3歳馬を中心に各馬奮闘中!《会報2024-06号》

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バヌーシーのメール会報をお送りします。

クラブ近況と所属馬のレース結果について

2月1日(木)12時ごろより現在募集中となる2歳馬について、上限口数を999口に変更しております。この変更により、即時満口となる可能性が高くなっておりますので出資を検討されているお客様はご注意くださいますようお願いいたします。

また、マリブピア2022(牝2・父Vekoma・栗東・福永祐一厩舎)を除く現2歳馬の募集終了日時は2024年2月29日(木)23時59分であり、募集期間を延長する予定はございませんので、あらかじめご了承ください。

マリブピア2022のみ募集終了日時が2024年5月31日(金)23時59分となります。

加えて、2月8日をもちまして皆様からお寄せいただいた案から選出した各馬の「馬名投票」を締め切らせていただきました。投票結果ならびに馬名の決定については別途ご連絡をさせていただきますので、改めてご確認ください。

なお、2月3日に、日本調教馬として初めてブリーダーズカップ F&Mを勝利したラヴズオンリーユーのスペシャルムービーを公式YouTubeにて公開しております。本ムービーは引退記念写真集を購入した皆様に付録としてつくDVD(非売品)に収録される映像のダイジェスト版になります。(本編は6部構成142分となります)
是非こちらよりご覧ください。

さて、ここからは別途特別号にて詳報をお届けしたミスティックロア(牡4・栗東・矢作芳人厩舎)を除く先週・先々週のレース結果を振り返ります。

ジーククローネ

まずはジーククローネ(牡4・美浦・宮田敬介厩舎)が1月28日 東京競馬 第4レース 4歳以上1勝クラス(ダート2100m)に前走から+2kgの馬体重450kgで出走。この日はスタートで躓き後方からの競馬になりました。前との差を少しずつ詰め、9番手で最後の直線を向くと最後まで頑張って脚を伸ばしましたが、上位争いには絡めず6着に敗れました。
掲示板を外すこととなりましたが、宮田調教師は「スムーズだったらもっといい競馬ができたと思いますし、東京ダート2100mに適性があることをつかむことができました」と話しており、今後の見通しが立ったようです。しかしながら、躓いた際に左前の蹄球を踏みかけて外傷を負ったため、一旦ノーザンファーム天栄に放牧に出て傷を癒してから今後の予定を立てていくこととなりました。

ベランジェール

2頭目は1月28日 東京競馬 第6レース 3歳未勝利(芝1600m)に前走から+2kgの馬体重450kgで出走したベランジェール(牝3・美浦・木村哲也厩舎)です。隣の馬がゲートで暴れるアクシデントがありましたが、冷静なスタートを決め、そのまま好位を追走します。5番手ほどの位置から抜け出しを図りますが、前を行く馬が止まらず2頭を交わすのが精一杯で、先頭から3馬身半離れた3着でゴールしました。
木村調教師は「スタートをきちんと出て折り合いがつきましたし、コントロールも利いていました。今できる走りはしてくれたと思います」と話しており、幼さを残しながらも健闘しましたが、勝ち上がることはできませんでした。今後は再び放牧に出てリフレッシュ、馬体を戻してから次の予定を立てることになりますが、もう一回りの成長が期待されます。

シャンドゥレール

シャンドゥレール(セン4・美浦・国枝栄厩舎)は1月28日 東京競馬 第7レース 4歳以上1勝クラス(ダート1600m)に前走から+10kgの馬体重512kgで出走しました。騎乗したR.キング騎手が「ブリンカーが効き過ぎ、舌がハミを越していたこともあってコントロールが利きませんでした」と振り返るように道中はグングンと前に出てレースを引っ張る形になりました。最後の直線入り口までは先頭をキープしていましたが以降は手応えがなくなり後退。良いところを見せられないまま12着に敗れました。
国枝調教師はレース後に「レースをやめる面が強くなっているのが気になります。勝手に走って、勝手にやめて終わっている感じなので、人間の指示に従って頑張るようにする必要があると思います。山元トレーニングセンターの場長とも話して、障害練習で人間との主従関係を作り直すことにしました。来週、北総ファームに放牧して障害練習を行おうと思います。飛越が上手ならそのまま障害に行ってもいいですし、難しかった場合でも練習の効果が平地で出ればと思っています」と話しており、精神面の立て直しが求められます。

アバンチュリエ

1月28日 東京競馬 第10レース 節分ステークス(4歳以上3勝クラス・芝1600m)には前走から+4kgの馬体重470kgでアバンチュリエ(セン5・美浦・大竹正博厩舎)が出走。一団となって進む中でちょうど真ん中を追走していき、最後の直線で脚を使えれば、という展開でしたが伸びあぐねてしまい、13着に敗れました。
騎乗した大野拓弥騎手は「スタートは五分に出てくれたのですが、外枠だったため前に壁を作ることができず、集中力が続きませんでした。競馬に飽きている感じがあるので、なるべく競馬だと意識させないようなレース運びがいいと思うのですが、今日は思ったような競馬ができませんでした」と話しており、集中できる環境をレースでどう作っていくかが課題となります。レース後は背腰の疲労が抜けずノーザンファーム天栄に放牧に出ていますが、3月後半の中山開催を目途に戦線復帰する予定です。

レジェンドシップ

レジェンドシップ(牡4・栗東・奥村豊厩舎)は2月3日 京都競馬 第7レース 4歳以上1勝クラス(芝2000m)に前走から-2kgの馬体重448kgで出走しました。大外からやや内に寄せつつ、隊列のちょうど真ん中、7番手あたりを追走。最後の直線で追い込みに懸けますが、脚を使えたのは一瞬だけで上位争いには絡めぬまま6着に敗れました。
騎乗した坂井瑠星騎手は「直線まで何もしないでおこうと決めていました。今の馬場は得意ではなかったですが、苦手でもない感じでした。あの位置から差し切るにはもう少し力を付けてほしいと感じました」と話しており、このクラスで勝ち負けするにはワンパンチ足りない様子です。もう一押しのためここでダートを試すこととなり、連闘で2月10日(土) 京都競馬 第7レース 4歳以上1勝クラス(ダート1900m)への出走が決まりました。

ビダーヤ

先週は2頭がデビューを果たしました。1頭目は2月4日 京都競馬 第5レース 3歳新馬(芝1600m)に馬体重504kgで出走したビダーヤ(牡3・栗東・矢作芳人厩舎)です。使いながら馬を作っていくイメージで、仕上がり途上での出走となりましたが、ゲートが開くと手応えよく3番手を追走し、最後の直線入り口で先頭に並びます。そこから激しい追い比べを見せ、残り200mを切っても粘っていましたが最後は外から差し切られ、3着でのゴールとなりました。
騎乗した角田大和騎手は「トモが緩くスタートを気にしていましたが、思ったより出てくれたのですんなりポジションを取れました。多少力みがあるくらい行きっぷりが良く、抑えるのに苦労するくらいでしたが、ハミが抜けてからは自分でバランスを取れて、競馬を知っているのかなというくらいの走りで、血統馬は違うなと感じました。これだけ緩い中で走れるのはすごいと思います」と話しており、なかなか体力的な面で苦労をしていた同馬でしたが、秘めた力を徐々に見せ始めたようです。現状脚元に問題はなく、このまま在厩で続戦となる見込みです。

パンドジェーヌ

デビュー2頭目はパンドジェーヌ(牝3・美浦・大竹正博厩舎)。2月4日 東京競馬 第5レース 3歳新馬(芝1800m)に馬体重456kgで出走しました。ゲートの出があまりよくなく先行できない状況の中、外目の8番手あたりを追走します。1000mの通過が63.3秒とスローな展開となる中で、最後の直線でも止まらずに前を追いかけますが展開に恵まれた前2頭を交わすことができず、先頭とは0.5秒差の3着でゴールしました。
大竹調教師は「輸送は大人しくクリアできましたし、返し馬ではテンションの高いところを見せていましたが、ゲート裏に担当者が迎えに行くと大人しくなりました。馬体重も450kg台を維持できましたし、調整方法をつかめたのは収穫だったと思います。レースの内容も悲観するものではなかったですが、肝心の結果を出すことができませんでした」と話しており、なかなか順調にいかない時期が続いてた中では健闘できたと言えますが、脚元に不安を持ち、続戦が難し状況を考えると結果が欲しいところでした。慎重に経過を見ながら、少し間隔を開けて次のレースに臨む予定です。

セットリスト

セットリスト(牝5・栗東・畑端省吾厩舎)は2月4日 小倉競馬 第8レース 4歳以上1勝クラス(ダート1700m・牝馬限定)に前走から+12kgの馬体重496kgで出走しました。前に壁を作り、好位での競馬を試す予定でしたがスタートでやや後手を踏むと思うような形を作れず壁の無い外を回ることになってしまいました。前に食らいつこうとしますが徐々に離されてしまい、7着に敗れました。
騎乗した吉田隼人騎手は「途中からまくられるなどレースが落ち着くことがなく、しまいに脚を残せない競馬になってしまいました。直線は全く抵抗できませんでしたが、体が伸びやすいタイプなので、脚をためる競馬ができれば最後に脚を使えそうに感じました」と話している他、輸送をクリアしてプラス体重で出走できたことなど、敗戦の中にも少なからず収穫はありました。今後は一度放牧でリフレッシュし、小倉の最終週での競馬を予定しています。

出走予定のご案内

続いて前述のレジェンドシップを除く今週・来週の出走予定をご案内します。

今週の先陣を切るのはベルウェザー(牡3・栗東・茶木太樹厩舎)。2月10日(土) 京都競馬 第6レース 3歳未勝利(ダート1400m)に出走します。ソエに悩まされていましたがここにきて良化が見られ、成長を感じる走りを追い切りで見せています。新馬戦(2着)で手綱を取った武豊騎手と再度コンビを組みます。距離短縮もこの馬にとってはプラスになる様子ですので、諸々を味方に勝利を挙げてくれればと思います。

2月11日(日) 東京競馬 第4レース 3歳新馬(ダート1600m)でバスティオン(牡3・美浦・西田雄一郎厩舎) がデビューします。560kg超とかなりの大型馬、かつ鶏跛の症状が見られる同馬はここまでの調整を慎重に行わざるを得ませんでしたが、ここにきてスタートラインへ辿り着くことができました。追い切りではなかなか良いタイムを出しており初戦から奮闘が期待されますが、まずは無事にレースを完走してくれることを願うばかりです。

リーゼダムール(牝3・栗東・辻野泰之厩舎)も2月11日(日) 京都競馬 第5レース 3歳未勝利(芝1600m) でデビューを迎えます。ポテンシャルの高さを評価される一方で、精神面で余裕の無さを指摘されている同馬。気持ちが悪い方向に向かなければ好勝負ができるはずですので、レースでは前向きさを出してくれればと思います。

3歳勢では更にスマイルコレクター(牝3・美浦・斎藤誠厩舎)が2月17日(土) 東京競馬 第6レース 3歳未勝利(芝1600m)にスタンバイ。同馬もリーゼダムール同様に精神面での成長が課題ですが、追い切りではリズム良く走れており好勝負を予感させています。アクシデントなく無事にゲートインしてくれればと思います。

加えて、ドリームクルーズ(牝3・美浦・戸田博文厩舎)が2月18日(日) 東京競馬 第4レース 3歳未勝利(芝1800m)に出走予定です。デビュー戦は臆病なところを見せ競馬にならなかった印象ですが、徐々に精神面の成長が見られるようになりました。追い切りではいい動きを見せていますので、競馬場の雰囲気に慣れてくれば前進は十分に可能かと思います。

休養明け初戦を迎えるのはバックスクリーン(セン5・美浦・辻哲英厩舎)です。2月18日(日) 東京競馬 第7レース 4歳以上2勝クラス(ダート2100m)に出走を予定しています。直近の成績から障害転向を視野に、去勢・転厩して臨む一戦です。去勢により体つきに変化が見られることから、まずは平地でどこまで変わり身があるかを試すこととなりました。追い切りでも比較的好タイムを計時していますので、一変に期待がかかります。

2月18日(日) 京都競馬 第10レース 斑鳩ステークス(4歳以上3勝クラス・芝 1600m)にはヴェールアンレーヴ(牝5・美浦・宮田敬介厩舎)がスタンバイ。3勝クラスに昇級後は足踏みが続いていますが、2か月ほどの放牧・休養を経て馬体には成長が見られます。現状まだ緩さが残るとのことでどこまで絞れるかというところが鍵となりそうですが、好勝負が期待されます。

最後はディープモンスター(牡6・栗東・池江泰寿厩舎)。2月18日(日) 小倉競馬 第11レース 小倉大賞典(GⅢ・芝 1800m)で重賞制覇を狙います。前走のアンドロメダステークスで自身OPクラス3勝目を飾りました。厩舎からは成長の著しさを感じさせるコメントがあり、心身ともに非常に良い状態で出走できそうです。大舞台ではGⅠ5着の実績がありますが、更なる活躍を目指す同馬ですので、ここは通過点としたいところです。

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お知らせ情報

  • 出資記念ポストカードプレゼントのご案内 (1月31日配信)
  • 《上限変更》2023年度募集馬の購入口数上限を変更いたしました(2月1日配信)
  • キャンセル募集開始のご案内(2月1日配信)
  • 【御礼】キャンセル募集終了のお知らせ(2月1日配信)
  • グランベルナデット、初富士ステークスの勝ち馬写真販売開始(2月2日配信)
  • ミスティックロア、大津特別の勝ち馬写真予約販売開始(2月2日配信)
  • 【出走確定】2月10、11日(2月8日配信)

以上のお知らせ詳細はこちらからご確認いただけます。

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