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既走馬を一蹴!シャンパンポップがデビュー戦を圧勝!《会報2024-12号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
3月24日 中京競馬 第3レース 3歳未勝利(ダート1800m)において、シャンパンポップが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
ジョッキーが大舞台を意識する圧勝劇!
2歳夏は函館でのデビューを目標としていたものの、額のケガやトモの不安等、様々なアクシデントがあり出走が延びていたシャンパンポップ(牡3・栗東・武幸四郎厩舎)が、待ちに待ったデビュー戦を迎えました。母は米2歳牝馬チャンピオンのシャンパンルーム、父は近年のリーディングサイヤーランキングで常に上位をキープするキズナという血統背景や、雄大な馬体と大物感等から牧場時代より高い評価を受けていたものの、大型馬ゆえの脚部不安と向き合う日々を送ってきた同馬。関係者の努力が実り今回の出走に漕ぎつけました。入着経験を持つ既走馬が多数混じるレースとなりましたが、期待に大いに胸を膨らませた同馬は堂々とゲートに収まりました。
スタートを無難にこなすと6、7番手の位置につけて1コーナーをカーブします。小雨が降り、キックバックが気になるところですが、アウトコースからスムーズな追走を見せます。途中インコースから数頭がペースを上げたことで、位置取りを下げたシーンもありましたが、勝負所に差し掛かり進出を開始した際の迫力は新馬のそれではありません。迎えた最後の直線入口では先頭との差が7~8馬身程ありましたが、大外に進路を取った同馬が唸るような勢いで先行集団に襲い掛かると1頭だけ次元の違う末脚を披露します。計時した上がり3ハロンのタイムは35秒2で、同日、同コースで行われた古馬2勝クラスにおける最速の上がり3ハロンのタイムを上回るものでした。当然のように先頭に躍り出たシャンパンポップは後続に5馬身差をつけて圧勝。華々しいデビュー勝ちを飾りました。
レース後、騎乗したB.ムルザバエフ騎手は「返し馬からいい馬だと感じました。厩舎からたくさんアドバイスをもらい、それを生かしてうまく乗れました。アドバイスの通りダートのキックバックを嫌がったので外々を気分良く走らせましたが、それでも直線で抜け出せる背中の動きをしていました。能力は相当高いと思いますし、最後は流しても勝てましたが、中京は最後の直線でよく馬が物見すると聞いていたので気合をつけて最後まで走らせました。楽しみな馬というより、無事にさえ走ってくれれば大きなところを勝たなければいけない馬だと感じました」と振り返っていました。また、武幸四郎調教師は「脚元に不安があり、一戦一戦が勝負という中で勝てました。まずは担当者を褒めてあげてください。手がかかる馬で時間をかける必要があり、会員の皆さんをお待たせしてしまいましたが、能力があっても壊しては意味がないので慎重に進めさせていただきました。最高の結果になりましたが、勝ったからといってどんどん使っていけるタイプではありません。馬を見て慎重に進めていけば上まで行ける能力があることははっきりわかったので、今後もストレスがたまるような使い方になるかもしれませんがご了承ください。自分は中山にいて何もしていないので、騎手と担当者、厩舎スタッフに感謝しています」と話していました。
レース前は期待と不安が入り混じっていましたが、蓋を開けてみたら皆の想像を大きく超える圧勝でした。これだけのパフォーマンスを見せたことから脚元への負担が心配されるため、レース後はしっかりとケアを行いながら今後の予定を検討することとなりそうですが、ムルザバエフ騎手の「無事にさえ走ってくれれば大きなところを勝たなければいけない馬」というコメントが印象的でした。とにかく無事に進んでほしいところですが、今は成長した同馬が大きな舞台で躍動する未来を想像しつつ、勝利の余韻に浸りたいものです。今後もシャンパンポップに温かいご声援をお願いいたします。
レース後の関係者コメントはホースマン情報局にて掲載しております。
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お詫びと訂正
前号のバヌーシー会報について、ジーククローネ (牡4・美浦・宮田敬介厩舎)の出走について「初ダートとなった前走では」と記載いたしましたが、同馬は2023年3月25日にダートにて出走をしておりました。訂正とともに、お詫び申し上げます。