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【ディープモンスター】
惜敗続きに終止符、いざグレード路線へ

ディープモンスター 関門橋ステークス 1着

2023/2/5 関門橋ステークス 1着

ディープモンスターが鮮やかな末脚を繰り出しました。逃げた馬が1000mを56.6秒で通過して後続を大きく離す展開。仕掛けるタイミングが難しいレースになりましたが、浜中俊騎手は7番手で冷静に構え、迷うことなくインコースへ進路を取りました。直線はバテた逃げ馬の内から鋭く抜け出し、2021年のすみれステークス以来となる勝利を挙げました。

浜中騎手は「勝ちしか狙っていなかったので思い切ってスタートから出していきました。切れる感じはないですがバテないタイプの馬なので、前が飛ばす展開も良かったです。折り合いがつけば長い距離でも問題なく、非常にいい馬です」と初コンビのパートナーをたたえました。

池江泰寿調教師は「やっと本領を発揮してくれました。モヤモヤした競馬が続いていましたが、ようやくスカッとしました。距離はこれくらいが合いそうに思いましたし、浜中騎手も完璧に乗ってくれました。これで堂々と重賞を取りに行けますし、GI戦線に乗せたいのでここはまだまだ通過点だと思っています」と期待を膨らませました。

3歳時は3冠全レースに出走し、菊花賞で5着に入りました。昨年は未勝利に終わりましたが、始動戦を快勝した今年は飛躍が期待できそうです。実りの5歳シーズンに向け、胸を張って重賞戦線に乗り込んでいきます。

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