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【ディープモンスター】
3冠レース完走を称え、大器覚醒の時を待つ

ディープモンスター 2021/10/24 菊花賞(GI) 5着

2021/10/24 菊花賞(GI) 5着

ダービーから直行での菊花賞。臨戦過程に不安を抱えながらも、ディープモンスターが奮闘してくれました。序盤は中団8番手を追走し、ややポジションを下げながら脚をためると、最後の直線では外から懸命に脚を伸ばして5着に飛び込みました。

武豊騎手は「休み明けでよく頑張ってくれました。ただ、どうしても勝負所でもたついてしまい、今回も加速がつきませんでした。手応え通りだと切れそうな感触があるのですが、思うように伸びず、かと思うとゴール前ではまた伸びているという感じで難しい馬です」と振り返りました。

池江泰寿調教師は「久々の3000mでよく頑張ってくれました。引き揚げてきた時に息がゼイゼイしていましたし、馬房でもフラフラしていたので走り切った感じです。最後は気持ちだけで走ってくれたんだと思います。3000mを走るとダメージが大きいですし、馬によっては立て直すのに時間がかかってしまうこともあるので、まずはしっかりと疲れを取ろうと思います」と走りを称えました。

皐月賞、日本ダービー、菊花賞とクラシックを走り切ることができました。菊花賞では掲示板を確保しましたが、武騎手のコメントにあるように"出し切っていない"感じがあるのも事実です。素質が大きく花開くのはいつか。今後の成長を楽しみに待ちましょう。

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