所属馬ニュース

【ラヴズオンリーユー】
日本の名牝から、世界の名牝へ

ラヴズオンリーユー 2021/4/25 香港・クイーンエリザベス2世カップ 1着

2021/4/25 香港・クイーンエリザベス2世カップ 1着

ラヴズオンリーユーがGI・2勝目を海外で飾りました。前半800mが51.92秒という淡々とした流れを外の4番手で運び、3コーナー付近から進出を開始。相手に合わせることなく自らスパートして末脚を伸ばすと、ラスト200mで先頭に立ち、後続の追い上げを封じて勝利を飾りました。

「3コーナーで手応えが怪しいと思い、肩ムチを入れたら一気に反応しました。川田将雅騎手とは一緒に競馬に乗ったことがあり、この馬のことをたくさん教えてくれましたし、O.マーフィー騎手からも馬の特徴を教えていただきました。初めて乗った時に素晴らしい状態だったので、勝つ競馬をすれば勝てると思いました」とヴィンセント・ホー騎手。名手たちからのバトンをしっかりと受け取り、快挙につなげてくれました。

矢作芳人調教師の声も弾みました。「感動しました。ラヴズオンリーユーを褒めてやってください。ドバイから香港への転戦は結果が出ない例が多かったのですが、この馬が歴史を作ってくれました。ドバイからもお祝いの連絡をたくさんいただきました。ずっと世界に通用する馬だと信じていましたし、それが証明できたのが一番です。会員の皆様、すごいことをやってくれましたよ」。京都記念で復活を飾り、ドバイでの惜敗を経て、香港でGI制覇。スランプを乗り越えたオークス馬は、2021年の春、驚くべきパフォーマンスで国内外を駆け抜けてくれました。

ページTOPへ