地方競馬含め出走多数！2022年先行募集も！《会報2022-09号》

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募集馬等の近況と所属馬のレース結果について

3月8日、2歳馬15頭の競走馬名が決定いたしました。たくさんの素敵な名前の考案、および投票をいただき、ありがとうございました。

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また、以上に先立ち2月28日23時59分をもってヴァンビスタ(旧名ヴァンキシュト2020・牝2・父ジャスティファイ・栗東・矢作芳人厩舎)を除く2歳馬の募集を締め切りました。また、締切前にはオーヴァルブルーム(旧名レッドオーヴァル2020・牝2・父ハービンジャー・美浦・斎藤誠厩舎)が満口となりました。購入をいただいたお客様に、ここに改めて御礼申し上げます。

さらに、3月15日(火)18時よりファイナルドリーム2021(牡1・父モーリス)を先行募集することが決定いたしました。母父が14戦無敗の英国最強馬フランケル、父が国内外でGIを6勝したモーリスと、魅力的な血統背景を持つ1頭です。以下のページをご参照のうえ、購入を検討いただけますと幸いです。

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さて、ここからは別途特別号にてお届けしたアバンチュリエ(牡3・美浦・大竹正博厩舎)を除く、レース結果を振り返ります。

本日交流重賞に出走したエブリワンブラック(牡5・栗東・武幸四郎厩舎)の詳報は別途お届けいたします。

1頭目はヴェールアンレーヴ(牝3・美浦・宮田敬介厩舎)。2月26日中山競馬第5レース 3歳未勝利(芝1600m)に前走よりプラス2kgの馬体重440kgで出走しました。五分のスタートから3番手集団を追走、5番手で最後の直線を迎えます。抜け出しを図りますが、残り300m程で前をカットされたことも響き、差を詰められず5着でゴールしました。
騎乗した戸崎圭太騎手からは「全体的にもうワンパンチ欲しい印象を受けました」とコメントがあり、上積みが必要なようです。一度放牧に出て、東京開催での勝ち上がりを目指します。

2月26日中山競馬第10レース富里特別(4歳以上2勝クラス・芝1800m)にはアイスブラスト(牡6・美浦・戸田博文厩舎)が、前走よりマイナス2kgの馬体重500kgで出走しました。スタートからスッと3番手をキープし追走、最後の直線でもうひと押しと行きたいところでしたがジリジリとしか伸びず、5着でゴールしました。
騎乗した大野拓弥騎手は「もう少しスピードがあると楽にかわしていけると思いますが、力は出してくれています。この舞台は合っているように感じましたし、展開一つだと思います」と次に向けて明るい見通しを語っていました。しかし、レース後に第一指骨の剥離骨折が判明、全治3か月程度の診断を受けました。手術は無事終えており北海道で療養後、戦線復帰を目指します。

続いては2月27日阪神競馬第3レース 3歳未勝利(ダート1400m)に出走したクロニクルノヴァ(牡3・栗東・武幸四郎厩舎)です。馬体重は前走からプラス6kgの480kgでした。スタートから促しつつ2番手の位置まで押し上げますが、直線では伸びを欠き5着でゴールしました。
武幸四郎調教師は「4コーナー前から頭を上げてやめようしており、どうしてもしんどい時にそれ以上走らない感じになってしまいます」と振り返っており、距離や馬具を工夫し、前進を目指します。次走は3月13日(日) 阪神競馬第4レース 3歳未勝利(芝1600m)に決定しました。

エールトゥヘヴン(牡3・美浦・戸田博文厩舎)は2月27日中山競馬第7レース 3歳1勝クラス(芝1600m)に前走よりプラス8kgの馬体重462kgで出走しました。中団やや後ろを追走し、最終コーナーで4番手まで押し上げますが、そこで外から蓋をされるような形となったこともあり、伸びきれず6着に敗れました。
戸田調教師からは「馬は嫌気が差した感じでもあり、上がってきて息の乱れもありませんでした」とコメントがあった他、レース後は歯がグラついていたため抜歯をするなど、色々な面で幼さが残っている様です。引き続き中山のマイル戦をターゲットに在厩のまま調整を続けます。

続いてはダブルアンコール(牝5・栗東・池江泰寿厩舎)。2月27日小倉競馬第8レース 4歳以上1勝クラス(芝1200m)に前走よりプラス8kgの馬体重450kgで出走しました。好スタートから押してハナを奪い、折り合い良く進んで行けましたがマークされていた勝ち馬に残り200m程で交わされてしまい、2着でゴールしました。
騎乗した水口優也騎手は「勝たせられなかった点だけ悔いが残ります。それでも、厩舎力で競馬内容を改善できたのはうれしかったです」と話しており、いわゆる10日競馬、返し馬での工夫等、様々な取り組みが実った点は収穫と言えそうです。再び放牧に出てストレスを抜き、改めて勝利を目指します。

フランクエトワール(牡4・名古屋・川西毅厩舎)は2月28日名古屋競馬第12レースペガサス座特別B1(ダート1800m)に前走よりプラス2kgの馬体重462kgで出走しました。スタート後、促され2番手を追走しますが、勝ち馬に突き放され0.8秒差の3着に敗れました。
川西調教師は「脚がたまる場面が全くなく一定のペースでしか走れないですし、コーナーをぎこちなくしか回れず、力をためて直線に向くことができません。ハナを切って淡々と走らせるという形しかないと思います」と着順以上に内容の悪さを指摘していました。今月末にはクラスが下がる予定ですので、何とか結果を出してほしいところです。

続いてはグランスエーニョ(セン4・川崎・山崎裕也厩舎)です。3月2日川崎競馬第9レース胡蝶蘭賞C1四五六(ダート1500m)に前走よりマイナス10kgの馬体重482kgで出走。後方からの競馬を試みますが、折り合えず脚を溜めることができません。直線で伸びを欠き8着に敗れました。
結果を出せない状況が続いていますが山崎調教師は「調教の動きはすごくいいので諦めたくないです」と語っており、改めて浮上のきっかけを模索していきます。次回は2000mのレースで折り合いに専念する予定です。

最後はラヴィエント(牝4・名古屋・川西毅厩舎)。3月8日名古屋競馬第8レース春疾風特別A5 (ダート1600m)に前走よりマイナス4kgの馬体重465kgで名古屋競馬の移籍初戦を迎えました。若干出遅れ、後方からのスタートとなり、道中はダートのキックバックを嫌がる様子を見せます。そのまま巻き返せず8着に敗れました。
川西調教師からは「暖かくなった5〜6月にはすごく良くなりそうな感触があり、クラスが下がって馬の状態が上がってくれば勝てると思います」とコメントがありました。次走での変わり身に期待したいと思います。

出走予定のご案内

続いて前述のクロニクルノヴァを除く今週・来週の出走予定を紹介します。

1頭目はトゥザヒロイン(牝3・美浦・木村哲也厩舎)です。3月13日(日) 中山競馬第1レース 3歳未勝利(ダート1800m・牝馬限定)に出走します。年明けの前走9着から巻き返しを図り、乗り込みを進めてきました。追い切りも時計も上々ですので、一変があっても不思議ではありません。

タイムトゥヘヴン(牡4・美浦・戸田博文厩舎)は3月13日(日) 中山競馬第10レース東風ステークス(L・芝1600m)に出走。前走7着後にリフレッシュ放牧を挟みましたが、帰厩後は非常に順調にきており、当初の出走予定を繰り上げるほどの仕上がりを見せています。横山和生騎手との新コンビでどこまで前進できるか、楽しみに待ちたいと思います。

ソナトリーチェ(牝4・栗東・奥村豊厩舎)は3月13日(日) 中京競馬第12レース 4歳以上1勝クラス(ダート1200m)に出走します。状態は良いようですが気性面に課題が残ります。まずは輸送をクリアし、力を発揮できる状態でスタートラインに立ってくれればと思います。

なお、アイワナビリーヴ(牝6・美浦・戸田博文厩舎)は3月13日(日) 中京競馬第7レース4歳以上1勝クラス(芝1600m・牝馬限定)に出馬予定でしたが、除外となりましたので、来週改めて出走を予定しています。このレースが同馬のラストランとなる予定ですので、悔いの無い様に完走できることを願ってやみません。

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