらいのイメージかな。意外と“待てる”我がクラブだから(笑)その時をじっくりと待ちましょう。
お値段的にも一か八かのところはあるでしょうけど、すべてがいい方に向いたら間違いなくGI級でしょう。こういう馬を持っていたら楽しいと思いますよ。体力がすごくて、1ハロン(約200m)12~13秒で走ってもケロっとしているんです。1ハロン15秒ペース2本くらいじゃ全く負荷がかかっていない。 結構運動しているのに元気を持て余しているって、ノーザンファームのスタッフが苦笑いしてました。
最後にいい情報をぶっこんでくるね(笑)やっぱり楽しみだ。
想定デビュー時期:10月
募集は終了しました
スターズプレミア(旧スターズインハーアイズ2017)Stars Premier
2019年03月28日撮影
吉澤ステーブル北海道本場・鷲尾健一マネージャー
すごくスピードがあって、前向きですね。引っかかるというよりは能力がある前向きさで、ほかの馬と併せていても余裕があり過ぎるから手応えがすごいんです。馬体はそんなに大きくないけど、すごく筋肉質で完成度が高い。体の弱いところもありません。池江先生からは『早く(本州に)行けそうな馬は行きましょう』と話があったんですが、その候補の中に入れさせていただきました。背は高くないんですが、フットワークに伸びがあって走っている時の方が大きく見える。しっかり乗り込んでも体がしぼむこともありません。調教段階を上げれば上げるほどスムーズに走れていますし、やればやるほどパワーアップしている感じですよ。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
血統はいいし、馬体もまとまっている。どこも悪いところはないんだけど、体が小さいこともあって、いま一つスケールを感じないというのが正直なところだったんだよな。
僕も似たような評価だったんですけど、傍から見ている以上に乗り手の評価が高いんですよね。とにかく吉澤ステーブルの評価が高い馬です。
確かに近況動画で坂路の動きを見ていると、機敏な動きをしていて運動神経の良さを感じる。
行くまでは“牛”。でもコースに行くとピリッとするんです。1ハロン(約200m)15秒程度だとハミが抜けてるくらい。さらにスピードアップさせると行きっぷりがすごくて、12~13秒ペースだと乗り手が抑えるのがしんどいみたいです。それでもまだ体のバランスだけで走っている感じ。ハミがしっかりかかったら、もっと走れるんじゃないですか。
何それ。化け物かよ。ディープインパクトが出た母系に、父がロードカナロアだから、化け物だったとしても不思議ではないんだけどね。
すごいフォームをしてますよ。お父さんのロードカナロアのギアが入った時のストライドに似ています。バランスが下がるけど、下がり過ぎない感じなんかがね。それにトモの使い方がいい。後肢の蹴り上げがきれいなんですよ。
スターでプレミアって、どんだけ?と思ってたけど、名前負けしていない好素材と言えそうだね。
現場の評価は、僕の感触では一番。背中が広くてぶれない乗り味をしているみたい。それでいて、しっかりするのはまだ先という印象ですからね。完成したらどんな馬になるのか本当に楽しみですよ。
距離はマイルくらいが良さそうだけど、中距離もこなしてくれれば…。いろんな可能性を感じさせてくれる馬だね。
想定デビュー時期:7月
募集は終了しました
シンハリング(旧シンハディーパ2017)Sinha Ring
2019年3月27日撮影
ノーザンファーム・岡真治厩舎長
気が入りすぎるところがあって最初はかなり苦労したんですが、今はだいぶ精神面が成長してくれましたね。まだ敏感なところがあって難しい馬だとは思いますが、仕上がりは早いタイプですし、何本も追い切りを重ねなくても馬自身がしっかり走る体に作っていけるイメージを持っています。順調に調教のペースを上げているようにポテンシャルは高い馬ですし、走ることに前向きな面は長所だと思います。血統的な面も含めて期待しています。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
早くデビューして、出たとこ勝ちを見たいってことで言ったらこの馬なんだろうな。とにかく順調にペースアップしているもんね。
気持ち的にも体的にも早くデビューできそうですよ。テンションが上がる馬は馬体の維持に苦労することが多いんですが、この馬は体重が減らないのでその苦労がない。これは大きなセールスポイントでしょう。
飼葉を食べない、体が減っちゃうって牝馬だと仕上げに苦労するもんね。その点この馬はどんどん鍛えられそうなたくましさがある。
馬格もありますしね。でも体は大きいけど、いい意味でデカさは感じない。脚元が軽くてコンパクトないい動きをするんです。で、すばしっこいわりによく見るとデカい、みたいな。
デカいの?デカくないの?どっち?みたいな(笑)。
スピードタイプで、坂路に行ったら一気に行き切る感じ。でも余裕があるんですよね。調教映像を見ているとテンションが上がるのを心配される方も多いと思うんですが、そこまで心配するほどではないのかなとも思っています。とにかく調教をどんどん進められるのは強みですよ。
6月の東京の新馬戦でワンツーを決めたグランアレグリアとダノンファンタジーがGIで勝ち負けする時代だもんな。仕上がりが早い馬って、もうそれ自体が能力だと言っていいだろうね。
ダイワメジャー産駒ですし、1600mくらいでデビューできればいいかなと思っています。環境の変化には一度慣れれば対応できるんじゃないかな。競馬を使ってもテンションが上がらずにコントロールできれば、上まで行けてもおかしくないですよ。
この一族って、日本でデビューした馬は10頭全部、JRAで勝ち上がってるんだよね。今の進み具合から考えると、この馬もかなり計算できそうだね。
想定デビュー時期:6月
募集は終了しました
ゴールデンレシオ(旧ディヴィナプレシオーサ2017)Golden Ratio
2019年3月30日撮影
追分ファームリリーバレー事務局・井上朋哉氏
現在は週2回、坂路で1ハロン(約200m)15秒ペースの調教をしています。乗り込むにつれて馬体は引き締まって、全体のメリハリが出てきました。調教に対する集中力が高くて折り合いも付くタイプ。特に欠点はなく、総合力が高いタイプです。いいものを持っているのは確かでしょう。中距離が合いそうな馬ですし、体の使い方が良くてどんな競馬にも対応できそうな馬です。クラシックの王道を歩んでほしいと思うような素材です。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
あくまで個人的な好みだけど、欠点がない馬って好きになれないんだよな。長所が欠点を凌駕する馬で一発当てるのが僕の好み。
その情報は不要なので、本題に入っていいですか?(笑)この馬は地震の影響で、一度リリーバレーから吉澤ステーブルに移ったじゃないですか。その時にリリーバレーがすごく残念がっていたんですよね。で、またリリーバレーに戻せるとなったら、今度は吉澤が『持っていかないで』って。2つの牧場で同じ意見が出た事実は重いんじゃないかと思いますね。
なるほどね。ちょうど1年くらい前に見た時は、悪くないんだけど全体にもさっとした印象を受けた。でも、そこから着実に成長しているのは画面越しからでも伝わってくる。
折り合いがつきやすいのは、兄のカズマークセンもそうだったみたいなんですけど、この馬は入る時はエンジンが入るんですよね。ストライドが沈んでくる。単走だとフワフワしているけど、馬の間に入れるとハミをとってきます。
普段はのんびりしてるけどやる時はやるタイプか。なんか親近感がわいてきたぞ。
事務所でボーッとしっぱなしの椎名さんと一緒にしないで(笑)しかも、この馬は伸びしろもありますからね。トモ高の馬体で、まだ成長する余地がある形をしてるんですよ。まだずんぐりとした馬体だし、これがシャープになってくれば走ってきそうですよ。中年で成長が見込めないあなたと違って…。
おっと待った。皆まで言わないでくれ。意外と傷つきやすいんだよ。
少年かよ(笑)ま、でも中年までとは言わなくても、長く楽しめそうな馬ですよ。今のところ脚元の心配がないし、引っかかるところがなくて長い距離が合いそうですし、芝向きでしょうし。クラシックはもちろん、そのあとも活躍してくれるんじゃないですかね。
いわゆる馬主孝行タイプか…なんだか好きになってきちゃいました(笑)。
想定デビュー時期:7月
募集は終了しました
キタノブルー(旧オールウェイズウィリング2017)Kitano Blue
2019年8月2日撮影
下河辺牧場・下河辺隆行調教主任
体はひょろっとしているけど幅も出てきて、しっかりとしてきています。あまり大きくはないけど、脚が長くてスラッとしてきれいな、すごくいい形をしていますよ。いいバランスで成長できていると思います。国枝調教師も見に来て、褒めてくれました。今後、屋外馬場が空くと調教もワンランク上がりますし、ゲートもきっちりできますので、いろいろ経験させて移動させたいと思っています。と言っても、遅くとも6月前くらいには移動したい。一度ゲート試験を受けて外厩に出して、再び戻してという流れでも9月の競馬には間に合うのかなと思っています。素軽い走りで切れる脚がありそうなタイプ。楽しみにしています。
-ドリームクラブ事務所内 ここだけのハ・ナ・シ
世界のキタノ命名の第三弾。キタノコマンドールはすみれステークスを勝って、皐月賞、日本ダービーに行ってくれた。
キタノインパクトも勝ち上がってくれましたからね。この馬も順調に育ってくれてますよ。
ディープインパクト産駒にもいろんなタイプがいるけど、この馬は品があって小さめで線がきれいで、好きなディープインパクトだな。
脚が長くて走る形がいいし、センスがいい。いいものを持っていると思います。ただ、まだ成長段階なのでつかみきれないところもある。うまくかみ合ってくれれば…という印象ですね 。
全姉が2歳女王のショウナンアデラだから、素質が高いのは間違いない。トントンと行き出したら上まで行けるんじゃないの?
この血統はエンジンがいいけど、脚元がついてこない馬が多かったみたいですね。それにハミをとっていくだけでワンペースの馬が多かったと聞いています。ただ、この馬はいい意味でずぶくて、ある程度加減して走っているので折り合いがついている。めりはりのついた走りができるタイプなんじゃないかと思っています。
切れるディープインパクト産駒というイメージで良さそうだね。国枝厩舎のカラーは青だから、馬名もしっくりくるんだよな。
色はともかく(笑)この馬には いい厩舎だと思いますね。ちょっと走りそうだからと使い倒すわけでなく、ディープインパクト産駒だからといってかわいがり過ぎることもない。一流馬をたくさん扱ってきた厩舎ですから、馬と相談しながら仕上げてくれると思います。ものがいいのは確かですからね 。
国枝先生の悲願はダービー。この馬のダービー出走が決まって、世界のキタノを招待できたら最高だね。
想定デビュー時期:8月
募集は終了しました
粟津 浩樹(あわづ・ひろき)
DMMドリームクラブの現場担当。北へ南へ、東へ西へ、所属馬の状態確認のため全国を飛び回る。某大手牧場出身の知識と経験を生かした懇切丁寧な対応は、多くの会員様に「神」と支持されるも、「くりつ」と間違えられやすいのが玉にキズ。
椎名 竜大(しいな・たつひろ)
DMMドリームクラブの情報管理担当。某スポーツ紙の元記者で予想のウンチクはお手の物だが、馬券は詰めが甘い。美浦トレセンには毎週足を運んでおり、所属馬の状態チェックはもちろん、ライバル陣営(&馬券)の情報収集にも余念がない。
想定デビュー時期は、本ページ更新時の見込みであり、実際のデビュー時期は前後する場合がございます。