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ダブルアンコールが2勝目を挙げる!《会報2022-15号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
4月23日 福島競馬 第8レース 4歳以上1勝クラス(芝1200m・牝馬限定)において、ダブルアンコールが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
折り合い面で進展!中団に控える競馬で差し切り勝ち!
3歳時に初勝利を挙げた後は1勝クラスで8戦して2着3回と歯がゆいレースが多かったダブルアンコール(牝5・栗東・池江泰寿厩舎)。中間はスムーズに追い切れない等、気性の難しさが目立った同馬ですが、普段から調教を付けている水口優也騎手ら、厩舎スタッフが一丸となってレースに臨みます。当日は前走からマイナス2kgの馬体重448kgでのゲートインとなりました。
スタート後、他馬が激しい先行争いを繰り広げる中、中団に控えた同馬。折り合い面が心配されましたが、8番手あたりを落ち着いて進みます。前半600mの通過タイムが33.5秒とハイペースでレースが進む中、アウトコースからスパートを開始。最後の直線では馬群が横一線に広がる激戦となりましたが、ゴール寸前でムチが入るともう一伸びを見せたダブルアンコールは、後続に半馬身差をつけ1着でゴール、見事2勝目を挙げました。
レース後、騎乗した水口騎手は「切れる脚がないので、2番手か、ポジションを全く取らずまくる競馬を考えており、周りの馬がうるさいのにつられて出遅れたため、ポジションを取らない選択にしました。頭を上げて暴走するかと思いましたが、折り合いがついたのが今日の収穫です。2着だと何の意味もないので勝ち切ってくれて本当に良かったです」と振り返っていました。また、池江調教師は「ゲート裏であまりにも動かないので騎手が降りてゲートに入れることも考えましたが、そうなるとゲート再審査になって受かるのが難しいので、水口騎手に何とか頑張ってもらいました。今回は今までと比べてもまともに調教できない中で勝てたので、能力は間違いなく一級品です」と話していました。
実に1年11か月ぶりの勝利ながら課題も残る形となりましたが、折り合い面での進展等、少なからず収穫がありました。この1勝をきっかけに、昇級後もさらなる飛躍が期待されます。これからもダブルアンコールへのご声援をよろしくお願いいたします。
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