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所属馬ニュース
【アバンチュリエ】
世代一番乗り、クラブ史上最速の6月のデビュー勝ち
2021/6/27 2歳新馬 1着
アバンチュリエが1番人気に応えデビュー勝ちを収めました。落ち着いた様子でゲートに収まると、ゆっくりとしたスタートから後方で脚をためました。直線を11番手で迎えると、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、メンバー最速となる上がり3ハロン33.8秒の末脚を披露。他馬をまとめて抜き去って残り200mほどで先頭に立ち、1馬身半差で押し切りました。
柴田善臣騎手は「スタートは一息だったのですが、他馬と一緒に出ていたら引っかかっていたと思うので、ちょうど良かったのかなと思います。調教に乗って、前の馬との間隔を空けると追いかけてしまう感触があったので、馬の後ろにぴったりつけて運びました。道中は我慢できていましたし、直線ではいい脚を使ってくれました」と振り返りました。
ハミの取り方が難しいところを踏まえ、ノーザンファーム天栄、厩舎で修正を試みてきました。大ベテランの柴田騎手には追い切りで感触をつかんでもらい、実戦でスムーズに能力を発揮することができました。アバンチュリエに寄り添ってくれたホースマンたちが導いてくれたデビュー勝ちでした。
多くの活躍馬が出ている2歳6月の東京開催で新馬勝ちを飾り、次は新潟2歳ステークスを目指す予定です。アバンチュリエはフランス語で「冒険者」の意。重賞で結果を残すことができれば、縦横無尽の動きからますます目が離せなくなることでしょう。