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夏の終わりにクラブ馬が各地で躍動!《会報2026-29号・特別号》

いつもDMMバヌーシーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
8月29日 札幌競馬 第11レース 札幌日刊スポーツ杯(芝2000m)においてレジェンドシップが、8月29日 新潟競馬 第10レース 3歳以上1勝クラス(芝1400m)においてライネリーベが、それぞれ勝利を収めました。
優勝記念として、会報特別号をお届けいたします。出資者の皆様、おめでとうございます。

今度は逃げ切って北の大地で連勝

レジェンドシップ

札幌競馬場での滞在調整が功を奏し、前走で3年2か月ぶりの勝利を挙げたレジェンドシップ(セン6・栗東・佐藤悠太厩舎)。連勝を狙うべく、中2週で同条件に狙いを定めて調整を続けてきました。環境に慣れたことから一時は気持ちの面に難しさが見られましたが、厩舎スタッフの丁寧な馬づくりもあって、前走同様の状態にまで回復させることができました。パドックには前走比プラス6kgとなる454kgで登場。テンションが高ぶりすぎることもなく落ち着いて周回し、無事に5枠8番にゲートインしました。

ダッシュがつかず後方からになった前走とは異なり、きっちりとスタートを決めて馬なりのまま先頭へ。後続を1馬身ほど引き離して逃げると、鞍上の浜中俊騎手は平均ペースでエスコート。絶妙なラップを刻みつつ、十分な手応えを残して直線へ向きました。開催後半ということもあってライバルたちは外を回して追い上げを図りましたが、レジェンドシップは内ラチ沿いを選択。持ち前のタフさで荒れた馬場を難なくこなし、一気に逃げ切り態勢に入りました。後方からバルティカが伸びてきましたが、すでにセーフティーリード。1馬身半差をつけ、鮮やかな逃げ切りで連勝を飾りました。

前走に続いて手綱を取った浜中騎手は「返し馬でキャンター(駈歩)を出した瞬間に素晴らしい状態に感じたので、強気に乗ると決めました。ペースが速くなりそうにないメンバー構成で、なおかつ今日は差しが決まっていたので、みんなそこまで出していかないだろうと読み、ゲートを出たらハナも考えていました。スローでは行きたくなかったので、持久力勝負になるように淡々とペースを刻みました。勝負所できっちり反応してくれて会心のレースができたと思います」と笑顔を弾ませました。

佐藤悠太調教師は「馬の頑張りと騎手の判断、そして何より調整してくれた厩舎スタッフのおかげで勝てました。担当スタッフは園田で働いた経験があり、競馬場での調教のやり方を熟知していて見事に結果を出してくれました。浜中騎手も状態の良さを褒めてくれましたし、中2週にもかかわらず状態を上げてくれたスタッフに感謝しています。この勝利に関して、調教師は何もしていません。周りのみんなに勝たせてもらったと思います」と周囲への感謝を口にしていました。

3年以上も勝利から遠ざかっていましたが、ここに来て鮮やかな連勝を決めてみせました。佐藤調教師は「浜中騎手から今の札幌の馬場適性が抜群にあると言われたので、連闘にはなりますが、9月6日の札幌11R・丹頂ステークス(芝2600m)に登録したいです」と強気のローテーションを口にしました。登録頭数が多く、出走できるかは流動的ですが、秋以降も楽しみは続きます。完全に軌道に乗ったゴールドシップ産駒は、まだまだ夢を見せてくれそうです。

思い出の越後路で1年ぶりとなる2勝目

ライネリーベ

昨年8月の新潟最終週で実質ラストチャンスをものにしたのを最後に、丸1年勝利から遠ざかっていたライネリーベ(牝4・美浦・木村哲也厩舎)。昇級後は大崩れこそしていなかったものの、コース形態や馬場などが合わなかったこともあり、勝ち切れませんでした。前走後はノーザンファーム天栄に放牧に出てリフレッシュ。レース1か月前に美浦トレセンへ帰厩し、順調に調教を重ねて態勢を整えました。無事に新潟競馬場への輸送をこなし、前走比マイナス6kgの426kgで5枠9番にゲートインしました。

五分のスタートを決め、二の脚も速かったものの、C.ルメール騎手は無理をさせず5番手に控えました。初勝利を挙げた時と同様に、外めをリズム良く走って4コーナーを通過。スピードを乗せながら直線を迎えました。鞍上は馬場のきれいな外へスムーズにエスコートすると、手綱を押して前を射程圏に入れました。その合図に応えてさらに加速し、並ぶ間もなく先行勢をかわし去って残り約150m地点で先頭へ。必死に追いすがる2着馬を寄せ付けず、快勝劇を演じました。

ルメール騎手は「スタートが良く、すんなりとスピードに乗ってくれました。いいポジションで運ぶことができましたし、直線ではいい脚を使ってくれました。体が軽い馬なので馬場は問題なかったですし、距離の1400mもぴったりでした。勝てて良かったです。ありがとうございました」と涼しい表情で振り返りました。

木村哲也調教師は「新潟芝1400mは初勝利を挙げた舞台ですし、前走の内容からもちょうどいい条件だと感じていたので、勝つことができて良かったです。この後に中山で走らせることは考えていないので、レース終了後は新潟から直接ノーザンファーム天栄に移動させました。様子を見ながら次のレースを考えたいと思います」と最高の結果に安堵した様子でした。

2着馬につけた着差は2馬身半。ここではものが違うと言わんばかりの走りを見せつけました。青葉賞を制した半兄スキルヴィングなど、近親に重賞勝ち馬がずらりと並ぶ良血馬。今回の走りができれば、クラスが上がっても輝きを放ってくれそうです。

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