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【ミスティックロア】
着差以上の完勝で、いざ重賞戦線へ

ミスティックロア 京都10R・桃山ステークス 1着

2024/5/25 京都10R・桃山ステークス 1着

ミスティックロアが2連勝でオープン入りを決めました。序盤は後方でじっくりと運び、3コーナー過ぎに進出を開始。外から一気に押し上げて5番手で直線を迎えると、ラスト100mで先頭に立ち、2着馬の追撃を首差で抑え込んで通算4勝目を挙げました。

坂井瑠星騎手は「かぶされる危険があったのでねじ伏せる競馬をする方がいいと思いました。早めに先頭に立つのが嫌でしたし、休み明けの反応の悪さもあってモタモタしましたが、抜かれる感じはありませんでした。前回より出来は良かったですが、休み明けの分明らかに緩さがありました。ただ、パドックで少し歩けましたし、返し馬が終わってからも少し歩けました。気性面の成長をすごく感じることができて収穫のあるレースでした」と1番人気に応え、安堵の表情を浮かべました。

矢作芳人調教師は「登録が出た時にメンバー的に負けられないと思っていましたし、上がっていった時に大丈夫だなと思いました。スタッフは使い詰めは良くないので大事にいってフレッシュな状態で育てたいと言っていますし、その通りだと思います。ただ、今日のように休み明けの緩さがありながらぶん回して勝てるほどオープンは甘くないので、いい緊張感を持ちながら牧場と連携を取り、間隔を長く空けずに競馬を使っていくのが理想だと考えています」と今後を展望しました。

次走は未定ですが、7月7日の小倉11R・プロキオンステークス(ダート1700m)が候補に挙がっています。昨夏のGIII・レパードステークスでは14着と大敗しましたが、その後は着実にキャリアを重ねて3勝クラスをノンストップで通過しました。軌道に乗った今なら、重賞の壁に跳ね返されることはないはずです。

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