シンハナーダ、待望のデビュー戦で勝ち上がり!《会報2024-25号・特別号》

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7月6日 福島競馬 第4レース 3歳未勝利(芝2000m)において、シンハナーダが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

既走馬を相手に堂々の立ち回り!

シンハナーダが先頭でゴールを駆け抜けている画像

半姉に当クラブで3勝を挙げたシンハリングを持ち、近親にオークス(GⅠ)を勝ったシンハライトもいること等から、2021年産のクラブ所属馬の中でも注目度の高かったシンハナーダ(牡3・美浦・国枝栄厩舎)は2歳春までを順調に過ごしてきました。昨年6月にゲート試験に合格、同7月には福島での新馬戦に出走予定でしたが、レース1週前追い切りで脚部不安を発症し、その後はなかなか順調に進めることができませんでした。しかしながら、ノーザンファーム天栄のスタッフを始めとした関係者の懸命な取り組みが実り、約1年を経てようやくデビュー戦の地に立つこととなりました。直前の追い切りの動きは上々で、陣営はポテンシャルの高さを感じとってはいたものの、経験に勝る既走馬に人気を譲った同馬は5番人気、馬体重452kgでのゲートインとなりました。

最内枠から五分のスタートを決めたシンハナーダですが、外枠からハナを狙って勢いよく飛び出した1頭と、これに続く先行馬を先に行かせて9番手程の位置に控えました。向こう正面では大きな動きはなく淡々とレースが進みましたが、残り600mあたりからは、どの馬もペースを上げてゴールを目指すと、一気に馬群が固まります。アウトコースを通って有力馬が進出を開始する中、シンハナーダはスルスルとインコースから位置取りを上げ、6番手で最後の直線を迎えます。最内から上位を窺う同馬ですが、先に抜け出した1頭が、逃げ馬を避けるようにインコースに進路を取ったため、その内には1頭分のスペースしかありません。ここで鞍上の檄に応えたシンハナーダは、怯まず最内を突いて叩き合いに持ち込みます。相手も馬体を併せ、しぶとく抵抗しますが、ゴール前でさらに力強く伸びたシンハナーダはこれを振り切り1着でゴール。うれしいデビュー勝ちを果たしました。

レース後、騎乗した三浦皇成騎手は「返し馬で初めて乗って、上のクラスの馬だと感じました。1番枠からそのまま内を追走して、直線は最内を突く形になりましたが、強い競馬をしてくれました。初出走で経験馬相手にこういうレースはなかなかできません。センスのいい馬だと思います。馬場の内側は掘れていて力のいる状態でしたが、それも関係ありませんでした。今後が楽しみです。距離は2000m以上が合うと思います」と振り返っていました。また、国枝調教師は「経験馬が相手でどうかと思っていましたが、センスのいい走りをしてくれました。初めてのレースでこれだけ走ったとなると息がかなり乱れるのが普通ですが、レース後すぐに息が入ったので心肺機能が強いんだと思います。コントロールが利くのは強みですし、今日の走りを見ると東京コースで走らせたくなります。今からでもダービーに行けないですかね(笑)」と話していました。

紆余曲折を経てのデビュー戦であったこと等のハンデを全く感じさせない堂々としたレースぶりで周囲を驚かせると同時に、同馬に携わり応援してきた皆様に見事な勝利と感動を届けてくれました。脚元に不安をもつことから、レース後は脚元の状態を慎重に見つつ、焦らずじっくりと進めることになりますが、三浦騎手、国枝調教師が口を揃えるように、高いセンス、心肺機能等、競走馬に重要な要素を多く持つ同馬の今後がより楽しみになりました。シンハナーダの今後にご注目いただくと共に、引き続き温かいご声援をくださいますよう、よろしくお願いいたします。

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