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ミスティックロアが期待に応えて連勝!《会報2023-23号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
6月24日 阪神競馬 第12レース 3歳以上1勝クラス(ダート1800m)において、ミスティックロアが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
未完成ながら後続に3馬身差勝利!
デビュー2戦目に初勝利を飾った際、コンビを組んだ川田将雅騎手に「素質とものの良さは相当」と評価された一方で、精神的な未熟さが課題に挙げられていたミスティックロア(牡3・栗東・矢作芳人厩舎)。休養を挟み、一回り馬体が大きくなって臨む今回は前走から+12kgの馬体重520kgですが、成長分もあった様子。中間の調整は順調ながら、日に日にテンションが上がりつつ迎えたレース当日は、期待と不安を抱きつつ前走に引き続き川田騎手を背にゲートインしました。
スタート直後は内に切れ込んで隣の馬と接触、ヒヤリとさせられましたが、押して6番手ほどのポジションを確保します。レース序盤は馬込みの中を進みますが、キックバックに苦労し位置取りを上げられないでいると、向こう正面で隊列の外に位置取りを変えます。アウトコースで機を窺っていましたが、鞍上に促されると進出を開始。勢いよく4コーナーをカーブ、最後の直線を迎えます。直線入口で先行馬を射程圏内に捉え、残り200mで馬体を併せると並ぶ間もなく交わし、グングンと突き放します。結局、後続に3馬身差をつけたところでゴール。見事に連勝を飾りました。
レース後、騎乗した川田騎手は「まずはやはりすごい馬だなと思います。地下馬道からあり得ないテンションで汗だくになり、鎧を履いていない中で前に暴れて飛んでいき、全く競馬を作れない中でも能力が高すぎて勝ってしまいました。スタートは前回より少しトモの踏ん張りが利いて出たので、今後のために少しポジションを取り砂をかぶらせました。案の定嫌がって進んでいかず、頭を振っていましたが、お勉強をしながらも勝たなくてはいけないので外に出して、そこから抜け出すまではスムーズでした。上がって行く馬についていって交わすだけでした。しかし交わしてからは、パトロールビデオではよくわかると思いますが、頭を曲げて左右どちらかに吹き飛びそうになりました。右に行くと他馬に迷惑をかけるのでそれだけフォローして、あとは何か変なことをしないかを気をつけていました。今日は頭の中が何かを学ぶという雰囲気ではなかったので、一度も怒れませんでした。今は怒っても理解できる頭ではないです。競馬を組み立てられるようになるまで、まだまだ時間がかかると思います。それでも能力は間違いなく高く、目先の重賞を取りに行けば能力は足りるので勝てる可能性が高いです。ただ、今はその時期ではないと思います。トモの踏ん張りが前回より良くなった分、砂をかぶる練習ができたことは収穫ですが、多くの収穫は得られませんでした。一歩一歩進んでほしいと思います」と振り返っていました。
また、矢作調教師は「やはりこのクラスの馬ではないですし、ここで走っている馬ではないです。ただテンションが課題で、地下馬道では馬が前に飛んでスタッフが引きずられそうになったと言っていました。能力は間違いないですがテンションが課題になってくると思います。普通の馬ならここまでテンションが上がれば大惨敗なはずだと現地のスタッフは言っていました」と話していました。
着差だけ見ると快勝でしたが、精神的な部分で大きな課題が残った1戦となりました。かなりテンションが高い状態で走り切ったことから、レース後の消耗度合いや馬体、脚元の状態を見極めつつ今後の予定を慎重に決めることになります。川田騎手から「重賞」という言葉が出るほど、大きなポテンシャルを秘める同馬です。心身ともに順調に成長し、今後は大舞台に進んでいけることを願ってやみません。
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