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今週は一挙7頭が出走!《会報2024-13号》
いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
バヌーシーのメール会報をお送りします。
クラブ近況と所属馬のレース結果について
現在募集中のマリブピア2022(牝2・父Vekoma・栗東・福永祐一厩舎)は残口数が【約半分】となっております。2月に首に外傷を負い治療を優先したため、来日は5月頭に延期されることとなりましたが、今は従来同様の調教メニューをこなしています。募集は5月31日(金)23時59分までを予定しておりますので、締め切りにご注意ください。出資のご検討にあたっては以下のページもご参考としていただければ幸いです。
マリブピア2022の詳細はこちら
さて、ここからは別途詳報をお届けしたシャンパンポップ(牡3・栗東・武幸四郎厩舎)を除く先週・先々週のレース結果を振り返ります。
まずはビダーヤ(牡3・栗東・矢作芳人厩舎)が3月23日 中京競馬 第2レース 3歳未勝利(芝1400m)に前走から+4kgの馬体重494kgで出走。五分のスタートからスッと先手を取り4番手で最終コーナーをカーブします。直線では他馬を競り落とし一時は先頭に立つシーンもありましたが、最後は差し返されクビ+クビ差の3着でゴールしました。
騎乗した角田大和騎手は「うまく流れに乗れましたし、ムチを打った時の反応が良く勝てたかなと思いましたが、もうひと伸びできませんでした。芝1400mは合っていますし順番はすぐ来ると思いますが、現状でも勝ち切る力はあるので勝ちたかったです」と悔しさを滲ませていました。コンスタントに4戦しましたので、ここでノーザンファームしがらきに放牧に出し、一息入れることになりました。休息後の巻き返しが期待されます。
ラオラシオン(牡3・美浦・斎藤誠厩舎)は3月23日 中山競馬 第10レース 伏竜ステークス(オープン・ダート1800m)に前走から-4kgの馬体重486kgで出走しました。スタートでは若干ダッシュがつかず、序盤は中団のアウトコースを進みます。向こう正面あたりから前との差を詰め、先頭に追い付くと4頭が横一線となる形で最後の直線を迎えます。そこから先に抜け出した馬を追いかけますが及ばず、後方からも交わされ4着でのゴールとなりました。
斎藤調教師は「前の馬のペースになってしまい、勝ち馬に楽な競馬をされてしまいました。あのペースならまくり切っても良かったように思いますし、消化不良のレースになってしまいました」と話しており、展開にも泣かされる敗戦となりました。米国遠征の話は白紙となりましたが、次走を4月27日(土) 京都競馬 第11レース ユニコーンステークス(GⅢ・ダート1900m)に定め、国内の大舞台への挑戦に舵を切ります。
続いてはジーククローネ(牡4・美浦・宮田敬介厩舎)。前走から+10kgの馬体重460kgで3月24日 中山競馬 第7レース 4歳以上1勝クラス(ダート1800m)に出走しました。中団からやや前のポジションを追走し、ジワジワと位置取りを上げつつ最後の直線を迎えますが、先頭はセーフティーリードを保っており、上位争いには加われぬまま7着に敗れました。
騎乗した丹内祐次騎手は「厩舎からは少し距離が短いかもしれないと言われていて、積極的に動かしていったのですが、やはり少し忙しい印象を受けました。4コーナーは前の馬が外に大きく膨れそうだったので、切り替えて内に入りました。あの辺りがスムーズだったら、もう少し着順が上がったのではないかと思います」と話しており、展開に悔いの残る1戦となりました。距離が短いという指摘も考慮し、次走は中1週で4月6日(土) 中山競馬 第8レース 4歳以上1勝クラス(ダート2400m)に出走することになりました。
前走から+4kgの馬体重474kgで3月30日 阪神競馬 第8レース 三木ホースランドパークジャンプステークス(障害オープン・芝3140m)に出走したのはハーツシンフォニー(セン7・美浦・辻哲英厩舎)です。スタート後、最初の障害の飛越に戸惑うような様子を見せ、終始最後方を走る形になります。最後の直線でバテた2頭を交わしたものの、良いところは見せられず9着に敗れました。
騎乗した石神深一騎手は「一つ一つの障害が高いため上に飛んでしまい、飛越の度に前に促さなければいけなかったので大変でした。中京や新潟が合っていると思いますし、馬も楽だと思います。噛み合えば着順は上げられそうです。今日は単純にコースが向いていなかったと思います」と話しており、高い障害は課題となります。次走は新潟の最終週に予定されている障害オープンを目指す予定で、リフレッシュ放牧を挟み調整を続けます。
レイデラルース(牡3・美浦・手塚貴久厩舎)は3月30日 中山競馬 第9レース 山吹賞(3歳1勝クラス・芝2200m)に前走から+6kgの馬体重492kgで出走しました。好スタートを切ると少し促しつつ3番手のポジションを確保。そのままレースを進めますが勝負所でペースが速くなると番手を落としてしまいます。最後まで挽回を試みましたが上位争いに加わることはできず、先頭と0.5秒差の9着に敗れました。
手塚調教師は「結果は良くなかったですが、ジョッキーはいい競馬をしてくれました。中間の雰囲気や口向きがあまり良くなかったことを考えると、ある程度の位置を取って馬群の中で競馬ができたのは収穫だったと思います」と話しており、一定の成果はあった様子です。ダートへの転向も視野に入る同馬ですが、今回の走りから次走はもう一度芝のレースを試すことになりました。4月20日(土) 東京競馬 第9レース 新緑賞(3歳1勝クラス・芝2300m)を目標とし、調整を進めます。
続いてはタイムトゥヘヴン(牡6・美浦・戸田博文厩舎)。3月30日 中山競馬 第11レース ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ・芝1600m)に前走から-6kgの馬体重488kgで出走しました。ややタイミングが合わず最後方を追走。ジワジワとポジションを上げ12番手で最後の直線を向くと空いたインコースを突いて前を狙います。メンバー最速となる上がり3ハロン33秒6の末脚を披露したものの、先行勢を脅かすことはできず6着に敗れました。
騎乗した北村友一騎手は「久々に乗りましたが具合が良く、衰えるどころか以前より良くなったようにすら感じました。ゲートや勝負所の反応が鈍くて置かれ気味になってしまいましたが、最後は内からよく伸びていました。以前は一瞬のスピードがあったのですが、年齢を重ねて少し反応が鈍くなっており、その点を考えると距離はもう少しあった方がいいかもしれません」と同馬を評価していました。騎手のコメントも考慮し、次走はリフレッシュ放牧を挟んだのち東京の1800m、エプソムカップ(GⅢ)を目標にすることとなりました。
ラストは大舞台に挑んだエブリワンブラック(牡7・川崎・山崎裕也厩舎)。4月3日 川崎競馬 第11レース 川崎記念(JpnⅠ・ダート2100m)に前走から+14kgの馬体重501kgで出走しました。スタートではダッシュがつかず、序盤は後ろから3番手の位置取りに。1週目は順調な追走を見せていましたが、ペースが上がり始めると徐々に後れをとることになり最終コーナーを最後方でカーブすると、前を交わすことはできず11着に敗れました。
山崎調教師は「プラス体重はチャンピオンヒルズで鍛えられた分だと考えていましたが、結果的には少し太かったです。毛づやが良く今は体調がいいので、使って上向いてくれればと思います。この後は4月末からの船橋開催に2200mの番組がありますので、入れば使いたいと考えています」と話していました。休み明けを叩いた後の次走では変わり身を見せてほしいところです。
出走予定のご案内
続いては前述のジーククローネを除く今週・来週の出走予定をご案内します。
まずはウィープディライト(牡3・栗東・池添学厩舎)が4月6日(土) 阪神競馬 第5レース 3歳1勝クラス(ダート1800m)で2勝目を目指します。前走のすみれステークス(L)では良いところなく敗れました。現状、芝の瞬発力勝負だと分が悪いことが分かりましたのでこのタイミングで一度ダートを試すことになります。同馬は以前から池添調教師が「ダートでめちゃくちゃ走りそう」と評価しています。ダートのキックバックを嫌がらず気分よく走れれば、あっさりこのクラスを突破しても不思議はありません。
続いては休養明けとなるヘヴンズクライ(牡3・美浦・大竹正博厩舎)。4月6日(土) 福島競馬 第7レース 3歳未勝利(芝2600m)に出走します。奥手のタイプと評される同馬が、少しずつ体つきに成長の余地が見られるようになってきました。調教では賢さをのぞかせていますので、これまでの出走経験を活かし前進する姿を見せて欲しいところです。
4月6日(土) 中山競馬 第8レース 4歳以上1勝クラス(ダート2400m)には前述のジーククローネの他にトゥザヒロイン(牝5・美浦・辻哲英厩舎)がエントリーしています。直近では同舞台のレースで人気薄ながら連続で3着に入っており、適性の高さを見せています。前走の疲れも感じさせず順調に来ていますので、久々の2勝目が期待されます。
4月6日(土) 福島競馬 第12レース 4歳以上1勝クラス(芝1200m) にスタンバイするのはエールトゥヘヴン(牡5・美浦・戸田博文厩舎)です。前走から距離を短縮しスプリント戦線に戦いの場を移すことになりました。レースの疲れもなく元気いっぱいな様子を見せていますので、一変が期待されます。
続いては4月7日(日) 福島競馬 第8レース 4歳以上1勝クラス(芝2600m)に出走するモルトヴェローチェ(牡4・美浦・大竹正博厩舎)です。前走は道中の走りは良かったものの、追ってからは伸びきれませんでした。勝負所のスピード不足を補うために距離を延長して臨みます。昨年の福島芝2600mで4戦して1勝、2着2回とコース相性の良い菱田裕二騎手を鞍上に迎え、前進を狙います。
転厩初戦を迎えるのはバックスクリーン(セン5・栗東・緒方努厩舎)。4月7日(日) 阪神競馬 第8レース 宝塚市制70周年記念(4歳以上2勝クラス・ダート1800m)に出走します。前走の結果(16着)を受け、環境を大きく変えることで前進を図ることとなりました。体の使い方を良くする目的で障害練習も取り入れながら調整していますが、何かキッカケを掴んで好調時の走りを取り戻せるか注目です。
来週はまずドリームクルーズ(牝3・美浦・戸田博文厩舎)が4月13日(土) 中山競馬 第5レース 3歳未勝利(芝1600m)に出走予定です。直近で、4着、3着と続きレースに慣れた様子が結果からも見てとれます。勝ち切れない点がもどかしくはありますが、心身ともに充実ぶりを見せている今回は、待望の初勝利を期待してしまいます。
最後はセットリスト(牝5・栗東・畑端省吾厩舎)。4月14日(日) 阪神競馬 第8レース4歳以上1勝クラス(ダート1400m)に出走予定です。前走は抜群の仕上がりを見せるもレースでは伸びず8着に敗れています。今回は距離を短縮し、後ろから差す競馬を試すことで気持ちの面で活力を取り戻してくれればと思います。
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お知らせ情報
- シャンパンポップ、3歳未勝利の勝ち馬写真予約販売開始(3月29日配信)
- 【出走確定】4月6、7日(4月4日配信)
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