シャンドゥレールが見事に新馬勝ち！《会報2022-22号・特別号》

バヌーシー2歳世代1番乗り！最後は流す余裕も見せ完勝！

本年のバヌーシー2歳世代のデビュー1番乗りとなったシャンドゥレール(牡2・美浦・国枝栄厩舎)。馬体重500kgで迎えたレース当日はイライラする様子を見せ、直前ではゲート入りを嫌がっていましたが何とか収まり、デビュー戦のゲートが開きました。
直前の一悶着が嘘のように好スタートを切った同馬はすんなりと先頭に立ちます。その後、折り合いをつけて2番手に控えると、やや落ち着いたペースでレースは進みます。迎えた最後の直線では軽く促されただけで力強い伸び脚を披露し、早々に先頭に立ちます。そのままノーステッキで後続に1馬身3/4差をつけ、見事デビュー勝ちを決めました。
レース後、騎乗したM.デムーロ騎手は「能力があるのでどんどん進んでいく感じでしたが、抑えは利きましたし、直線は遊びながらいい伸びを見せてくれました。まだまだ子供でやんちゃなところがありますが、パワーがあっていい馬です」と振り返っていました。また、国枝調教師は「押し出されてハナに立つ形になりましたが、ジョッキーがうまく抑えて運んでくれましたし、直線も余裕がありましたので、いいデビュー戦だったと思います。まずはレース後の状態をよく見ようと思っていますが、ダービーを目指したくなるような内容でした」と話していました。
ゲートを含めて精神面に課題も残しましたが、夢が大きく膨らむ快勝となりました。今後大きな舞台に立てるよう、さらなる成長が期待されます。

レース後の関係者コメントはホースマン情報局にて掲載しております。
取引ツールへログイン後の [ホースマン情報局]からご確認ください。
取引ツールにはこちらからログインいただけます。