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大外強襲のシンハナーダが無傷の連勝!《会報2024-39号・特別号》
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10月26日 東京競馬 第8レース 3歳以上1勝クラス(芝2000m)において、シンハナーダが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
上がり3ハロン33秒2の末脚を披露して3馬身差の勝利!
既走馬を相手に臨んだ7月のデビュー戦で、インから突き抜けて勝利を挙げたシンハナーダ(牡3・美浦・国枝栄厩舎)は、放牧先のノーザンファーム天栄で夏を過ごしました。放牧先に到着した直後はテンションが高く、調教では相変わらず乗り難しい面をのぞかせていましたが、日を追うごとに筋肉量が増え体つきが良くなってきました。牧場スタッフは「この休みでかなり成長できた」と手応えを口にしており、帰厩後も良い動きを見せ、順調に進められたことから予定どおり今回のレースに臨むこととなりました。レース当日は1勝クラスで好走歴のある他馬に人気を譲りましたが、上々の雰囲気でゲートに収まりました。
スタートを少しゆっくり出たシンハナーダは、後方から2、3番手の位置に落ち着きます。10頭がほぼ一団となった中、前半1000mを59秒8で通過した後もレースは淡々と進み、隊列に大きな変化が無いまま最終コーナーをカーブし、府中の長い直線を迎えます。
この時点で後方から2番手でしたが、外に進路を取りつつ追い出しを開始すると先行勢を射程圏に捉えます。その後、残り300m程でムチが入るとさらに加速し、1頭だけ次元の違う末脚を披露します。メンバー中最速となる上がり3ハロン33秒2を計時し、他馬をごぼう抜きすると、みるみる差を広げ、最後は2着馬に3馬身差を付けてゴールに飛び込みました。
レース後、騎乗した坂井瑠星騎手は「幼い面があると聞いていましたがあまり気にならなかったですし、レース映像を見てかなり前を開いて走ると感じていたので、広いコースは合うと思っていました。少しかかるようなところはありましたがすぐに収まってくれましたし、直線ではせこく乗るよりこの馬の走りやすいようにと外に出したら素晴らしい走りでした。とにかく追ってからが良く、めちゃくちゃいい馬だと思います。脚付きも聞いていましたし、今日も映像で見たらすごい走り方をしていましたが、乗っていて違和感は全くありませんでした。レイデオロ産駒でここまで切れる走りをする馬は初めてで、レイデオロ産駒らしくない馬です。これが関西馬なら絶対に手放したくないと思わせるくらいの馬でした。また乗せてほしいです」と振り返っていました。また、国枝調教師は「乗り難しいところがある馬ですが、ジョッキーがうまく乗ってくれました。さすが世界の瑠星です。やはり既走馬相手に勝つんですから能力が違いますし、普通に走れば負けるわけはないと思っていました。来秋の天皇賞に使いたくなりましたし、冗談抜きにそれくらい能力のある馬だと思っています。体がもう少し大きくなってほしいですが、芝の切れる馬はこれくらいの方が前に進みやすいからちょうどいいのかもしれないですね」と話していました。
デビューが3歳夏と遅れた同馬でしたが、デビュー戦に続き強い競馬を見せて無傷の連勝を飾りました。もともと脚元に不安があったこともあり、この後はじっくりと進めることとなりますが、国枝調教師は「涼しくなった方が間違いなくいい馬」と見ており、年内にもう1戦することを考えているようです。今後も一歩ずつ着実に勝利を積み上げ、同師が口にした「大舞台」まで上っていけるよう成長してほしいものです。これからもシンハナーダに温かいご声援をお願いいたします。
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