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所属馬ニュース
【エールトゥヘヴン】
距離短縮で鮮やかな末脚を披露
2021/12/19 2歳未勝利 1着
エールトゥヘヴンが4戦目で勝ち上がりを決めました。序盤は他馬の出方を見ながら中団に構え、残り800mから徐々に進出を開始します。4コーナーで大外から先頭集団に並びかけると、抜群の手応えのまま先頭に立ち、そのまま後続を抑えました。
田辺裕信騎手は「まだ馬が幼く、走りも非力な印象を受けましたが、いかにも切れる馬だなと感じました。しまいはいい脚でしたし、マイルよりもう少し長くてもいけるんじゃないかという感触でした。先生の期待が大きい馬なので、まずは少し応えられて良かったです」と振り返りました。
母キストゥヘヴン、全兄タイムトゥヘヴンも管理した戸田博文調教師は、厩舎ゆかりの血統の勝利に「距離を詰めたのも良かったと思いますが、福永祐一騎手が競馬を教えてくれたことがすごく生きているように感じます。田辺騎手も慌てず馬のリズムを重視して乗ってくれたので、しまいはこちらが思っていた通り弾けてくれました」と目を細めました。
1歳上の全兄タイムトゥヘヴンは、中山マイルのGII・ニュージーランドトロフィーで2着に食い込みました。牧場時代には兄以上とも評された素質馬。待望の初勝利を挙げましたが、まだまだ満足するわけにはいきません。兄弟で切磋琢磨しながら、高みを目指して走り続けます。