ラヴズ初仔満口御礼！来週は1歳馬公開予定！《会報2023-27号》

いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

令和5年7月7日からの大雨による災害等(災害のおそれを含む)により被災された方々とその関係者の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。被災地域にお住まいのお客様におかれましては、出金処理に関し特別措置を行いますので、カスタマーサポートまでお問い合わせください。

それでは、バヌーシーのメール会報をお送りします。

クラブ近況と所属馬のレース結果について

7月18日18時よりラヴズオンリーユー2023(牡0・父エピファネイア・栗東・矢作芳人厩舎)の購入受付を開始いたしました。多くの方に購入をいただき、7月21日に満口となりましたことをご報告申し上げます。ご購入をいただいたお客様には、ここに改めて御礼を申し上げます。

また、1歳馬の募集スケジュールは以下を予定しております。

募集馬公開：7月25日(火) 18時
募集価格公開：7月28日(金) 18時
募集開始：8月08日(火) 18時

なお、競走馬出資金(馬代金)のお支払い方法について、2023年度の募集ではこれまでの「一括払い」に加えて「分割払い」をご用意しております。詳細は以下をご確認のうえ、募集馬および募集価格の公開まで、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

分割払いの詳細はこちら
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さて、ここからは別途特別号にて詳報をお伝えしたヴェールアンレーヴ(牝4・美浦・宮田敬介厩舎)とエンプレスペイ(牝3・栗東・武幸四郎厩舎)を除く、先週・先々週のレース結果を振り返ります。

まずは7月7日川崎競馬第11レースあふれる甘さをお届け！菜速あやせコーン杯 (B2B3選定馬・ダート900m)に前走から+4kgの馬体重471kgで出走したスターズプレミア(牡6・川崎・山崎裕也厩舎)です。目標はあくまで1200m戦と、叩き台として選択されたレース。距離が短く、中団から懸命に追い込んでくるも先頭集団には届かず6着に敗れました。
レース後、山崎調教師は「調教をすごく軽くして、競馬で走りたい気持ちを出させる調整がはまりました。はまる条件を使えばやれる馬ですし、能力は高いです。ただ、1200mでも集中力が持つかがポイントになってくると思います」と今後に向けた収穫を口にしていました。しかしながら、次走に向けて調整中に馬房でトモを切ってしまい治療に専念することになりました。軽傷とのことですが今後の予定は白紙になりましたので、続報をお待ちいただければと思います。

次は7月9日函館競馬第6レース 3歳未勝利(芝2000m)に前走から+6kgの馬体重462kgで出走したジーククローネ(牡3・美浦・宮田敬介厩舎)です。スタートで他馬に寄せられ、ダッシュがつかず後方からの競馬になります。勝負所で大外から上がっていき、直線でも脚を伸ばしましたが捉えきれず、先頭とは0.2秒差の5着でゴールしました。
騎乗したC.ルメール騎手は「スタートから突っ張って走っていましたし、随分と右にもたれていました。テンションは今日は静か過ぎるくらいで、集中していない感じがしました。勝ち切るにはいろいろと噛み合う必要がありそうです」と敗因を振り返っていました。同騎手からはブリンカー装着と距離短縮の提案がありましたが、決め手不足の状態などを考慮のうえ、一度距離を延長し8月6日(日)札幌競馬第6レース 3歳未勝利(芝2600m)へ向かうこととなりました。

続いては初勝利を挙げた門別の地に戻ったネクサスハート(牡5・門別・小野望厩舎)です。前走から-15kgの馬体重522kgで7月11日門別競馬第10レースキキョウ特別(C1-2～C3-1・ダート1800m)に出走しました。スタート後勢いをつけ先行争いに参加しますが、2番手の位置に落ち着きます。最終コーナーで先頭との差を詰めていきたいところでしたが、逆に徐々に後退していき7着に敗れました。
小野調教師は「530kgオーバーにした馬体重が、馬なりの調教1本で10kg減ってしまいました。まだいい体つきに戻っていないと感じます。返し馬の走りも昨春と違ってストライドが狭く、まだまだ本調子ではありません」と話しており、コンディションを上げていくにはまだ時間がかかりそうです。暑さに弱いタイプですので、まずはじっくりと体調面をケアできればと思います。

続いては復帰戦となったヴァンビスタ(牝3・栗東・矢作芳人厩舎)。7月15日中京競馬第3レース 3歳未勝利(ダート1400m)に前走から+10kgの馬体重504kgで出走しました。スタートで遅れてしまい、挽回を試みるも10番手程の位置で最終コーナーをカーブします。大外からジリジリと脚を使いますが、先頭には程遠く8着に敗れました。
騎乗した松若風馬騎手は「二の脚が鈍く1400mは少し忙しいかなと感じました。気の悪いところをすごく見せるわけではないのですが、後ろ向きな場面がしばしば見られました。ただ、外に出せばジリジリと脚を使えましたし、競馬に慣れたら違う形の競馬ができるようになる感じがしました」と話しており、臆病な面が課題として残った形です。レース後は連闘を視野に入れていましたが、出走枠に入れませんでした。歩様に硬さが出ており、来週からは2場開催で出走枠がさらに狭まることから、短期放牧も含めて再検討することとなりました。今後の予定については、決まりましたら改めてご案内します。

ベランジェール(牝2・美浦・木村哲也厩舎)は馬体重450kgで7月16日函館競馬第5レース 2歳新馬(芝1800m)でデビューを迎えました。中団よりやや後ろのポジションでレースを進め、3コーナーから仕掛けていきますが、思うように位置取りを上げられません。最後の直線でも脚を伸ばせず、12着に敗れました。
騎乗したC.ルメール騎手は「パワーがないので、今日の馬場は良くありませんでした。まだ若く伸びしろはありますし、だんだん良くなるのではないかと思います。まずは体力を付けることが必要だと思います」と話しており、稍重かつ開催最終週のタフな馬場に苦しんだ様ですが、心身共にまだ鍛えていく必要がありそうです。一度ノーザンファーム天栄に放牧へ出て、鍛錬を積みながら成長を待つこととなります。

次はクルチェット(牝3・栗東・辻野泰之厩舎)。7月16日中京競馬第6レース 3歳未勝利(芝2000m・牝馬限定)に前走から+18kgの馬体重448kgで出走しました。辻野調教師が「ここ最近では間違いなく一番いい状態」と振り返るコンディションで出走にこぎつけましたが、後方からの追走にも苦労し、3コーナー付近ではすでに手応えが怪しく、そのまま見せ場を作れず14着に敗れました。
騎乗した泉谷楓真騎手は「ペースが上がるとかなり厳しいです。ダートや芝は関係なく、ギアが上がらないため勝負所で置かれてしまいます」と話していました。持てる力を出し切れている状態の中で、ここからどこまで変わり身を見せられるか、試練の時が続きます。

最後はソナトリーチェ(牝5・栗東・奥村豊厩舎)です。7月16日中京競馬第8レース 3歳以上1勝クラス(ダート1400m・牝馬限定)に前走から増減なしの馬体重468kgで出走しました。スタート後、激しい先頭争いの末ハナを譲ると5番手で最終コーナーをカーブ。懸命に食い下がりますが直線半ばで脚がなくなってしまい、14着に敗れました。
奥村調教師は最後の失速について「ガス欠かなと思います。やはり1200mの牝馬限定戦に、斤量が軽めの騎手で臨むのが好走できる形のような気がします。番組をしっかり選んで使いたいなと今回改めて思いました。申し訳ありません」と話していました。まずは一旦リフレッシュし、再度短距離戦に活路を求めていければと思います。

出走予定と引退馬のご案内

続いて今週の出走予定をご案内します。なお、来週の出走は現在のところ予定はありません。

ハーツシンフォニー(セン6・美浦・辻哲英厩舎)が7月22日(土) 中京競馬第4レース障害3歳以上オープン(芝3330m)に出走します。鼻出血からの休養明けとなった前走は後方から追い込み5着と健闘。この中間は調教中に騎乗予定の石神深一騎手に鼻血を出させてしまうなど、気難しい面は相変わらず。しかし、早くから適性のある新潟に狙いを定めじっくり調整を進めてきたこともあり心身共に状態は良好の様ですので、ここでは前進が期待されます。

また、ニコニコルンルン(牝3・栗東・矢作芳人厩舎)が7月23日(日) 札幌競馬第2レース 3歳未勝利(ダート1700m)にエントリーしています。馬体減りを懸念し滞在競馬で勝ち上がりを目指す同馬。前走は12着に敗れるも関係者の皆様からは「もっとやれる馬」と評価を受けています。環境の変わるこの1戦で、何とか前進してくれればと思います。

最後にオーロアドーネ(セン6・美浦・戸田博文厩舎)の引退についてお知らせします。同馬は6月、リフレッシュ放牧から帰厩し調整を進めていましたが、同29日の調教後、以前骨折した種子骨の靭帯付近に痛みが出ました。獣医師からは靭帯が良くなるまで半年程度を要すると診断されており、6歳夏という年齢的な問題、またこのまま治療・復帰を目指しても、また痛める可能性が高いとのことから引退が決定、7月19日競走馬登録を抹消しました。新馬戦で勝利を飾り、その後の弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ)では5着と、将来を期待されていましたが怪我に悩まされ、大成することは叶いませんでした。尾花栗毛の見栄えのある馬体でターフを魅了した同馬は今後、ヘレナ国際乗馬倶楽部(福島県いわき市)で乗馬となる予定です。今までとは別の形でまたたくさんの人を魅了し続けてくれればと思います。ご声援をいただいた皆様に、ここに改めて御礼を申し上げます。

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