タイムトゥヘヴンがGⅠレースで躍動!《会報2024-42号・特別号》

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11月17日 京都競馬 第11レース マイルチャンピオンシップ(GⅠ・芝1600m)に出走したタイムトゥヘヴンを振り返るべく、会報特別号をお届けいたします。

大舞台でメンバー中最速の上がり3ハロンの末脚を披露!

タイムトゥヘヴンの競馬場における画像

前走こそ15着だったものの、2走前の京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ・芝1600m)では鋭く追い込んで2着に入ったタイムトゥヘヴン(牡6・美浦・戸田博文厩舎)がGⅠ、マイルチャンピオンシップ(芝1600m)にエントリーしました。振り返ると同馬が初めてGⅠレースに挑戦したのは3歳春のNHKマイルカップ(芝1600m)でした。この時は最後の直線で進路が狭くなる不利があったものの6着と健闘しましたが、今回は古馬になって初めて挑むGⅠレースとなります。秋のマイル王決定戦ということもあり、前年の同レース覇者のナミュール、前年のエリザベス女王杯を勝ち6戦4勝2着2回と安定した成績を収めているブレイディヴェーグ、マイルGⅠレースの常連で重賞3勝を挙げているソウルラッシュ、欧州のマイルGⅠレースで3勝を挙げイギリスからの参戦となったチャリン等、強力なメンバーが揃いました。

有力馬に戦績では及びませんが、タイムトゥヘヴン自身の武器である末脚を生かす競馬ができれば、幾ばくかのチャンスはあるはず。今週の追い切りでは美浦ウッドチップコース6ハロン79秒4、しまい12秒0のタイムをマークし、仕上がりは上々。挑戦者である同馬は心地よい緊張感に包まれ、大舞台のスタートに立ちました。

ゲートが開くと1頭が大きく出遅れた以外ほぼ揃ったスタートとなる中、タイムトゥヘヴンも無難に出ると予定どおり後方に構えます。逃げた馬が後続をやや離してレースを引っ張り、少し縦長の展開となる中、1番人気のブレイディヴェーグは中団に控えます。これをナミュールが内から交わしていったあたりで、隊列が前半3ハロンを通過した際のタイムは33秒8。淡々としたペースになりました。その後は隊列に大きな変動はありませんでしたが、勝負所に差し掛かり各馬がペースアップすると逃げ馬のリードが一気になくなり、凝縮した馬群が4コーナーに殺到します。迎えた最後の直線では、荒れたインコースを避けた馬達が外から末脚を伸ばしますが、中でもソウルラッシュの脚色が際立っていました。力強く抜け出すと、すぐに後続を突き放します。一方、最後方の位置で4コーナーをカーブしたタイムトゥヘヴンは大外から追い出しを開始すると、メンバー最速の上がり3ハロン33秒5の末脚で迫ります。上位との差をグングン縮めていきましたが、一歩及びませんでした。勝ち時計1分32秒0でゴールに飛び込んだソウルラッシュから0.6秒差の7着でタイムトゥヘヴンはゴールしました。

騎乗した柴田善臣騎手は「この形の競馬しかできないですが、それが一番パフォーマンスが上がるので今後も貫きたいです。左回りでもいい走りができることもありますが、右回りの方が操縦性が高く動かした時に瞬時に反応できるので、メンバーが強くなるほど右回りにこだわった方がいいように思います。本当に頑張って走ってくれましたし、まだまだやれるのを見せられました」と振り返っていました。戸田調教師は「このメンバーでも十分にやれましたし、まだまだ元気です。はまり待ちのような競馬にはなってしまいますが、間違いなく能力はありますし、今日ももう少し各馬がタイトにコーナーを回ってくれたら、もう少し内を回れたので2着もあったと思います。馬が若く最近はさらにうるさくなってきたのでまだ走れますし、大きいところを狙っても恥ずかしくない馬です。直線は見ていて大きな声が出ましたし、伸びてくれて本当に感動しました。今後も大事に大事にやっていき、また重賞を取りたいと思っていますし、GⅠで上がり最速を出せるくらいなので、胸を張って大きい舞台を狙いたいです」と話していました。

6歳の秋を迎えても衰えるどころか、GⅠレースで見せ場たっぷりのレースを披露し、充実ぶりをアピールしたタイムトゥヘヴン。今後については馬体や脚元等を見つつ、改めて検討することとなりますが、今後も大きな舞台で躍動する彼の姿を夢見てしまいます。引き続きタイムトゥヘヴンに温かいご声援をいただけますと幸いです。

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