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【ディープモンスター】
クラシック最終戦、春のリベンジへ

ディープモンスター クラシック最終戦、春のリベンジへ

クラシック最終戦、菊花賞にディープモンスターが出走します。皐月賞は確かな末脚を披露したものの追い込みきれず7着。日本ダービーは早めに動いたためか、いいところを出せず16着に敗れました。悔しい結果に終わった春の無念を晴らすべく、3000mの舞台に挑みます。

ダービー出走後は北海道の吉澤ステーブルで英気を養い、9月22日に帰厩しました。1週前追い切りでは本来の動きが見られませんでしたが、レース当週の10月20日には鋭い動きを誇示。「しまいは切れました。素晴らしい走りをしますし、やっぱりいい馬ですよ。楽しみを持って乗ります」と騎乗した武豊騎手をうならせました。

調整が遅れたため、前哨戦を使えず約5か月ぶりの実戦となります。スタミナが求められる長距離戦において楽なローテーションではありませんが、池江泰寿調教師は「いいところに筋肉が付いて春より大きく見せます。潜在能力なら負けていないと思っていますし、長距離は騎手の腕がモノをいいますのでユタカマジックに期待しています」と望みを捨てていません。

菊花賞最多の5勝を挙げている武豊騎手は、春からディープモンスターに惚れ込んできました。放馬や落鉄など競馬場でのアクシデントもありましたが、様々な経験を積み、人馬の一体感は高まっています。名手が底知れぬ魅力を感じているこの馬なら、前例を覆す結果が出ても不思議はありません。

ディープモンスター 菊花賞に向けた動画
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