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激走のハーツシンフォニーがオープン勝ち!《会報2024-38号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
10月19日 新潟競馬 第4レース 障害3歳以上オープン(芝3250m)において、ハーツシンフォニーが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
力強く末脚を伸ばして掴んだ2年5か月ぶりの勝利!
2022年5月に初勝利を障害レースで挙げたハーツシンフォニー(セン7・美浦・辻哲英厩舎)は、その後12戦して勝ち星を挙げられず、長いトンネルに迷い込んでいました。中には上位入線を果たしたレースもありましたが、気性の難しさから能力を発揮できず敗れることも多く、関係者は歯痒い思いをしていました。直近の8月に2戦したことで疲労の蓄積が心配されましたが、短期放牧後の状態は上々で太目感もなく、馬体重484kg(前走比-2kg)でレース当日を迎えました。直近のレースぶり等から、出走馬8頭中7番人気と低い評価だったハーツシンフォニーですが、「今回こそは」と内なる闘志を燃やしてゲートに収まりました。
スタート自体は無難に出ましたが、行き脚がつかず、最初の障害を飛越した時点で集団から3~4馬身後ろに置かれました。そして、直後の障害を飛越した際に1頭が落馬、競走中止となり不穏な空気に包まれます。空馬となった1頭が勢いよく先頭まで駆け上った影響もあり隊列がやや縦長となる中、序盤遅れていたハーツシンフォニーは隊列に取り付きました。レースが後半に差し掛かった向こう正面で猛然とポジションを上げた同馬は、最終コーナーでは勢いそのままに捲り切り、最後の直線を先頭で迎えます。最終障害を飛越した後も、力強いラストスパートを見せたハーツシンフォニーは後続を突き放し、2着馬に2馬身差をつけて見事に勝利を飾りました。
レース後、騎乗した石神深一騎手は「レース前からとても雰囲気が良く、厩務員さんともいいねと話していました。ゲートは五分に出たのですが二の脚が遅くなってしまったので、スイッチが切れないよう前から離れないようにして進めました。その後はペースが落ち着きましたし、スタミナがある馬なのでハミを取っているうちに前に行かせました。飛越は最後の障害で少し詰まりましたが、それ以外はほぼパーフェクトでした」と振り返っていました。また、辻調教師は「背腰の状態はギリギリと感じていましたが、調教での行きっぷりが良く、走る気持ちはあるんだろうなとも感じていました。序盤はいつも通り後ろからになりましたが、差を詰めて馬群に取り付くことができましたし、新潟で初勝利を挙げた時のように早めに抜け出して押し切ってくれました。向こう正面で2番手に上がった時は2着に敗れた中京のレースが頭をよぎりましたが、手の内に入れている石神騎手がうまくスタミナを生かしてくれました。少頭数とはいえ重賞で上位争いしている馬もいましたので、体調や気持ちが整えば強いメンバーが相手でもやれる手応えをつかめました。これからも頑張ってくれそうです」と話していました。
力強く後続を突き放す堂々としたレースぶりで、同馬にとって実に2年5か月ぶりの勝利を掴みとりました。レース後はリフレッシュ放牧に出る予定ですが、オープン勝ちを収め、賞金を加算できたことで、今後はレースプランが立てやすくなりました。体調や適性はもちろん、主戦の石神騎手の都合に合わせた選択ができるようになったことは、同馬の競走生活に大きなプラスになるはずです。走りにムラのある同馬ですが、抜群のスタミナを如何なく発揮して走り切った時は、強い相手にも互角以上の戦いができるはず。これからもさらなる高みを目指して走るハーツシンフォニーに温かいご声援をお願いいたします。
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