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所属馬ニュース
【ラヴズオンリーユー】
米国遠征に向けて、いざ帰厩
アメリカの競馬の祭典・ブリーダーズカップ制覇を目指し、ラヴズオンリーユーが栗東トレーニングセンターに戻ってきました。札幌記念は2着に敗れましたが、ゴール前の脚にはさすがの迫力がありました。秋の大目標に向け、これから調整のピッチを上げていくことになります。
日本調教馬の米国GI制覇は、シーザリオによる2005年のアメリカンオークスだけ。簡単な戦いではありませんが、勝算あっての参戦です。矢作芳人調教師は「今年は西海岸のデルマー競馬場で行われるので、ヨーロッパの馬は輸送距離が長くなり、遠征しづらくなります。日本馬は西海岸開催の時こそチャンスが大きいと思っていたので、まさに今年だと思いました。世界トップクラスの馬が集まるレースですが、ラヴズオンリーユーはそのレベルの馬だと思っています」と期待を隠しません。
挑むのは、芝の女王を決めるBCフィリー&メアターフ(芝2200m)か、牡馬も交えた頂上決戦のBCターフ(芝2400m)か。直前までメンバーを見極めての選定となります。今後は栗東トレセンで調整を進め、美浦トレセンでの検疫を経て成田空港からアメリカに向かいます。ハードルを一つ一つ乗り越え、無事にゲートインできることを願いましょう。
鞍上を務める川田将雅騎手のコメントもご覧ください。