今週・来週は勝ち上がりを目指す3歳馬に要注目！《会報2022-25号》

いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
バヌーシーのメール会報をお送りします。

クラブ近況と所属馬のレース結果について

現在募集中のシュリット(旧名プレミアステップス2020・牡・美浦・辻哲英厩舎)について、残口数は14日12時現在【残りわずか】となっております。加えて、同馬の募集期間は7月31日(日)23時59分までとなりますため、購入を検討されているお客様は残口数の他、期日についてもご注意くださいますようお願いいたします。

また、参考情報となる歩様動画や詳細は以下のURLにて確認可能です。まだご覧いただいていないお客様は、ぜひ一度ご確認をいただければと思います。

シュリット歩様動画(4K動画)はこちら
シュリット詳細はこちら

併せて、先日ご案内いたしました「2022年度募集」のスケジュールにつきまして、以下に改めてお知らせいたします。

募集馬公開　：7月19日(火) 18時
募集価格公開：7月28日(木) 18時
募集開始　　：8月9日(火) 18時

募集に係る情報は随時取引ツール上にて公開いたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

さて、ここからは既報のクロニクルノヴァ(牡3・栗東・武幸四郎厩舎)を除き、先週・先々週のレース回顧をお届けします。

まずはグランスエーニョ(セン5・川崎・山崎裕也厩舎)です。7月5日川崎競馬第9レースネメシス賞 (C１・ダート2000m)に前走よりプラス2kgの馬体重484kgで出走しました。道中は5番手をリズムよく追走し徐々に位置取りを上げると、最後の直線でも脚を伸ばします。先に抜け出した勝ち馬に最後まで迫りましたが、3/4馬身差届かず2着でゴールしました。
山崎調教師は「騎手には直線まで気分良く走らせてほしいとお願いしていましたが、完璧に乗ってくれました。やってきたことが少しずつ実を結びつつあります」と振り返っており、ここまでの努力とそれに応える張田昂騎手の好騎乗が光る1戦となりました。この勢いで地方競馬初勝利が待たれます。

シンハリング(牝5・美浦・国枝栄厩舎)は7月9日福島競馬第11レース阿武隈ステークス (3歳以上3勝クラス・芝1800m)に前走よりプラス4kgの馬体重506kgで出走しましたが、スタート直後に躓き落馬、競走中止となりました。
同馬は空馬のまま他馬と一緒にレースを走り、引き揚げてきた際には怪我等は認められませんでした。経過を慎重に確認しながら、仕切り直しを図ります。

最後はエブリワンブラック(牡5・栗東・武幸四郎厩舎)です。 7月10日小倉競馬第11レースプロキオンステークス(GⅢ・ダート1700m)に出走。馬体重は前走からプラス10kgの496kgでした。スタート後インコースを追走した同馬は、ひと固まりとなった馬群の最後尾、12番手で最後の直線を迎えます。空いた内に進路を定めたところ一瞬伸び脚を見せましたが、その後他馬と脚色が一緒になってしまい9着に敗れました。
武幸四郎調教師は「馬は良くなっていますし、調教では動けているんですが、なかなかレースに生きていないです」と振り返っており、前向きさを本番で出せず結果が残せていません。次走については、韓国の国際競走・コリアカップを見据えており、新たなフィールドで発奮してくれればと思います。

出走予定と2歳馬近況、引退のご案内

続いて今週・来週の出走予定です。

ホープインザダーク(牡3・栗東・池江泰寿厩舎)は7月16日(土) 小倉競馬第7レース 3歳未勝利 (芝2000m)にエントリー。結果を思うように残せていませんが、在厩で慎重に調整され状態は上向きの様です。初めてのコース・距離で何とか浮上のきっかけを掴んでくれればと思います。

続いてはエターナルハート(牝5・栗東・今野貞一厩舎)です。7月16日(土) 函館競馬第8レース 3歳以上1勝クラス (芝1200m・牝馬限定)に出走します。調整中に歩様が乱れたため先週は出走を見送りました。左前脇に張りと痛みがあったとのことですが、今は問題なく追い切りも進められており、荒れた最終週の馬場を味方に前進を狙います。

翌週はセットリスト(牝3・栗東・茶木太樹厩舎)が7月23日(土) 札幌競馬第6レース 3歳未勝利 (芝1800m)に出走予定です。前走は見せ場を作り4着と、成長を見せてくれました。リフレッシュ放牧を経て順調に調整を進められており、転厩初戦となりますが更なる前進に期待したいと思います。

最後はハーツシンフォニー(セン5・美浦・辻哲英厩舎)。7月23日(土)福島競馬第12レース 3歳以上1勝クラス (芝2600m)に出走を予定しています。5月の障害レースで初勝利を挙げましたが、次の新潟開催の障害オープン競走まで間隔が空くことから、平地競走へのエントリーとなりました。暑い中でもバテる様子はなく、追い切りで好時計をマークしており気配は上々です。一皮むけた走りを期待しています。

そして、先日のメール会報(第20号)にてご案内した当クラブ所属2歳馬の動向について、続報をお伝えいたします。現在、トレーニングセンターへの入厩まで進んでいる2歳馬は以下の通りです。

【入厩・ゲート試験合格】

グランデスフィーダ(旧名シスタリーラヴ2020・牡・栗東・池江泰寿厩舎)
6月3日にゲート試験に合格。その後熱発がありましたが、現在は問題なくチャンピオンヒルズにて調整を進めています。当初の目標通り夏の新潟でデビュー予定です。
アイワナアイドル(旧名アイワナシーユー2020・牝・美浦・戸田博文厩舎)
6月9日にゲート試験に合格し、在厩のまま順調に乗り込みを続けています。デビューは8月、新潟後半の番組を予定しています。
プロスペラーレ(旧名エラクレーア2020・牡・美浦・木村哲也厩舎)
6月17日にゲート試験に合格しましたが、体力面で懸念を残すため一度ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。もう1段階体力を付けてからのデビューとなりそうです。
モルトヴェローチェ(旧名モルトフェリーチェ2020・牡・美浦・大竹正博厩舎)
7月3日に札幌競馬場に入厩、8日にゲート試験に合格しました。しかし、元気すぎる性格からか馬体が減ってしまっており、一度放牧し馬体を戻してから改めて調整される予定です。
ヴァンビスタ(旧名ヴァンキシュト2020・牝・栗東・矢作芳人厩舎)
6月24日に入厩、ゲート試験は少し時間を要しましたが7月13日に合格しています。乗り込みを進めたことによる疲労蓄積も見られるため、一旦チャンピオンヒルズに放牧に出る予定です。

【入厩済】

ジーククローネ (旧名パーフェクトマッチ2020・牡・美浦・宮田敬介厩舎)
7月7日に入厩。北海道からの輸送の疲れもなく、13日よりゲート試験に向けたトレーニングを始めています。

その他、未入厩の2歳馬達もそれぞれ順調に調整が進められています。入厩やゲート試験合格、デビュー予定は出資者の皆様へは決まり次第速報でお知らせをさせていただいておりますので、取引ツール上「お知らせ」「ホースマン情報局」等で所属馬の今を追いかけていただければ幸いです。

最後に残念なお知らせです。ドゥラヴェルデ(牡4・美浦・木村哲也厩舎)が屈腱炎を発症し、引退が決定しました。昨年3月末に骨折、手術をし10月に戦線復帰した同馬でしたが、年明けには再度骨片を取り除く手術を行う等、怪我との戦いが続いていました。今年6月には再始動、調整を進めていたところで左前の繋(つなぎ)に屈腱炎が見つかり、7月9日に競走馬登録が抹消されました。
今後は同馬が放牧中もお世話になった大瀧ステーブルにて乗馬となる予定です。新馬戦で見せた様な快勝劇をもう一度見ることは叶いませんでしたが、怪我との戦いから離れ、乗馬として次のステップに進むドゥラヴェルデが穏やかな生活を送れることを願ってやみません。今まで同馬に温かいご声援をいただけたことを、ここに改めて御礼申し上げます。

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