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所属馬ニュース
【バックスクリーン】
タイムオーバー明けの豪快な逆転ホームラン
2023/1/29 4歳以上1勝クラス 1着
前走から一変、バックスクリーンが2勝目を挙げました。ダッシュ良く飛び出して2番手につけると、逃げ馬が失速した3コーナーから押し出されるように先頭へ。直線に入ると後続が迫ってきましたが、鞍上の叱咤激励に応えて脚を伸ばし、東京の長い直線を押し切りました。
菅原明良騎手は「乗りやすい馬でいいポジションを取れたので、踏ん張らせるだけだと思っていました。外から上がってくる馬を見て、自分からハミを取っていい走りに変わったので、これなら頑張ってくれるのではないかと思い行かせました。まだ緩さがあるのでさらに良くなりそうです」と評価しました。
レース後に歩様が悪くなり、口取り式に参加できず心配されましたが、幸い大事には至りませんでした。斎藤誠調教師は「まだ馬が緩くて四肢を踏む位置がアンバランスなため、自分で自分の脚をぶつけてしまうことがあり、今日も左前をぶつけて少しの間脚が痺れてしまい、歩様が悪く見えたんだと思います。まだまだ馬は良くなると思いますので、これからも応援してあげてください」と労いました。
前走でマイナス12kgと減った馬体は、この日はプラス18kgの522kg。4か月弱の充電期間で馬体重とともに覇気を取り戻し、しんがり負けからの鮮やかな逆転劇を見せてくれました。初勝利と同じ冬の東京ダート2100mでの勝利で弾みがつくことは間違いありません。4歳シーズンは次々と快打を飛ばしてくれそうです。
