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重賞から未勝利戦まで、全国各地で多々出走!《会報2024-22号》
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バヌーシーのメール会報をお送りします。
クラブ近況と所属馬のレース結果について
現在募集中のマリブピア2022(牝2・父Vekoma・栗東・福永祐一厩舎)ですが、このたび「マリブオレンジ」に馬名が決定いたしました。馬名を考案ならびにご投票頂いたお客様に、改めて御礼を申し上げます。
同馬は現在、吉澤ステーブルWESTで調整を重ねています。場長は「まだ幼児体形で体ができていないため、息遣い的に坂路も上げられると思いますがじっくり乗っています。この馬はまだ体ができておらず、休ませると単純に体が緩むのでペースを上げずに乗り続けて成長を待とうと思います。体の使い方が柔らかくて遊びがあるので、このままいけば1800mくらいまで持ちそうなイメージです」と話しており、気性の悪さを見せず順調に調整が進んでいます。募集は2024年6月30日(日)までとなっており、随時「ホースマン情報局」等で近況を掲載する予定ですので、締切にも注意のうえ、出資をご検討いただけますと幸いです。
マリブオレンジの詳細はこちら
さて、ここからは別途詳報をお届けしたドリームクルーズ(牝3・美浦・戸田博文厩舎)を除く先週・先々週のレース結果を振り返ります。なお、6月13日に出走したエブリワンブラック(牡7・川崎・山崎裕也厩舎)の詳報は、次号にてお届けいたしますので、あらかじめご了承ください。
まずは5月30日 名古屋競馬 第9レース B6組(ダート1500m)に前走から-2kgの馬体重478kgで出走したグランスエーニョ(セン6・名古屋・川西毅厩舎)です。前走同様に先行集団に取り付いてレースを進めますが、隊列が固まらずせわしない展開を嫌ったか、勝負所でペースが上がると追走に苦労する様子を見せます。だんだんと位置を下げると、盛り返せず9着に敗れました。
レース後、川西調教師は「リズムが悪かった、それだけです。前回は相手が弱く、リズムも良かったのでいい感じで走れましたが、今日は様々なリズムの悪い面があって走るのをやめてしまいました。クラスの壁があったと悲観はしていません。このクラスならやれると思っていますし、あとはもっと馬を良くしていきたいです」と話していました。気分よく走れればパフォーマンスは向上するかと思いますので、改めて次走に期待ができればと思います。
6月1日 京都競馬 第1レース 3歳未勝利(ダート1400m・牝馬限定)には2頭が出走しました。まずは前走から増減なしの馬体重486kgで出走したベルファスト(牝3・栗東・今野貞一厩舎)です。初めてのダートに臆することなく先団に取り付き、5番手で最終コーナーをカーブしていきますが徐々に先頭との差が開いてしまいます。食らいついていきたいところですが伸びあぐね、着順を上げられず7着に敗れました。
今野調教師は「馬体は使って良くなっていましたし、毛づやが良く体調は良さそうだと感じていましたが、疲れが残っていたという騎手の指摘がありました。使って良くなっているだろうと思いましたし、勝ち切るにはしっかり負荷をかけなければと考えていましたが、裏目に出てしまいました」と話しており、体力がまだ伴っていない様子です。まずは一度放牧に出て疲れを取り、次走の検討に入ります。
もう1頭は前走から+2kgの馬体重412kgで出走となったリーゼダムール(牝3・栗東・辻野泰之厩舎)です。スタートでダッシュがつかず後方からの競馬となるも、勝負所で徐々に位置取りを上げていき、最後の直線では前残りの展開となる中で猛然と追い込んできました。しかし、上位勢に迫るまでは至らず8着に敗れました。
辻野調教師は「着順だけ見れば良くないですが、前の馬を抜こうとしていましたし、最後まで走り切れました。馬体も良くなっていますし、厩舎としても成長を感じています。使っていって良くなるタイプではないですし、優先出走権を取れなかったので、また少し間隔を空けてフレッシュな気持ちで、向いているカテゴリーで走らせる方がいいかなと考えています」と話しており、少なからず収穫はあった様子です。心身共にレース後もよい状態を保てており、このまま出走できるレースを探りながらにはなりますが翌週のレース出走を視野に入れています。
6月1日 東京競馬 第7レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m)に前走から+4kgの馬体重468kgで出走したのはエールトゥヘヴン(牡5・美浦・戸田博文厩舎)。好スタートから前を主張する馬を行かせ、インコースの7番手で最後の直線を迎えますが、前が詰まってしまい、外への進路変更を余儀なくされます。挽回を図りますがロスを取り戻せず、10着に敗れました。
騎乗した丹内祐次騎手は「進路取りを間違えました。前の馬がもたれて前が開いたところを抜け出そうとしたのですが、戻ってきてしまい抜け出せなくなってしまいました。追い切りに毎週乗って具合の良さを感じており、スムーズだったらいい勝負になったと思います」と話していました。走り切っておらず元気いっぱいなことから、6月16日(日) 東京競馬 第12レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m)に向かうことになりました。
ディープモンスター(牡6・栗東・池江泰寿厩舎)は前走から+4kgの馬体重468kgで6月1日 京都競馬 第11レース 鳴尾記念(GⅢ・芝2000m)に出走。インコースの好位を進みますが、久しぶりの実戦ということも影響したか、道中では行きたがる様子を見せ折り合いに苦労します。3番手で最終コーナーをカーブすると、しぶとく脚を伸ばし先頭に並ぶようなシーンを見せるも、末脚を伸ばした馬達に交わされ、5着でゴールしました。
池江調教師は「最終追い切り同様に少し力みがありました。状態が上がり切っていない中でバランスを崩して走っているためだと思いますので、リフレッシュを入れてケアをしたいです。調教からしんどい思いをさせてしまい、競馬もしんどかったと思いますので、しっかり疲れを取ってあげたいです」と話しており、状態面が心配されますが現状では特段問題はありません。放牧に出て疲れをとり、次こそは重賞のタイトルをゲットしてくれればと思います。
6月8日 函館競馬 第7レース 3歳以上1勝クラス(芝2000m)には前走から+10㎏の馬体重466kgでジーククローネ(牡4・美浦・宮田敬介厩舎)が出走。道中は隊列のちょうど真ん中あたりを進みますが、勝負所でペースが上がっていくと後れを取ってしまいます。後方から追い上げを試みるも脚色は他馬と変わらず、12着に敗れました。
宮田調教師は「エンジンのかかりが遅い馬なので、まくってきた馬と一緒に仕掛けていっても良かったと思いますが、直線でも脚を使えなかったことを考えると何か工夫が必要だと思います。まずはブリンカーやチークピーシーズを着けて反応を見たいと思います」と話しており、状態面は問題がないためこのまま連闘で6月15日(土) 函館競馬 第10レース 奥尻特別(3歳以上1勝クラス・芝2000m)に挑むこととなりました。
モルトヴェローチェ(牡4・美浦・大竹正博厩舎)は6月8日 函館競馬 第9レース 駒ケ岳特別(3歳以上1勝クラス・芝2600m)に前走から+8kgの馬体重464kgで出走。大外枠から内に寄せつつ中団からやや後方でレースを進めます。勝負所に差し掛かるにあたり同馬も動いていきますが、騎乗した佐々木大輔騎手が「4コーナー手前で他馬に強引に前に入られ、脚が引っかかって落馬しかけてしまいました」と話すように不利を受けてしまい、後方のまま8着に敗れました。
不利に加え大竹調教師は「勝負所で置かれ気味になるウィークポイントを抱えた馬なので、多頭数の大外枠という条件は厳しく、いろいろと条件がそろわないといけないと感じました」と話しており、条件が合わなかった面も大きい様子です。北海道に遠征をしていることもあり続戦したいところではありますが、兼ねてからの懸念である脚元に張りが見られることからこれを断念し一度美浦に戻り、経過を観察していくことになります。
6月9日 京都競馬 第4レース 3歳未勝利(芝1600m)には前走から+6kgの馬体重400kgでツキヨノウサギ(牝3・栗東・奥村豊厩舎)が出走しました。スタートで立ち遅れ後方からの競馬になりましたが、勝負所でじわじわと位置取りを上げ最後の直線では馬群の間を縫って追い込みを見せます。しかしながら上位争いに絡むことはできず、7着に敗れました。
奥村調教師は「発馬が安定しないので1600mを選択し、距離を延ばしたことでもう少しポジションを取れるかと思いましたが、今回も後ろからになりました。この距離で差し込んでくるだけの体力がまだ備わっていないようで、結果的に距離延長でいい方へは導けませんでした」と話しており、体力面はまだ課題として残ります。在厩のまま様子を見つつ、出走できるレース、適性を見極め勝ち上がりを目指していきます。
ヘヴンズクライ(牡3・美浦・大竹正博厩舎)は6月9日 東京競馬 第4レース 3歳未勝利(芝2400m)に前走から-6kgの馬体重414kgで出走しました。前走出遅れたスタートを無難にこなすと押して進出し、3番手で道中を進んでいきます。最後の直線では外側から追い込みを図りますが、坂を上ったあたりで苦しくなり後退、そのまま10着に敗れました。
大竹調教師は「結果的に東京コースがあまり合わず、もう少しじっくり運んだ方が良さそうというジョッキーの感想でした。ただ、スタートは出てくれましたので、行き脚をつけた経験は今後につながってくると思います」と話しており、今後は5着の実績がある2600m戦を本線に勝ち上がりできる条件や戦法を模索していくことになりそうです。
ラストはタイムトゥヘヴン(牡6・美浦・戸田博文厩舎)です。6月9日 東京競馬 第11レース エプソムカップ(GⅢ・芝1800m)に前走から-4kgの馬体重484kgで出走しました。いつも通り後方待機策で最後の直線勝負に懸けますが、この日は末脚を見せることなく後方のまま、15着に敗れました。
騎乗した北村友一騎手は「チークピーシーズを着けたことで返し馬から行きっぷりが良く、レースでもいい方に出てくれればと思ったのですが、前進気勢が強くなりすぎて脚がたまりませんでした。馬には活気がありましたし、もともとオンとオフの切り替えができるタイプなので、条件と走りのリズムが噛み合えばまだ頑張れると思います」と話しており、諸々が裏目に出た格好です。今後は若干の休養を挟みますが、昨年、長距離輸送が堪えて復帰に時間を要したことから在厩のまま調整することとなりました。現状は8月中旬の関屋記念(GⅢ)を目標にしています。
出走予定のご案内
続いて前述のジーククローネ・エールトゥヘヴン・リーゼダムールを除く今週・来週の出走予定をご案内します。
まずは6月15日(土)東京競馬 第11レース 多摩川ステークス(3歳以上3勝クラス・芝1400m)に出走するヴェールアンレーヴ(牝5・美浦・宮田敬介厩舎)とアバンチュリエ(セン5・美浦・大竹正博厩舎)です。ヴェールアンレーヴは前走はダート替わりで前進を図るも16着に敗れ、再び芝の舞台で巻き返しを目指します。渋った馬場をむしろ得意としていますので、この時期の天候も味方につけ少しでも上の着順を目指してくれればと思います。
アバンチュリエは前走は9着と着順こそ良くない状況でしたが、勝ち馬とは0.4秒差に迫り復調の気配を見せています。新馬勝ちを果たした際の鞍上、柴田善臣騎手と久しぶりにコンビを組みます。円熟味を見せる人馬のパフォーマンスに期待が集まります。
続いては障害初出走となるシャンドゥレール(セン4・美浦・国枝栄厩舎)。6月16日(日) 東京競馬 第1レース 障害3歳以上未勝利(ダート3000m)にチャレンジします。レースを自分で止めてしまう面が目立つため、障害練習を経て人間の指示に従って頑張るように調整を行ってきました。飛越のセンスは悪くない様子ですので、最後まで集中して無事に走り切ってくれれば、結果もついてくるものと思います。
ビダーヤ(牡3・栗東・矢作芳人厩舎)は6月16日(日) 京都競馬 第8レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m)に出走。5月18日の未勝利勝ち後は放牧に出ていましたが、体へのダメージは少なく、脚元に問題もないため短期での戦線復帰となりました。晩成と目される同馬ですが、関係者が皆ここにきて成長していると評価しており、昇級初戦になりますが、前走以上のパフォーマンスを見せることも十分に可能かと思います。
同厩のミスティックロア(牡4・栗東・矢作芳人厩舎)は6月16日(日) 東京競馬 第11レース スレイプニルステークス(OP・ダート2100m)にエントリー。前走は完勝と言える強い競馬を見せてくれましたが、昇級戦となる今回は相手関係も強化されるうえに、不得手とされる左回りと懸念材料は少なくありません。レースを使って状態は上がっているとのことなので、勢いを味方に諸々の不安を払拭する走りを見せてくれればと思います。
なお、来週はバスティオン(牡3・美浦・西田雄一郎厩舎)が函館の芝1800mか芝2000mで出走を予定しています。2月のデビュー戦(10着)でのレース後に鼻出血が認められましたが、その後の経過は良好で早くから北海道に移動し調整を進めてきました。調整中に左飛節後腫を発症したり、また兼ねてからの懸念である鶏跛、大型馬であるが故の脚の負担等、心配な点は少なくありませんが、調教は良く動いておりますので、一変を期待したいところです。
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お知らせ情報
- ビダーヤ、3歳未勝利の勝ち馬写真販売開始(5月31日配信)
- 交付書面改訂のお知らせ(6月4日配信)
- ミスティックロア、桃山ステークスの勝ち馬写真販売開始(6月7日配信)
- ドリームクルーズ、3歳未勝利の勝ち馬写真予約販売開始(6月7日配信)
- マリブピア2022の競走馬名決定(6月11日配信)
- 【出走確定】6月15、16日(6月13日配信)
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