クラブ3週連続の勝利でアバンチュリエがオープン入り!《会報2022-08号・特別号》

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3月6日 中山競馬 第6レース 3歳1勝クラス(芝1600m)において、アバンチュリエが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

危なげないレース運びで自己条件を突破!

アバンチュリエの様子

重賞初挑戦となった前走は8着に敗れたアバンチュリエ(牡3・美浦・大竹正博厩舎)でしたが、レース後は息の入りが非常に早く、レースを経て精神的な成長も見られました。中山競馬場に前走よりプラス2kgの馬体重466kgで登場した同馬は、上々の気配の中スタートを迎えます。
好ダッシュから2番手につけたアバンチュリエは、前走とは打って変わって落ち着いたレース運びを見せます。前半1000mが60.7秒と決して速いペースではありませんでしたが、鞍上になだめられながら最後の直線を迎えると先頭を捉え、さらに脚を伸ばして2着馬に半馬身の差をつけて勝利。見事オープン馬の仲間入りを果たしました。
レース後、騎乗した横山武史騎手は「今回もいいスタートを切ってくれたので、いい位置で運ぶことができました。前走は距離が長い印象でしたが、マイル戦に短縮した今回は前に壁ができなくても我慢できていましたし、直線もひと伸びしてくれました」と振り返っていました。また、大竹調教師は「中間の調教では、まず馬の後ろにつけて我慢させて、その後は馬の横でも我慢できるように教えてきました。実戦でもその通りに走れて良かったです。現状はマイルが良さそうですが、その意識でいるとどんどん短くなってしまう可能性があるので、調教では2000mくらいまで持たせるようなイメージで進めていきます」と話していました。
メンタル面の成長をうかがわせる正攻法のレース運びで、最高の結果を出すことができました。中2週での出走だったこともあり、次走については今後の様子を見ながら検討することとなりますが、今回の勝利で、大きな舞台への道筋が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。これからもアバンチュリエへのご声援をよろしくお願いいたします。

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