今週・来週はメインレースに続々出走!《会報2023-35号》

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バヌーシーのメール会報をお送りします。

クラブ近況と所属馬のレース結果について

10月11日、追加募集馬としてマリブピア2022(牝1・父Vekoma・栗東・新規開業予定厩舎)を発表いたしました。米国のキーンランド・セプテンバー1歳セールにて購入された同馬は牝馬らしからぬ骨量と筋肉を見せており、世界を股にかける活躍を夢見させてくれる1頭です。募集開始は10月24日(火)18時を予定しております。以下のページ等をご参考のうえ、是非購入をご検討ください。

マリブピア2022の詳細はこちら

また、募集馬の残口状況に動きがありましたのでお知らせいたします。10月13日12時時点で、シスタリーラヴ2022(牡1・父キズナ・栗東・池江泰寿厩舎)の残口が新たに【残り約半分】となりました。クラブの主力として活躍するディープモンスター、グランデスフィーダを半兄に持つ同馬は、両馬のいいところだけを取ったような形をしていると評価を受けており、成長が楽しみな1頭です。現在も実施中のキャンペーン対象の方は10月31日(火)までの購入(一括払い)で最大10%が翌月にキャッシュバックされます。以下のコンテンツをご確認のうえ、この機会にぜひ購入をご検討ください。

  • ファイナルドリーム2022、エスジーアンクル2022およびマリブピア2022はキャッシュバックキャンペーン対象外となります
  • 購入の早い順に4口がキャッシュバック対象となります
  • 分割払いで購入された場合は、2024年1月19日(金)にキャッシュバックを実施予定です
  • キャッシュバックキャンペーンの詳細はこちら
  • 募集馬一覧はこちら
  • 2023年1歳馬 激アツ馬体診断はこちら

また、馬名の募集についても既報の通り10月10日(火)18時00分より開始しております。詳細は、以下をご確認のうえ素敵な馬名をお送りいただけますと幸いです。

馬名募集に係る詳細はこちら

さて、ここからは別途特別号にて詳報をお伝えしたレイデラルース(牡2・美浦・手塚貴久厩舎)を除く、先週・先々週のレース結果を振り返ります。

まずは9月28日 船橋競馬 第11レース 千葉ダート1800(3上オープン・ダート1800m)に前走から-2kgの馬体重484kgで出走したエブリワンブラック(牡6・川崎・山崎裕也厩舎)です。中団より後方を進み3コーナー付近ではアウトコースから捲る様な動きを見せ、もしかしたらと期待させます。しかしながら迎えた最後の直線では見せ場を作れず、9着に敗れました。
山崎調教師は「内容は良かったように思います。ようやくレースの中でハミを取って反応してくれました。これを続けていけたらと思いますし、体は仕上がっているのでレースを使っていきたいです」と話しており、復調の兆しは見せてくれた様です。引き続き出走できるレースを選定のうえ調整を続けます。

トゥザヒロイン

次は9月30日 中山競馬 第7レース 3歳以上1勝クラス(ダート1800m・牝馬限定)に前走より-8kgの馬体重538kgで出走したトゥザヒロイン(牝4・美浦・辻哲英厩舎)です。スタート後は後方に陣取りましたが、3コーナーから進出を開始します。徐々に位置取りを上げていきますが上位争いには加われぬまま7着に敗れました。
辻調教師は「前走の状況を踏まえて、ブリンカーやチークピーシーズなどの馬具を外し、パドックでは騎手を乗せず地下馬道から乗ってもらいました。落ち着いて歩けていましたので、うまくいったと思います。シャドーロールは少しでも砂をかぶらない方がいいと思い、装着しました。今日は少し時計が速かったですが、時計のかかる冬場のダートならもっとやれるのではないかと思います」と話しており、少しずつ前進できている様子です。今後は一度ノーザンファーム天栄へ放牧に出て、適性を見せた中山ダートでの再戦となる見込みです。

グランデスフィーダ

グランデスフィーダ(牡3・栗東・池江泰寿厩舎)は9月30日 阪神競馬 第12レース 3歳以上1勝クラス(ダート1400m)に前走から増減なしの馬体重522kgで出走しました。スタートではやや後れを取りますが、ダッシュ良くポジションを上げ3番手で競馬を進めます。勝負所で徐々に先頭に接近していき残り300m程のところで先頭に立ちますが、もう一脚が使えず、後続に交わされ4着でゴールしました。
騎乗した松山弘平騎手は「手応え抜群で直線を向いた時は勝ったと思いました。ただ、アクションを起こすと手応えほど伸びがなく、ジリッぽくなってしまいました」と話しており、決め手に欠ける状況が続いています。引き続き在厩のまま調整され、10月15日(日) 京都競馬 第7レース 3歳以上1勝クラス(ダート1400m) への出走が決まりました。池江調教師はトモの緩さを敗因として挙げており、ここでどこまで変わり身を見せられるかに注目です。

ベルウェザー

先週は2頭の所属馬がデビューを果たしました。1頭目は10月7日 京都競馬 第6レース 2歳新馬(ダート1800m)に馬体重488kgで出走したベルウェザー(牡2・栗東・茶木太樹厩舎)です。落ち着いたスタートから中団を進み、3コーナー付近から徐々に進出を開始します。4番手で迎えた最後の直線はアウトコースからグングンと脚を伸ばし、先行勢を捕まえていきますが、先に抜け出した勝ち馬には1馬身及ばす、2着でゴールしました。
騎乗した武豊騎手は「返し馬であまりの緩さに大丈夫かなと思いましたが、レースでは少しハミを取ったので実戦に行っていいタイプなんだろうと思います。今の成長度合いでここまで走れるので素質はあると思いますし、楽しみな馬だと思います」と話しており、敗れはしたものの今後の期待が高まる1戦となりました。しかし、両前にソエが出てきているため一旦放牧でリフレッシュ、成長を促していく予定です。

ベルファスト

10月7日 東京競馬 第6レース 2歳新馬(芝1600m・牝馬限定)ではベルファスト(牝2・栗東・今野貞一厩舎)がデビュー。馬体重492kgでゲートインすると、まずまずのスタートを切って逃げ馬をマークする4番手でレースを進めます。最後の直線では進路が狭くなりそうな間を縫って進んでいき堂々と先頭に立ちます。このまま先頭でゴール板を駆け抜けるかというところで、後ろから追ってきた勝ち馬につかまり、クビ差の2着でゴールしました。
騎乗した松山弘平騎手は「好位のインのいいポジションを取れたのですが、直線でルメール騎手が外から締めてきたので、仕掛けが早いのはわかっていたのですが、閉じ込められないよう動かざるを得ませんでした。最後に差されたのはワンテンポ早く動いた分だと思います」と話しており、人気馬故に簡単には勝たせてもらえなかった様子です。関東への輸送競馬となりましたがダメージはほとんどない様子で、11月4日(土) 京都競馬 第3レース 2歳未勝利(芝1600m・牝馬限定)を次戦に見据え調整を続けます。

ラオラシオン

10月9日 東京競馬 第1レース 2歳未勝利(ダート1600m)には前走から+2kgの馬体重486kgでラオラシオン(牡2・美浦・斎藤誠厩舎)が出走しました。当日はあいにくの雨模様。芝からのスタートとなるこのコースで突っ張るような走りになりながらも何とか前目のポジションを確保します。5番手で最終コーナーをカーブし懸命に追い上げましたが、進路を切り替えるロスもあり3着に敗れました。
斎藤調教師は「新馬戦を使ってだいぶ気持ちが前向きになっていましたし、レース内容も良かったと思います。結果的に直線だけの競馬になったのでダメージは少なそうです」と話しており、タフな馬体を活かしまだまだ良くなっていきそうです。このまま順調であれば10月22日(日) 東京競馬 第1レース 2歳未勝利(ダート1600m)または10月28日(土) 東京競馬 第1レース 2歳未勝利(ダート1600m)にエントリーを予定しています。

ベランジェール

最後はベランジェール(牝2・美浦・木村哲也厩舎)。10月9日 東京競馬 第2レース 2歳未勝利(芝1600m・牝馬限定)に前走から-2kgの馬体重448kgで出走しました。ややよれるようにゲートを出ると、ダッシュがつかないまま道中は後方を追走します。外を回って迎えた最後の直線ではメンバー最速となる上がり3ハロン35.1秒の脚で先頭に迫ります。一度は先頭に立つ場面もありましたが、勝ち馬に差し返されてしまい半馬身差の2着でゴールしました。
騎乗した北村宏司騎手は「4コーナーで仕掛けると一気に反応して上がっていきました。調教の感じからあんなに反応するとは思わなかったので、早めに先頭に立つ形になってしまい、最後は勝ち馬に差されてしまいました。それでも、長く脚を使っていいところを見せてくれましたし、馬場が良ければもっと頑張れたのではないかと思います」と話しており、懸念していた馬場にも要因があった様子ですがそれでも大きく前進はできました。今後はリフレッシュ放牧を挟む予定ですが、この調子で体力をつけていき次戦こそは最高の結果を見せて欲しいと思います。

出走予定のご案内

続いて前述のグランデスフィーダ・ラオラシオンを除く今週・来週の出走予定をご案内します。

ヴェールアンレーヴ(牝4・美浦・宮田敬介厩舎)は10月14日(土) 東京競馬 第10レース 白秋ステークス(3歳以上3勝クラス・芝1400m)で連勝を目指します。7月の前走は完勝と言える内容で、想像以上に成長した姿を見せてくれました。この夏は北海道で疲れを癒し、万全の状態で当該レースに臨みます。乗り難しい同馬をリーディングジョッキー、川田将雅騎手が続けて手綱を取ってくれる点も心強く、好結果を期待してしまいます。

ホープインザダーク(牡4・栗東・庄野靖志厩舎)はグランデスフィーダと共に10月15日(日) 京都競馬 第7レース 3歳以上1勝クラス(ダート1400m)に出走。前走、ダートに戻り8着と良いとは言えない結果には終わりましたが、自身は徐々に良化傾向にある様子です。距離を短縮し、浮上のきっかけを掴んでくれればと思います。

10月15日(日) 東京競馬 第11レース オクトーバーステークス(L・芝2000m)にはディープモンスター(牡5・栗東・池江泰寿厩舎)が出走。春の天皇賞(GⅠ)で14着に敗れた際、レース後のダメージが想像以上に尾を引きましたが、現在は池江調教師が「めちゃくちゃ成長しており驚いています」と語るほどの成長・充実ぶりを見せています。改めてGⅠ戦線へ名乗りを上げるために、秋初戦から結果が欲しいところです。

グランベルナデット

今週の大一番、10月15日(日) 京都競馬 第11レース 秋華賞(GⅠ・芝2000m)にグランベルナデット(牝3・美浦・大竹正博厩舎)がスタンバイしています。牝馬クラシック路線にはオークスから名乗りを上げるはずも、腸炎により無念の回避。その影響もあってか、復帰戦の紫苑ステークス(GⅡ)も10着と振るいませんでした。しかしながら能力的にも状態的にも問題ないとの判断から、かねてからの目標である本レースに挑戦することになりました。3歳牝馬最後の1冠となり、今年は3冠を目指す絶対女王、リバティアイランドや、ローズステークス(GⅡ)を破格のコースレコードで駆け抜けているマスクトディーヴァ等、強力なメンバーが揃っていますがポテンシャルではグランベルナデットも負けてはいないかと思います。関西遠征も忘れな草賞(L)で克服済みですので、同馬の経験値をフルに活かし、好勝負をしてくれればと願っています。

10月15日(日) 新潟競馬 第12レース 3歳以上1勝クラス(ダート1200m・牝馬限定)にはソナトリーチェ(牝5・栗東・奥村豊厩舎)が出走します。7月の前走、1400m戦はガス欠の様子もあり、改めて距離を短くして中央初勝利を目指します。近頃は良い意味でも悪い意味でも大人しい様子ですので、気合の乗った姿を競馬場では見せて欲しいところです。

来週はまずハーツシンフォニー(セン6・美浦・辻哲英厩舎)が10月21日(土) 新潟競馬 第4レース 障害3歳以上オープン(芝3250m)にエントリーを予定しています。コース適性を考慮し、7月の前走(3着)から焦らず、じっくりと進めてきただけに状態面は良好です。ムラッ気があるのは相変わらずですが、連続で騎乗となる石神深一騎手も特性を理解できているかと思いますので、ここは人馬一体となり2勝目をもぎ取ってくれればと思います。

続いては5か月振りの出走となるタイムトゥヘヴン(牡5・美浦・戸田博文厩舎)。10月21日(土) 東京競馬 第11レース 富士ステークス(GⅡ・芝1600m)で再起を図ります。上半期はコンスタントに重賞戦線にエントリーするも入着が遠く、また夏は暑さにやられ調整が遅れていました。ここのところ涼しくなり、重賞ウィナーとしての動きを取り戻しつつある様子ですが、マイル戦線を賑わす好メンバーが揃いそうなこの1戦では、挑戦者の立場になりそうです。どこまで食い下がれるか、注目が集まります。

また、来週はエンプレスペイ(牝3・栗東・武幸四郎厩舎)も、東京か京都、いずれかの自己条件である2勝クラスのレースに出走を検討しています。北海道で2勝目を挙げた後、同地では4着、8着と足踏みが続いていますが、そのあとの休養期間は充実したものになった様子で、競馬場でも成長した姿を見せてくれそうな予感です。ハナを切るような展開になれば、あっさり3勝目を挙げても不思議はありません。

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お知らせ情報

  • インボイス制度(適格請求書等保存方式)対応のご案内(9月29日配信)
  • 馬名募集開始のお知らせ(10月10日配信)
  • 2023年度追加募集予定馬の1頭を発表(10月11日配信)
  • 【出走確定】グランベルナデット 秋華賞(GⅠ) (10月12日配信)
  • 【出走確定】10月14日、15日(10月12日配信)

以上のお知らせ詳細はこちらからご確認いただけます。

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