DMMバヌーシーは
20歳以上のお客様が対象となります。

土日連続! 矢作厩舎2頭の新馬勝ちにバヌーシーが沸く《会報2025-29号・特別号》

いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
8月16日 札幌競馬 第5レース 2歳新馬(芝1200m)においてナオミライトニングが、8月17日 中京競馬 第3レース 2歳新馬(芝1600m)においてスウィッチインラヴが、それぞれ勝利を収めました。
優勝記念として、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

初入厩から1か月足らず!ナオミライトニングが電光石火の勝ち上がり

ナオミライトニングが先頭でゴールを駆け抜けている画像

クラブ初のビッグアーサー産駒で、スピードタイプとして期待されてきたナオミライトニング(牝2・栗東・矢作芳人厩舎)。矢作芳人調教師は1歳時から夏の北海道シリーズでの初陣を公言し、馬もそれに応えて成長してきました。当初目標としていた函館開催には間に合いませんでしたが、7月25日に函館競馬場に入厩すると、6日後の31日にはゲート試験に合格。とんとん拍子に札幌でのデビューが決まりました。初戦の馬体重は442kg。3番人気に支持されて4枠4番のゲートに収まりました。

速くはなかったものの無難にスタートを切ったナオミライトニングは、4頭が雁行状態になった先行争いからスッと下がって好位のインコースに収まります。前を射程圏に入れながら4コーナーを迎えると、ロスなく外に進路を切り替えてスパートを開始。加速してラスト150mほどで先頭に立ってからも勢いに陰りはなく、最後は2着馬の追撃を1馬身半差で振り切りました。

佐々木大輔騎手は「前に行くつもりでしたがほかに行きたい馬がいましたし、馬の雰囲気がすごく良かったので控えたところ、ハミが抜けてさらにいい感じになりました。前についていこうとする気持ちが強い馬ですが、今日は初戦ということでフワフワした面もあり、逆にそれが良かったです。抜け出してから差を詰められたのは物見をして走りを緩めたためで、まだ伸び代はあると思います」と快勝のレース内容を振り返りました。

海外出張中の矢作調教師に代わってコメントした厩舎スタッフは「レース後はまだまだ走り足りないくらい元気ですが、テンションが怪しいところがありますし、レース後に鞍を外す際に立ち上がっていたので、気性面は注意していった方が良さそうです」と様子を伝えました。

ゲート試験を受けた後に放牧を挟むのが主流になっている現代競馬において、初入厩から23日目での新馬勝ちは異例の快挙。出走数の多さで知られる矢作厩舎の面目躍如というところでしたが、それで終わらないのがこの厩舎です。スタッフは「レース前に新馬戦を勝てれば、中1週で8月30日のすずらん賞に行こうという話を調教師とはしていました。状態に問題がなければその予定で進めたいと思います」と続けました。

デビューから1か月強で2勝を挙げれば、一気に重賞やGI戦線での活躍が視野に入ってきます。佐々木騎手は「課題を挙げると、レースを使ったことで走りに遊びがなくなりそうで、さらにガツンとハミを取りそうなところです。気持ちが強いのでうまく導いてあげられれば今後さらに良くなると思います」と展望しました。速さを評価されてきたクラブの稲妻娘は、出世のスピードも相当なものかもしれません。

鞍上のゴーサインに応え、スウィッチインラヴが鼻差で差し切る!

スウィッチインラヴが先頭でゴールを駆け抜けている画像

ノーザンファームしがらきから馬房が空いたと連絡が入り、7月10日に北海道を出発したスウィッチインラヴ(牝2・栗東・矢作芳人厩舎)。ところがその翌日に、今度は厩舎から栗東トレセンの検疫馬房が取れたと声がかかり、あれよあれよと12日に直接の入厩となりました。調教を開始すると背中の良さを評価され、ゲート試験に一度は落ちたもののデビューが決定。乗り込みが進むにつれ、高めのテンションと強い前進気勢に苦労する声も出てきましたが、潤沢なスピードを生かして真夏の新馬戦に挑むことになりました。前日に新馬勝ちを果たしたナオミライトニングと同じ、442kgの馬体重で2番ゲートに入りました。

ゲートが開くと9頭がほぼ横一線のスタートを切りましたが、天性のスピードと運動神経を持つスウィッチインラヴは次の瞬間に頭一つ前へ。そのままハナに立つ勢いでしたが、内の2番人気馬が仕掛けてくるとスッと控えて2番手からレースを運びます。頭を上げそうになりながらも坂井瑠星騎手になだめられて落ち着きを取り戻すと、先頭から付かず離れずの位置で4コーナーをカーブ。ジョッキーに手綱を押され、残り200mで右鞭が入ると、いよいよラストスパートに入りました。逃げ込みを図る相手に1完歩ごとに迫り、ゴール前で鞍上が目一杯に体を伸ばして首を押すと、決勝線では測ったかのように鼻だけ前に出ていました。

辛勝に映りましたが、坂井瑠星騎手は涼しい表情で振り返りました。「余裕がありましたし、楽勝でした。追い切り後はどうなるかと思いましたが、願っていた通り競馬に行っていいタイプでした。スローペースでしたが折り合えましたし、1番の馬が相手だと思っていたので先に行ってくれて作戦もはまりました。勝ててうれしいですが、正直ホッとした気持ちの方が強いです。無事に競馬を終えられてしかも勝ち切ってくれて今日は120点です」とパートナーをたたえました。

厩舎スタッフは「2日連続ありがとうございました。調教師がいない方が勝つんですかね(笑)。調教で頑張って教えていたことが少しずつ実を結んでいて、レースで随所に見えてうれしかったです。テンションが高いので大事にいきたいですし、少し間隔を空けてレースを使っていけたらと考えているので、調教師にはそう提案するつもりです。こんなに緊張したレースは久しぶりでしたし、返し馬の前は騎手の顔が青ざめていて引っかかりそうだなと思いましたが、競馬は完璧でした。しまいのひと押しは騎手の腕で、その辺りはさすが坂井瑠星でした」と満面の笑みを浮かべました。

無敗の3冠馬コントレイルの初年度産駒。父を管理した矢作厩舎にとって同産駒をレースに送り出すのは初めてでしたが、見事な初出走初勝利となりました。接戦を勝ち切り、今後の飛躍を予感させてくれるデビュー勝ちでもありました。振り返れば、日本調教馬初のブリーダーズカップ制覇(フィリー&メアターフ)を成し遂げたのは、クラブの代表馬ラヴズオンリーユーでした。ラヴからラヴへ、夢を追う熱いハートが受け継がれているとすれば、我々に新たな栄光をもたらしてくれるのはこの牝馬かもしれません。

近況動画や関係者のコメントは取引ツール内でご確認いただけます。

【注意事項】

本ページはアーカイブであり、リアルタイムでは更新されません。
リアルタイムでの購読を希望される場合は、DMM バヌーシーのアカウント登録をお願いいたします。

なお、本会報はアカウントの登録お申し込み時にメールの送信をご了承いただいたお客様にのみお送りしております。すでにアカウントをお持ちの方で会報の配信をご希望のお客様は、「お問い合わせフォーム」「お電話」のいずれかの方法にてご連絡ください。

▼アカウント登録方法
https://banusy.dmm.com/about/account_flow/

▼お問い合わせフォーム
https://securities.dmm.com/form/inquiry/?type=banusy

▼お電話でのお問い合わせ
0120-961-522 (平日09時00分~17時00分/休業日:土・日・祝)

ページTOPへ