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エースフライトが古馬を蹴散らして2勝目《会報2026-32号・特別号》

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9月26日 阪神競馬 第8レース 3歳以上1勝クラス(芝2200m)においてエースフライトが勝利を収めました。
優勝記念として、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

傘の花が咲く阪神で鮮やかな2勝目

エースフライト

6月末の福島で3着に敗れた後は、夏休みに入っていたエースフライト(牡3・栗東・池江泰寿厩舎)。実りの秋を見据えて復帰戦に選んだのは初勝利を挙げた阪神コースでした。9月2日に栗東トレセンへ帰厩して乗り込まれてきましたが、騎乗したスタッフはそろって成長ぶりに笑みを浮かべていました。レース当日のパドックには前走比マイナス2kgとなる504kgで登場。気合十分に周回し、無事に初勝利時と同じ4番枠に収まりました。

きっちりと発馬を決めましたが、無理にポジションを取りにいかず7番手に収まりました。ハイペースで前を行く3頭を見る位置で進め、3コーナーからスパートを開始。4コーナーでは3番手に浮上し、勢いを維持したまま勝負の直線へ向かいました。鞍上の右ステッキに力強く反応し、残り約200m地点で先頭へ。ゴール前は内と外からライバルが追い上げてきましたが、差を詰められることなく押し切りました。初勝利と同じ、雨の中の2勝目でした。

松山弘平騎手は「遅いペースの内で詰まるのだけは避けたかったので、前の9番だけを見て、一瞬外に振れた瞬間に行きました。少しでも接触すれば制裁だったと思いますが、あそこしかなかったですし、切れる馬ではないので動きました。結果としては能力が違いましたし、今日のような馬場も向いていたと思います。上に行っても楽しみです。非常に乗りやすく、しつけがきっちりされた馬でしたし、兄のディープモンスターによく似ており、兄もこんな感じだったのかなと感じました」と、8歳でなお活躍中の兄を引き合いに出しつつ、今後の成長を思い描いていました。

池江泰寿調教師は「結果的に福島芝2600mを使ったのは余計でした。申し訳ありません。適性はディープモンスターと同じでそこまで長距離の馬ではないなというところで、間違いなくこれから良くなってくると思います。馬体を見てもらっても分かるように、休み明けですがお腹周りには一切の余裕がなく、体は全く完成していません。今日に関しては馬場も良かったと思いますが、騎手の判断も良かったです。さすが松山騎手という乗り方で勝つことができました」と振り返っていました。

ディープモンスターは7歳で重賞初制覇を飾り、8歳の今年、カタールのアミールトロフィーを制しました。池江調教師は「これからどんどん成長させていきたいので、まずは厩舎に帰った後の様子を見て、次の予定を考えたいです。この馬には兄の後に続いてもらいたいと思っています。ただ、時間が必要です。じっくりお待ちいただきたいです」と大きな期待を寄せながらも、慎重に進めていく姿勢を示しました。ゆっくりと兄の背中を追っていった先には、果てしない夢が待っていることでしょう。

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