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カミノレアルがダート2戦目で待望の初勝利!《会報2025-07号・特別号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
3月15日 中京競馬 第4レース 3歳未勝利(若手騎手限定、ダート1800m)において、カミノレアルが見事勝利を収めました。
その勝利を記念し、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。
断然の1番人気に応えてきっちりと勝ち上がる

昨年8月の新馬戦で2着に入り、初勝利は時間の問題と思われたカミノレアル(牡3・栗東・今野貞一厩舎)でしたが、デビュー前からのぞかせていた気難しさがネックとなり、予想外の足踏みを続けることになりました。転機となったのは初ダートの前走。2着に敗れたものの後続に2秒近い大差をつけ、高いダート適性を示してくれました。精神状態を慎重に見極めて中1週での出走となった今回は、前走の走りが評価され単勝1.2倍の圧倒的1番人気。初勝利の期待を背に、前走と同じ馬体重512kgでゲートに収まりました。
無難なスタートを切り、様子を見ながら4番手の外に取り付いたカミノレアルは手応え十分にレースを運びます。勝負所に差し掛かっても余力は十分で、うなるような勢いで外から押し上げていきましたが、直線に入って課題の精神面が顔をのぞかせてしまいました。馬に寄っていこうと内にもたれ始めたカミノレアルを、鞍上は懸命に修正しようと試みましたが、隣の馬の進路をカットする形になってしまいます。最後は最内の馬との叩き合いになりましたが、頭を外に向けられたまま追われる形でも脚勢は上回っており、半馬身前に抜け出してゴールを迎えました。
佐々木大輔騎手は「とにかくもたれがきつく、追えませんでした。向こう正面では楽勝だと思っていましたが直線はかなり追いづらく、正直追うのをやめて真っすぐ走らせるだけにした方がいいのではと感じるくらいでした。とにかく馬に寄っていき、強い馬が前にいたらどこまでも伸びていく感じです。今日のレースでは息の乱れるところが一つもなく能力は相当高いですが、かなり癖のある馬で修正が必要です」と振り返っていました。今野貞一調教師は「追うのをやめてもおかしくないような走りの中で、騎手がよく前に出してくれました。かなり癖があるタイプなので、放牧して課題と向き合いたいと思っています」と話していました。
危うい走りで他馬に迷惑をかける場面もあり、手放しで喜べる内容ではなかったものの、ひとまず勝利をつかむことができました。精神面とともにレース運びが成熟すれば、さらに上を目指していけるはずです。ここ2戦で見せたパフォーマンス、半兄にダートのオープン馬ダノンフェイスを持つ血統面からダート適性は間違いないところですが、新馬戦で2着に入ったように芝でも可能性を見せています。馬名はスペイン語で「王の道」。粗削りながらも豊かな素質を秘めるカミノレアルが、これからどんな道を切り開いていくか楽しみでなりません。
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