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ディープモンスターが国内外の強豪相手に敢闘《会報2025-48号・特別号》
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11月30日 東京競馬 第12レース ジャパンカップ(G1・芝2400m)に出走したディープモンスターを振り返るべく、会報特別号をお届けいたします。
驚異のレコード決着に諦めることなく食い下がる
前走の京都大賞典(G2・芝2400m)で、7歳にしてうれしい重賞初制覇を飾ったディープモンスター(牡7・栗東・池江泰寿厩舎)。今年6月の目黒記念で13番人気ながら4着に奮闘すると、小倉記念、新潟記念で続けて3着に食い込むなど、充実感を漂わせながら2年7カ月ぶりにG1へ舞い戻ってきました。久しぶりの夢舞台にはタスティエーラ、ダノンデサイル、クロワデュノールと3世代のダービー馬が名を連ね、海外からはロンジンワールドベストレースホースランキング1位のカランダガンが参戦しました。
ドゥレッツァが出走を取り消したものの、8頭のG1勝ち馬がひしめき合う豪華メンバー。ディープモンスターは単勝オッズ72.4倍の11番人気にとどまりましたが、伝統のG2を制して勢いに乗っており、中間の追い切りで好タイムをマークするなど決戦に向けて着々と準備を進めてきました。レース3日前に発表された枠順は京都大賞典と同じ2枠4番。無事に東京競馬場への長距離輸送をクリアして、前走から4kg増えた474kgの馬体を誇示してパドックを周回しました。
4走ぶりの騎乗となった松山弘平騎手が返し馬で呼吸を合わせてゲート裏へ。生演奏のG1ファンファーレがこだまして、大歓声の中ゲートが開きました。アドマイヤテラが落馬するアクシデントがありましたが、ディープモンスターは枠なりに中団の内を確保します。逃げたセイウンハーデスが前半1000mを57.6秒で飛ばすハイペースとなり、スピードにタフさも求められる勝負になる中、戦いは最後の直線へと移りました。
道中より少し位置を上げて直線を迎えたディープモンスターは内から懸命に前との差を詰めにかかりましたが、後方で脚をためていた馬たちに分がある流れだったこともあり、直線半ばで外から一気にかわされてしまいました。最後はカランダガンとマスカレードボールの歴史的な追い比べから2.0秒遅れての11着でフィニッシュ。残念ながら大きな着順に終わりましたが、ラストまでファイトを切らすことなく走ってくれました。
レース後、松山騎手は「折り合いがついて手応えも良く、勝負所で追い出しを我慢することもできて伸びてくると思ったのですが、伸び切れませんでした。申し訳ありません。ペースは速かったですがスタミナ切れを起こした感じではなく、レコードが出るような速い馬場が良くなかったのかもしれません」と分析しました。池江調教師は「いい競馬ができましたし止まってはいないのですが、周りが強烈な脚を使ってきたので抵抗できませんでした。さすがに相手が強かったですが、この馬は来年こそ完成すると思っているので少し休んでまた頑張ってもらいます」とねぎらいながら、今後のプランを口にしていました。
5度目のG1挑戦はまたしても高い壁に阻まれてしまいましたが、かつてない強敵たちにもまれた経験はきっと生きてくるはずです。池江調教師は「松山騎手は京都の方が合いそうと言っていたので年明けの日経新春杯か、疲れが残っていれば京都記念から始動するか、馬を見て考えたいと思います」と今後の見通しを語りました。2026年も大舞台を目指すディープモンスターに、引き続き温かいご声援をいただけますと幸いです。
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