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久々のGⅠに挑んだディープモンスターを振り返る!《会報2023-15・特別号》
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4月30日 京都競馬 第11レース 天皇賞(春)(GⅠ・芝3200m)に出走したディープモンスターを振り返るべく、会報特別号をお届けいたします。
見せ場を作るも敗戦。今後のリベンジに期待!
年明けのオープン特別で久々の勝利を挙げたディープモンスター(牡5・栗東・池江泰寿厩舎)が、第167回 天皇賞(春)に臨みました。同い年の菊花賞馬でGⅠ3勝のタイトルホルダーが単勝1.7倍の1番人気に推され、前哨戦を快勝したジャスティンパレスや前年の菊花賞、有馬記念で2着となったボルドグフーシュらが続きます。実績では上位人気馬に劣る同馬は9番人気でしたが、秘めたポテンシャルでは負けていないはず。闘志十分のディープモンスターは前走から2kg増の462kgでゲートインしました。
内枠から五分のスタートを切ると、行きたがる素振りを見せる同馬をなだめつつ4番手につけ、前を行くタイトルホルダーをすぐ後ろから見る形となります。前半1000mを59.7秒で通過しますが、レースを引っ張っていたアフリカンゴールドが心房細動を発症、競走中止に。ペースは落ち着くものの不穏な雰囲気が漂います。代わって先頭に立ったタイトルホルダーの後方やや外目をディープモンスターが追走。盤石の形をとった断トツの人気馬でしたが3~4コーナーの途中でズルズルと後退し競走中止。2頭続けてのアクシデントに場内が騒然となるのを尻目に、勝負所で加速し3番手で直線を迎えたディープモンスター。さぁここからもう一脚、といきたいところでしたが、前半の速い流れに飲まれた影響か余力は残っておらず後退。2番人気のジャスティンパレスがGⅠ初勝利を決めた2.8秒後、ディープモンスターは14着でのゴールとなりました。
レース後、騎乗した浜中俊騎手は「ガツンと引っかかるわけではないのですが、ハミを噛んでいて体力をジリジリと使ってしまいました。1周目のゴール板を過ぎてからはハミが抜けましたが、出入りの激しい競馬でかなり先行馬にはタフな流れでした。それでも勝負どころでは一瞬反応してくれましたし能力は高いと思いますが、やはり3200mは長かったなという印象です」と振り返っていました。また、池江調教師は「さすがに3200mは長かったですね。終始ハミを噛んでしまいました。ただ、浜中騎手とは非常に手が合うなと感じました。普通なら暴走してしまうところでしたがうまくコンタクトしてくれましたし、レースを見ていてここだというところで仕掛けてくれました。さすがに今回はズブいというより脚がなかったですが、馬の特徴を完璧につかんでくれています。3200mを走ったのでまずは放牧に出して疲れを取り、その後2000mくらいの重賞に向かいたいです」と話していました。
ポテンシャルの一端は見せてくれましたが、古馬GⅠの壁は高く、ここは完敗となりました。まずは放牧先で疲れをとることになりますが、特徴を十分に掴んだ浜中騎手とのコンビで再度重賞戦線に挑み、リベンジを果たしてくれればと思います。今後もディープモンスターに温かいご声援をいただけますと幸いです。
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