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- 2日連続勝利!大竹厩舎所属の2頭が中山で躍動!《会報2023-01号・特別号》
2日連続勝利!大竹厩舎所属の2頭が中山で躍動!《会報2023-01号・特別号》
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1月7日に 中山競馬場で行われた 3歳未勝利(芝2000m)に出走したモルトヴェローチェ、ならびに翌8日に中山競馬場で行われた4歳以上2勝クラス(芝1600m)に出走したアバンチュリエの勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
直線で力強く伸びたモルトヴェローチェが勝ち上がりを決めた!
昨年11月のデビュー戦では2着と健闘したモルトヴェローチェ(牡3・美浦・大竹正博厩舎)。一度レースを経験したこともあってか、直前の追い切りではこれまでよりもパワフルな動きを披露する等、成長を見せていました。迎えた2戦目当日は前走よりマイナス6kgの馬体重452kg、単勝2番人気でのゲートインとなりました。
スタート後は前走同様に先行策をとりたかったものの、思う様に出脚がつかず9番手程に控える形となります。しかし、その後はスムーズな追走を見せインコースで機を窺います。4コーナー入口でグングンと加速し、最後の直線を迎えると進路をアウトコースにとり余裕を持って先行集団を捉えにかかります。力強く脚を伸ばしたモルトヴェローチェは残り150mあたりで先頭に立ち、後続に2馬身半差をつけ1着でゴール、見事に勝ち上がりを決めました。
レース後、騎乗した大野拓弥騎手は「出脚がつかず想定とは違う形になりましたがリズム良く運べましたし、勝負所では進路を探す余裕があるほどでした。外に出してギアが変わってからはいい脚を使ってくれました。こういう内容で勝てたのは収穫でした」と振り返っていました。また、大竹正博調教師は「描いていた形ではありませんでしたが、強い競馬をしてくれました。ただ、気性的にゲートは紙一重のところがありますので、今後も注意が必要です。私は中京にいたのですが、現場から上がりの息はすぐに入ったと報告がありましたので、長めの距離が合うタイプなんだと思います」と話していました。
このまま続戦し、さらなる勝利が期待されましたが、脚元に張り、熱感が見られ獣医師からはレース間隔を空けたほうが良いとの指摘がありました。一旦様子を見ながら慎重に進めることとなりますが、状態が回復した際はもう一回りの成長を見せてくれるのではないでしょうか。
素質馬アバンチュリエが10か月ぶりの快勝!
2歳6月に鮮やかなデビュー勝ちを飾った後、重賞にも挑戦したアバンチュリエ(牡4・美浦・大竹正博厩舎)ですが、2勝目を挙げた後は気性面の課題もあり、やや不完全燃焼なレースが続いていました。前走、人馬一体となって収穫のあるレース運びを見せた大野拓弥騎手を背に2023年の始動戦に臨みます。
五分のスタートを切った後、レース序盤は中団の位置取りとなりましたが、向こう正面で押し上げながら先行集団に取り付きます。徐々にペースが上がる中、4コーナーではアウトコースに進路を取り追い上げを開始。最後の直線では先行勢のしぶとい抵抗にあいましたが、ゴール前でこれを交わし、半馬身先着したところで10か月ぶりの勝利の瞬間を迎えました。
レース後、大野騎手は「道中の手応えは良く、直線で狙い通り外に持ち出せたのですが、いざ追い出したところブレーキをかけてやめようとしていました。勝ってはくれたものの、課題も残る一戦になりました」と振り返っていました。また、大竹正博調教師は「競馬の内容は良かったのですが、ゲート再審査となってしまいました。直線では走るのをやめようとしており、持っている能力を出し切れていない点も気がかりです」と話していました。
2歳時に将来を嘱望された素質馬が挙げた久々の勝ち星でしたが、問題点が多く見えたレースとなりました。今後はゲート再審査等の課題を改めて克服し、オープン入り、さらに大きな舞台へのステップアップが期待されます。
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