夏競馬スタート！実施中の追加募集情報も！《会報2023-21号》

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令和5年梅雨前線による大雨及び台風2号による災害等(災害のおそれを含む)により被災された方々とその関係者の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。被災地域にお住まいのお客様におかれましては、出金処理に関し特別措置を行いますので、カスタマーサポートまでお問い合わせください。

それでは、バヌーシーのメール会報をお送りします。

クラブ近況と所属馬のレース結果について

6月1日よりラセレシオン2021(牡2・父クリエイターII・美浦・斎藤誠厩舎)の追加募集を開始いたしました。半兄に京都新聞杯をレコード勝ちしたアスクワイルドモア、伯父に青葉賞勝ち馬ペルーサがいる良血馬で、来月には入厩・ゲート試験の話も出るほど順調に育成が進んでいる様です。歩様動画等をご確認のうえ、お早めに出資をご検討いただけますと幸いです。

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さて、以降は別途特別号にて詳報をお届けしたレジェンドシップ(牡3・栗東・奥村豊厩舎)・ドリームインパクト(牡7・美浦・国枝栄厩舎)を除く、先々週(※)のレース結果を振り返ります。なお、大井競馬において6月8日に出走したスターズプレミア(牡6・川崎・山崎裕也厩舎)については、次号にて詳報をお届けします。あらかじめご了承ください。

先週は所属馬の出走がありませんでした。

1頭目はデビュー戦を迎えたニコニコルンルン(牝3・栗東・矢作芳人厩舎)です。5月27日京都競馬第3レース 3歳未勝利(芝1800m・牝馬限定)に馬体重420kgで出走しました。
スタートで若干後手を踏みそのまま後方を進みます。最後の直線では追い上げを見せるようなシーンもありましたが、長くは続かず挽回できないまま16着に敗れました。
騎乗した松山弘平騎手は「下がってきた馬をうまくさばけず、脚を伸ばし切れませんでした。乗った感触として軽い芝は合いそうですが、距離は少し短い方が良さそうです。次はスタートからもう少し出てくれそうですし、競馬に慣れてくれそうです」と話していました。レース後、消耗は少なく在厩のまま続戦することとなりました。適性を見極めるためにもレース選択を慎重に行う予定です。

2頭目はクロニクルノヴァ(セン4・栗東・武幸四郎厩舎)です。5月27日京都競馬第12レース 4歳以上2勝クラス(芝1400m)に前走から-8kgの馬体重472kgで出走しました。昇級戦に連闘での挑戦となりましたが、体調に問題なく精神面は絶好の雰囲気。前走同様、力強く先行し逃げ馬を前に置くポジションを確保しますが、最終コーナーに差し掛かるとスパートが若干遅れます。その後インコースに潜り込みしぶとく前を追いかけますが残り200m程で後続に飲み込まれ、11着に敗れました。
武幸四郎調教師は「道中前にいた馬がフラフラして下げるしかなくなって、かわいそうなレースでした。クラスの壁があったかもしれませんが、もう少しスムーズな競馬をさせてやりたかったです」と展開を悔やんでいました。引き続き体調は問題ないようですが精神面のリセットを目的に一度ノーザンファームしがらきへ放牧に出ることになりました。再び芝の短距離戦を目標として戦線復帰する予定です。

出走予定のご案内

続いて今週・来週の出走予定についてご案内します。

まずはシャンドゥレール(牡3・美浦・国枝栄厩舎)。6月10日(土) 函館競馬第7レース 3歳以上1勝クラス(芝2000m)に出走します。ここ最近はこの馬の持ち味である荒々しさが失われていましたが、4か月ほどの充電期間を経て元の雰囲気が戻ってきています。先々週より北海道に渡り現地で入念に調整されていますので、一変が期待されます。

続いてはトゥザヒロイン(牝4・美浦・辻哲英厩舎)です。6月10日(土) 東京競馬第7レース 3歳以上1勝クラス(ダート2100m)にエントリー。復帰戦となった前走は6着。一度ノーザンファーム天栄でリフレッシュし、入念に乗り進められてきました。辻厩舎への転厩、内田博幸騎手との新コンビ結成等、様々な変化を追い風に変え、大きく前進してくれたらと思います。

6月10日(土) 阪神競馬第7レース 3歳以上1勝クラス(ダート1400m)に出走するのはグランデスフィーダ(牡3・栗東・池江泰寿厩舎)。前走は距離短縮し2着と前進。まだまだ成長途上といったところですが、現時点での仕上がりは上々の様ですので、ひと叩きした後のここでは結果を出してほしいところです。

レジェンドシップ(牡3・栗東・奥村豊厩舎)は勝利の興奮冷めやらぬ中、6月10日(土) 阪神競馬第9レース甲武特別(3歳以上1勝クラス・芝2400m)に出走します。課題となる精神状態ですが、レース後も煮詰まった様子はありません。ここで勝ち上がれば、春は間に合わなかったクラシックの舞台も視野に入る、試金石の一戦になりそうです。

北海道ではもう1頭、エンプレスペイ(牝3・栗東・武幸四郎厩舎)が6月10日(土) 函館競馬第12レース 3歳以上1勝クラス(ダート1700m)に出走します。惜敗続きにピリオドを打った4月以降、早くからここでの競馬を見据え北海道のノーザンファーム早来へ移動していた同馬。同地では関係者から体調の良さを高く評価されていました。滞在競馬でのメリットを活かし、昇級初戦から活躍が期待されます。

来週の出走予定は現在のところ1頭。6月17日(土) 東京競馬第10レース相模湖特別(3歳以上2勝クラス・芝1400m)にヴェールアンレーヴ(牝4・美浦・宮田敬介厩舎)がスタンバイしています。レース後のダメージが残りがちな同馬ですが、中間の調整は上々で良い状態でレースを迎えられそうです。今までに挙げた2勝ともこのレースと同じコース、距離で鞍上はここ1か月でGⅠレース2勝と波に乗る主戦の戸崎圭太騎手で臨みます。昇級戦にはなりますが、好条件が揃った舞台で、力強い走りを見せてほしいところです。

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