ハーツシンフォニー、暮れの晴れ舞台を走破!《会報2023-44号・特別号》

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12月23日 中山競馬 第10レース 中山大障害(JGⅠ・芝4100m)に出走したハーツシンフォニーを振り返るべく、会報特別号をお届けいたします。

初のGⅠレースで無事完走!今回の経験を今後の糧に来年の飛躍を!

ハーツシンフォニーの競馬場における画像

先週の障害オープン競走に投票したものの除外となったことから、思い切ってJGⅠ競走の中山大障害にエントリーしたハーツシンフォニー(セン6・美浦・辻哲英厩舎)。今回挑戦する中山の「大障害コース」は、これまで同馬が経験してきたコースと異なり、大竹柵や大生垣等、飛越時に高さと距離が求められる障害がいくつも配置される難コースです。加えて本レースは63kgの斤量で4100mを走るため、タフさとスタミナも要求される、まさに国内障害レースの最高峰といえる競走。出走メンバーには、前年の同レース覇者ニシノデイジー、前哨戦の東京ハイジャンプを制したマイネルグロン、今年の障害重賞で2勝を挙げているジューンベロシティらの強豪が名を連ねます。また、先月の京都ジャンプステークスを制して本レースに臨むエコロデュエルは、ハーツシンフォニーの弟。思わぬきょうだい対決に加え、1勝馬としてどこまで戦えるのか、難コースを完走できるのか等、興味が尽きない一戦の火蓋が切られました。

大外枠から無難にスタートし、後ろから2頭目の位置を進もうとしましたが、最初の障害を飛越する際、スムーズさを欠いて最後方に下がります。また、スタンド前を通過した直後の生垣では、着地時に大きくバランスを崩す等、序盤からハラハラさせられる展開となりました。しかし、大障害コースに入った後は高さ1m60cmの大竹柵を無難にクリアする等、レースの雰囲気にも慣れてきたか、最後方ながら隊列に食らいついていきます。その後も数々の障害を飛越しながらゴールを目指すハーツシンフォニーを含めた12頭。レース終盤、各馬のペースが上がると、それまで先頭を走っていたニシノデイジーをマイネルグロンが捉え、直線ではグングンと後続を突き放し2着に10馬身をつけて優勝しました。スタンドからは大きな歓声と拍手が止まない中、ハーツシンフォニーは11着でゴール。2桁着順ではありましたが直線では1頭を交わし、無事完走となりました。

レース後、騎乗した蓑島靖典騎手は「最後まで頑張って走ってくれました。大きい障害の経験が少なく飛越が未熟な印象を受けましたが、後半はうまくリズムに乗って走れていました。初めての大障害を完走できたのですから立派だと思います。この経験が次に生きてくれればと思います」と振り返っていました。また、辻調教師は「序盤の飛越が安定せずどうなることかと思いましたが、難関と思っていた大障害はむしろスムーズに飛べていました。最初に戸惑っていたことを考えると、経験不足が出たのかなと思います。後ろからになりましたが最後まで同じようなスピードで走れていましたので、やはりスタミナはあるんだと思います。これがいい経験になればと思います」と話していました。

重賞初挑戦の舞台がGⅠとなり、経験不足は否めませんでしたが、大舞台で難コースを無事に走り切ったことは大きな経験となったようです。年が明けると7歳になりますが、まだまだ馬体は若く、今後の伸び代が期待される同馬。次走は馬体や脚元を見てからの検討となりますが、息の長い活躍を続けるハーツシンフォニーに温かいご声援をいただけますと幸いです。

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